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日本スポーツマスターズ2010 前編 [サッカーあれこれ]

日本スポーツマスターズ2010が、当県で開催されております。昨日開会式を終え、本日より本格的に競技が始まりました。

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日本スポーツマスターズは、スポーツ愛好者の中でも、競技志向の強い主に35歳以上(サッカーは40歳以上)を対象としたスポーツの祭典。参加者が互いに競いながらスポーツを楽しむことで、生涯スポーツの振興と普及を図ることを狙いとし、日本体育協会が2001年から開催していますが、皆さん知ってました?(ちなみに私は、この間まで知りませんでした)。その第10回大会の今年は我が県で行われることとなり、サッカーをはじめ、テニス、バレーボール、軟式野球、ゴルフなど13競技が県内各地の会場で9月21日まで行われています。サッカーに関しては、県サッカー協会が開催をお手伝いするということで、私も初日の今日から動員。がんばって撮ってきました。
サッカー競技は、全国から16チームが集まり、3日間のリーグ戦の後、最終日に各ブロック1位による優勝決定戦が行われます。初日の今日撮った数チームを見ると、元日本リーグに所属していた本格的な方から、そうでもなさそうな愛好家の方まで、年齢もホントに35歳以上?と思える方から、私よりずいぶん年上の方まで、様々な方々が真剣に競っておられました。
先月は、女子サッカーのO-40(オーバー40の意味で、40歳以上の大会)を撮りましたが、幅広い年代の方がスポーツを楽しむことは、競技人口を増やすことでもあり、素晴らしい事だと思います。確かに、頂点を目指して切磋琢磨する若者のスポーツも、見る者を熱くしますが、楽しみながらも真剣に、勝利を目指して頑張る姿もまた、スポーツの一面を見た気がします。確かに快晴で気温30度を超えた本日、足をつったり、選手の方からベンチに交代を申し出る姿も何度か見ましたが、汗みどろになって頑張るおじさんの姿は、スポーツ共通の清々しさを充分感じさせるものでした。

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ちなみに・・・


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コンパクトフラッシュ 後編 [カメラ機材]

ところで先月、秋葉原に行ったことはここでご報告したとおり。その際に、せっかく行ったのだから、とCFを一枚買ってきた。サンディスクのExtreme 16GB (400倍速 海外版)だ。

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サンディスクのCFには、型番にJの付く日本版と、Pの付く海外版があることは、ご存じの方も多いと思う。この海外版と日本版の価格差が、結構無視できない場合もある。私が最初に買ったExtreme Pro は日本版なのだが、今日現在のカカクコム最安値で日本版と海外版を比べると、2600円ほどの差がある(Extreme Pro 16GBにて)。これがExtreme(400倍速)の方だと、その差が7700円(16GBで比較して)。この差額はちょっと無視できない。7700円もあれば、もう一枚CFが買えるではないか(トランセンド400倍速 16GBの今の最安値が5770円)。
円高の影響なのかどうか分からないが、この価格は魅力だったので、秋葉原に行った時に、この海外版のExtreme 16GBを買ってみた。模倣品などの悪品なら困ったものだが、試写してみても、特に不具合は無し(当たり前か)。書き込み速度も、体感でトランセンド400倍速と同じくらいだから、まあ正規品であろう。保障やサポートは違うのかもしれないが、同じ性能のものが安く買えるのであれば歓迎。しばらく使ってみて、また感じたことがあれば書くことにしよう。
最近の私は、サッカー撮影でもRAW撮り100%。画素数の上がった1D4や7Dでは、一枚当たり20~25MBぐらいする。それでも常に10連写もするわけではなく、3~5連写を多用する私の撮り方では、現状これらのCFで特に不満は無い。16GBのCFが4枚になったところで、新ボディ導入に伴うメディア購入もこれにて一段落。トランセンド400倍速は7D用に廻し、この体制で今後撮り続けようと思っている。
(ちなみに、メディアケースも1個追加購入した。以前から使っているHAKUBAのものだが、黒色を見つけたので)

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コンパクトフラッシュ 前編 [カメラ機材]

以前のブログで、ボディを買うごとに記録メディアもそれに合わせて買ってきた、と書いたことがあるが、今回も同様。少し話はさかのぼるが、1D4購入と同時に、記録メディアのコンパクトフラッシュも追加購入したので、そのご報告も書き記しておきたい。
 
