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サッカー撮影27(歓喜の刻 その2) [サッカー撮影]

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前回は、こんな歓喜のシーンを撮れるのは少ないと書きました。概して昨今は、感情を外に対して大きく表す子供たちが少ないこと、それを恥ずかしいと感じる子達が少なくないこと、等が背景にあると思いますが、選手自身が勝負の場である試合で、「まだ試合が終わった訳ではない」「こんなところで満足してはいけない」「もっと上を目指しているのに浮かれてはいけない」という、自戒的な側面を自らに課していることも、こんな歓喜の表現が貴重である理由かもしれません。しかし、チームメイトと喜びを共にする姿は、チームスポーツならではの素晴らしさだと思います。

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サッカーは、ロースコアーゲームだと書きました。両チーム22人の選手が汗みどろになって走りまわっても、1点か2点しか入らないのが普通。それは、1点の重みがそれだけ大きい競技だということです。しかし別の見方をすれば、ロースコアーゲームだからこそ、同点・逆転のチャンスは多いのです。だから選手は、試合終了のホイッスルが鳴るまでは浮足立つことなく、喜びの表情を噛み潰しているいることは、よくあること。また、重要な試合になればなるほど、得点の機会は少なくなるのもサッカー。練習試合で得られた1点よりも、全国大会出場が決まる大一番での1点の方が、その重みと喜びが桁違いに違う事は、容易に想像できると思います。そして、そんな押しつぶされそうな重圧の中で1点を得られた時、悲願を達成した勝利を得られた時、最大級のエネルギーとなって、思わず”発散される歓喜があります。これは貴重で、どうしても撮って残したいですね。

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kuni8686

ゴールを決めた時の表情って良いですよね。以前やはりジュニアユースさんが書かれていた事を
参考にさせていただき、私も決めた瞬間の子供たちの表情を逃さず撮るようにしてきました。
ジュニアユースさんのおかげで、プレーの写真ばかりがサッカーの写真ではない事に気づきました。
良い表情を撮るために、プレーの写真以上に連写しまくりの自分がいたりします。
後から家に帰って見ると、私でさえその(同点弾や逆転弾)の瞬間がよみがえり、嬉しくなるもんです。
by kuni8686 (2012-02-15 21:43) 

yusuhara

歓喜の瞬間をとるのは難しいですねぇ

というのもね写真を撮らずに自分も喜んじゃってる場合があったりして(;´∀`)
というわけでうちの少年団ではそういった写真がありません・・・・・

撮影の難しさを感じます(ちょっと違いますね・・・・)
by yusuhara (2012-02-17 10:15) 

ジュニアユース

コメントありがとうございます。

kuni8686さん、こんにちは。
カメラマンは望遠レンズを使っていますから、子供たちの表情を他の保護者よりもクッキリと
見えていると思います。そしてそれが、脳裏に焼き付くと思います。そうした瞬間の画が撮れる、
つまりは、後々まで形にして残せる、ということができれば最高ですし、それを目指したいですね。

yusuharaさん、こんにちは。
確かに、自チーム撮りの場合は、一緒に喜んでしまいます。私も、シャッターを切っていて、
自分の表情がニヤケているのを感じることがあります。ニヤニヤしながら撮っているカメラマンって
ちょっと人には見せられない顔ですが。

by ジュニアユース (2012-02-17 19:13)