SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM [カメラ機材]
既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、9月16日から開幕する「フォトキナ 2014」に向けて、各メーカーが新製品の発表を始めました。なかなか魅力的な製品が目につく中、株式会社シグマは9月12日、35mmフルサイズ対応の超望遠ズームレンズ「SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM」を発表しました。しかも驚くことに、まったく同じスペック表記ながら、鏡筒や光学設計の異なるレンズ2製品を、同社のSportsラインとContemporaryラインでそれぞれ発売する、とか。これにはちょっと驚きました。
メーカーですから、いろんなレンズを研究・試作していることと思います。そして市場調査を加味して、実際に発売するはずです。メーカーにとっても、新製品を市場に投入するのには、多大なエネルギーが必要。しかも、世界的に見て決して大会社とは言えないシグマが、その製品ラインナップに、全く同じスペックのレンズを並べるというには、結構な英断だったのではないでしょうか。そこから察するには、この同スペックレンズに性能差、価格差があって、併売したとしても購入層が被ることがない、との判断でしょうか。レンズ構成は確かに違いますし、フィルター径も105mmと95mmで差があります(ちなみに直接のライバルとなるであろう、TAMRON SP 150-600mm F5-6.3 のフィルター径は95mm)。上位機のSportsラインの方は25万9000円(税別)とのことですが、Contemporary Lineの方は価格はまだ未発表。上位機が有るのですから、同スペックのTAMRONの実売価格に合わせてくるのでしょうね。この同スペックのレンズの性能差と価格差が、市場が納得できるものなのか(シグマは、YESと判断したから発売したのでしょう)、なかなか興味があります。一般的には、こうした長焦点のズームレンズを必要としている方は限られると思うので、当初は上位機が売れて、次第に手が出しやすい下位機が売れていく、というのが私の予想ですが。
それにしても、まったく同スペックではなくて、Sports Lineの方だけでも、せめてF4.5-5.6にして欲しかった、と思うのは私だけでしょうか、ネ。
600mmといえば、一昔前までは、超高価な単焦点レンズのみが可能な焦点域だったはず。それがこうも簡単に手に入るようになったのは、需要があることと技術の進歩、そしてデジタル一眼のフルサイズセンサーの普及が加速するとの思惑がベースになっているように思われます。
しかも今回シグマは、新型レンズに最適化された1.4xと2.0xのテレコンバーターレンズも発表しました。う~んシグマ、なかなか気合が入ってます。
メーカーですから、いろんなレンズを研究・試作していることと思います。そして市場調査を加味して、実際に発売するはずです。メーカーにとっても、新製品を市場に投入するのには、多大なエネルギーが必要。しかも、世界的に見て決して大会社とは言えないシグマが、その製品ラインナップに、全く同じスペックのレンズを並べるというには、結構な英断だったのではないでしょうか。そこから察するには、この同スペックレンズに性能差、価格差があって、併売したとしても購入層が被ることがない、との判断でしょうか。レンズ構成は確かに違いますし、フィルター径も105mmと95mmで差があります(ちなみに直接のライバルとなるであろう、TAMRON SP 150-600mm F5-6.3 のフィルター径は95mm)。上位機のSportsラインの方は25万9000円(税別)とのことですが、Contemporary Lineの方は価格はまだ未発表。上位機が有るのですから、同スペックのTAMRONの実売価格に合わせてくるのでしょうね。この同スペックのレンズの性能差と価格差が、市場が納得できるものなのか(シグマは、YESと判断したから発売したのでしょう)、なかなか興味があります。一般的には、こうした長焦点のズームレンズを必要としている方は限られると思うので、当初は上位機が売れて、次第に手が出しやすい下位機が売れていく、というのが私の予想ですが。
それにしても、まったく同スペックではなくて、Sports Lineの方だけでも、せめてF4.5-5.6にして欲しかった、と思うのは私だけでしょうか、ネ。
600mmといえば、一昔前までは、超高価な単焦点レンズのみが可能な焦点域だったはず。それがこうも簡単に手に入るようになったのは、需要があることと技術の進歩、そしてデジタル一眼のフルサイズセンサーの普及が加速するとの思惑がベースになっているように思われます。
しかも今回シグマは、新型レンズに最適化された1.4xと2.0xのテレコンバーターレンズも発表しました。う~んシグマ、なかなか気合が入ってます。
今の光学技術であれば、昔のズームよりも遙かにいい写りになるんでしょうね。
また、F値5-6.3だからこそ、この値段なんでしょうね。4.5-5.6だと30万超えしそうな気が・・・。
あとはC社の発表がまだですね。7D2は既定路線として、レンズは何が出てくるでしょうね。
by tks_naka (2014-09-14 22:39)
tks_nakaさん、こんにちは。
ズームレンズはモデルチェンジするごとに、好評価がでているものが多いですね。
これも、高画素化の影響でしょうか。レンズに要求されるレベルも、昨今は格段に上がっているようですし。
手にするなら、ここ1~2年以内に出たレンズにしたほうが良いのかも。
by ジュニアユース (2014-09-15 22:05)
こんにちは☆
サードパーティーさん、最近は頑張っておられますよね!!!
特にシグマさんは燃えてる印象を持っております。
本日7D2も発表されましたし、この秋は望遠ズームが熱いかもしれませんね。
しかし、シグマ等の価格を見ていると、純正の高額なのが際立って見えますよね。
200-400なんて買わなければ良かった・・・と、ちょっと後悔(苦笑)
by wataru-wata (2014-09-16 16:33)
>>Sports Lineの方だけでも、せめてF4.5-5.6にして欲しかった
同感ですね〜。7DⅡもようやくも発表なって楽しみですね。対するニコンはどう出るのか…出ないのかな〜。出ても当分は買えませんが。
by じんたろうのすけ (2014-09-16 19:39)
こんばんは。600ミリですか!すごくうらやましいです。ソニーのアルファ7に合えば是非ともゲットしたいです。^^;
by ソニックマイヅル (2014-09-16 21:27)
コメントありがとうございます。
wataru-wataさん、こんにちは。
シグマさんは、3つのラインを作った頃から頑張ってますね。
もう、「安い」というイメージは薄くなってしまいましたが。
EF200-400 F4 は、まだまだ作例やレビューが少ないと思いますので、ぜひ!
じんたろうのすけさん、こんにちは。
ニコンはニコンで、着実な機種を出している印象です。
海外生産とすることで、コストも抑えているようですしね。
7D2が発表されましたが、さてどのような評価が出るのか楽しみです。
ソニックマイヅルさん、こんにちは。
600mmの世界は、一昔前までは、一部のハイエンドマニアの世界でしたね。
それを一般化するのは、企業努力の成果と、今後の一眼レフカメラの需要喚起でしょうね。
便利な時代になったものです。
by ジュニアユース (2014-09-17 09:04)