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RYUKI [車・バイク]

いや~、今年の夏も酷暑でした。もう毎日「暑い!」という言葉を何回発することか。「暑い!」と何度言っても涼しくはならないのにね。先週末もサッカー撮影でしたが、まだ日焼けする始末。確かに朝晩はちょっと秋を感じるようになった気もしますが。
私は真夏の時期にバイクに乗る気がしません。通勤・通学に使う訳でも、日常生活の移動手段として使う訳でも無く、単に趣味で乗っているのですから、苦痛を我慢してまで乗ることは無い、という信条のオジサンライダーです。真夏の晴れた日にですよ、日中屋外で日光にガンガン照らされ、しかも股下に抱えるエンジンからの熱と電動ファンからの熱風を浴びて、プロテクターを内蔵した長袖・長ズボン着ていれば、もうサウナ状態ですよ。もちろん高原などの涼しいところを淡々と走っていれば、涼しい走行風を常に浴びて快適なのかもしれませんが、そこまでたどり着くまでが(渋滞などで)大変ではないですか。ということで私は、「趣味なのだから、楽しめない時には乗らない」という主義です。とは言っても、全く乗らないとバイクも機械ですから調子が悪くなることもあるでしょうし、ウズウズと乗りたい病が出てくる時も有るので、そうした場合は早朝にちょっとだけ峠に行ったりしますが。
バイク乗りに必須のヘルメットは、もちろんスポーツタイプのバイクに乗る以上、フルフェイスの 「SHOEI Z-7」を以前から被っていました。それに今回、新ヘルメットを追加することにしました。OGK Kabuto社のシステムヘルメット「RYUKI」です。今回はバイクに合わせてソリッドカラーの白色です。
https://www.ogkkabuto.co.jp/motorcycle/products/system/ryuki/ryuki.html

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ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、私はメガネを愛用しています。バイクに乗る時は、ヘルメットを被る→あご紐を締める→シールドを開ける→メガネを突っ込む→シールドをしっかり絞めて発進、という手順です。これはメガネをかけている人は同様の動作を強いられていると思います。そして走り出して、少し喉が渇いた、熱中症になる前に水分補給をしよう、となった時に、一度停車できる場所を探して、上記の手順の逆をしなければなりません。コレって、結構面倒。特に酷暑の時期では頻繁な水分補給は必須なのですが、一口飲むために一手間も二手間も必要なのです。そこで、システムヘルメットが欲しかった。
システムヘルメットとは、一見フルフェイスのように見えますが、あごの部分のスイッチ一つでガバッと上に開けられる機構が付いたものです。これだと、通常走行時はフルフェイス同様に使え、必要であれば一瞬でオープンフェイスにできるので、携行した飲料等を飲むことができ、すぐにまた元に戻せます。ちょっと長めの信号待ちなどでも水分補給が簡単にできます。なので、以前から欲しかったのですが、主要メーカーからは、私の買ったOGKの他には、「SHOEI NEOTECⅡ」しかない。バイク用品店に行って実物を比べて見たのですが、確かにSHOEI ネオテックⅡは開閉機構もしっかりしていますし、インナーバイザーの操作感も良いです。しかしコレに税込77000円はちょっと出せないかなあ、と思って、OGKのRYUKIにしました(店のポイント使用と多少の値引きで33000円程で購入)。ネオテックⅡの半値以下ですがOGKとて日本企業で、通販などで見かける大陸製無名ブランドではありませんから、そこは信頼しています。残念なのは、SHOEI Z-7 にはPINLOCKシールドが標準ですが、RYUKIはオプションになる事でしょうか。まあこの値段ならしかたないですね。その代わりシールドが、帝人株式会社の熱線遮蔽素材使用の「UV&IRカットシールド」になっているのは、日中での使用に期待が持てます。それと私だけかもしれませんが、あご紐がちょっと短いようです。もう少し余裕が欲しかったなあ。

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店員さんの話では、上記の操作感の違いの他に、高速走行での風切り音の違いを指摘されました。実際に被ってSHOEI Z-7 と比較すれば、確かに高速道路では多少ウルサイかな、でも比較してみないと分からない程度です。まあ私的には十分許容範囲。それと、システムヘルメットは重い、という評判が有ったので、実測してみました。SHOEI Z-7 は軽量を売りにしているモデルですが、実測1480gでした(経年劣化で多少は吸湿しているかも)。対してOGK RYUKI(新品時) の方は1740gでした。乗り始めた当初は、この重量差260gは大したこと無いように思えましたが、やはり長時間被っていると多少の差は感じます。でもまあ、一昔前のシステムヘルメットはもっと重かったそうですから、この程度の差なら使えるレベルだと思いました。それと、SHOEI Z-7 と並べて見れば、やはり剛性を確保しつつ開閉機構を組み込んだ分だけ、一回り大きいのが分かります(軽量&コンパクトが売りのZ-7と比べるのはちょっとかわいそうかな)。被っていると本人は気付かないかもしれませんが、その姿を鏡なんかで見ると、ちょっと頭だけがでかくなったように見えますから、小顔の方は気にするかも。

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でもやっぱり開閉機構は便利。以前、フルフェイスヘルメットの中でクシャミをして大変なことになった経験が有りますが、システムヘルメットならそんな場合も対処できますし。ただやはりSHOEI Z-7 がメインで、このOGK RYUKI がサブかな。でも使用頻度はRYUKIの方が多そうな気がしてます(今のところ)。
さて、夏眠させてしまったCBR650Fを起こして、ボチボチ行きますかね。

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