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1D3に比べ、大幅に画素数のアップした1D4では、より大容量の記録メディアが必要なのは当然。まして最近の私は、RAWで撮ることがほとんどで、連写も多用する。1D4になってUDMA mode6に対応してくれたのはありがたいが、1D3で使っていたものでは容量的に足りないのは明白。昨年末に7D用に購入した、サンディスクのExtreme Pro 16GB(600倍速)を1D4用にコンバートするのは当然として、それだけでも足りないと思っていた。
1D3の時は一時期、SDをメインの記録メディアにしようかと思ったこともあった(当時、価格と速度でバランス取れていたので)。しかし、その後CFが書き込み速度&容量を上げてきたし、個人的には端子むき出しのSDよりCFの方に安心感を感じる。今回もCFメインに考えることにした。もちろん、大容量1枚より小容量複数枚の方が、リスク分散になることは承知しているのだが、試合途中でのメディア交換はなるべくしたくない。そう考えると、やっぱり16GBは欲しいところ。地方在住の私は、こうした記録メディアに関しては、今まで通販を利用してきた。送料が安価でアフターサービスの必要性が少なく、やっぱり価格差が大きいのが理由だが、今回も信頼のできる店で通販購入することにした。
本当はExtreme Pro 16GBがもう一枚欲しいところだが、私が昨年10月に購入した時から考えると安くはなったが、それでもまだ高価。今回は同様に600倍速を達成しているという、トランセンドのCFを購入してみることにした。トランセンドは以前からも使っていて、コストパフォーマンス的には充分満足していたのが主な理由。そういう訳で1D4購入に際して、transcend 600倍速 16GBを1枚、同じく400倍速 16GBを1枚購入して、Extreme Pro 16GBと合わせて3枚のCFで、当面1D4用に賄おうと思っている。補助用のSDHCには、従来から使っているサンディスクのExtreme 30MB/s 8GBを流用。7D用は、1D3で使っていたExtremeⅣ 8GBで、当面我慢してもらうことにした。
気になったのは、トランセンドの600倍速と400倍速の差。400倍速で連写し、バッファーフルでシャッターが切れないような状態が多発すると、サッカー撮影には使えないのだが、私の撮影スタイルでは未だそんな状態になったことが無い。確かに書き込みランプの消える時間は、600倍速と400倍速では、明確に差があることは分かるが、価格が約半分であることを考えると、400倍速のコストパフォーマンスは非常に高いと思える。JPEG主体で撮る方なら、400倍速で充分かもしれない。RAWで撮ると、600倍速の方が余裕が感じられるし、メーカーの信頼感も付加すると、サンディスクの600倍速が一番。もちろんそれにつれて価格もアップする。
こうした記録メディアは、ドンドン価格が下がるものなので、私が買った時より、この記事を書いている今では既に値下がりしている。買い置きするより、必要になった時点で買い足すのが正解だと思うが、買ってしまうと結構永く使うものなので、書き込み速度や信頼性の面で満足できるものを選んでおく方が良いように思っている。以前1D3で使っていたExtremeⅢなどは、今はKiss DX用になってしまったが、それまでKiss DXで使っていたUltra Ⅱなど数枚が、今は引出しの片隅に転がったままである。
 
ところで・・・ 
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天皇杯 後編 [サッカーあれこれ]

前回は、ワールドカップイヤーの弊害だ、と書きましたが、何も悪い事ばかりではありません。
 
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さて、私はと言えば、毎年この天皇杯出場チームを決める県大会から、県協会のボランティアカメラマンとしての活動が始まります。今年も例にもれず、8月22日の試合から活動開始したのですが、前回書いたように、今年は例外的日程のおかげで、何と我が県で天皇杯の二回戦も開催することになりました。これって、凄い事だと思います。二回戦と言えば、Jチームが出場します。今回我が県で行われる二回戦には、これを書いている9月11日時点でJリーグ首位の名古屋グランパスが、サテライトではなく練習試合でもなく、トップチームが公式戦を戦う、ということです。そしてそれを、誰よりも近い位置で「撮れる」。スポーツカメラマンとして、冥利に尽きるではありませんか。
期待に胸膨らむ一方で、不安もあります。まず試合が午後5時からということ。この時期の日没は午後6時頃。ということは、日没の西日(この競技場は西日がキツイ)と照明(この競技場は照明が暗い)がミックスした光線状況から、しだいに照明100%に変わってゆく中での撮影となります。保険の意味もあって、RAW100%で撮影しますが、それでも試合中に設定を変えながらの撮影を余儀なくされるかもしれません。いつものように、ポジションチェンジしながらの撮影ができるかどうか、それも不明です。何といっても、そういった面でウルサ型のチームです。試合中は動くな、と言われるかもしれないし、思った場所で撮れないかもしれない。そして、プロ選手の動きについていけるか。Jリーグの試合は、過去に観客席から撮ったことはありましたが、遠くから小さく撮るのは簡単、いつものように近くで、縦位置で大きく撮れるのか、と。
この天皇杯二回戦を我が県で行うには、協会関係者の方々の多大なる努力があったと思います。何と言っても片田舎のサッカー場です。一面のスタンドは固定のベンチ席ですが、他の三面は芝生席で、数千人で一杯。交通アクセスが悪く、照明も暗く、選手のロッカールームにエアコンが無い。はっきり言って、二回戦を開催している全国の他会場に比べて、施設面で劣っているのは明白だと思います。救いは、陸上トラックのない専用競技場で狭いので、選手に近い場所から見れる、ということぐらいでしょうか。それでも、事前に何度も打合せを繰り返した県協会役員の方々、芝の手入れを始め、現状で最善を尽くしてくれた施設関係者の方々、滞りなくこの試合を行おうとして集まっていただいたボランティアの方々(過去これほど多くの運営補助員の方が集まったのは、私は見たことが無いほど)、そして不便な立地にもかかわらず、多くの方が集まって来てくれたサポーター&観客の方々、それら一体となったおかげで、何とか成功裏に開催を終えることができました。大会後の資料によると、観客数は4807名。これは全国で行われた天皇杯二回戦のベスト4だそうで、グランパスの知名度に支えられたとはいえ、この施設&環境を考えれば、誇っても良いのではないかと思います。たぶん来年以降は通年通り、一回戦のみの開催に戻ると思いますが、貴重な体験だったと記憶に残ることと思いました。
 
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私は?といえば、現在撮影結果を確認中ですが、う~ん、甘くはなかった、というのが印象ですね。当日の酷暑は覚悟していましたが、少し曇って西日が弱く安定していることを希望していました。が、現実は、雲が出て日が陰るかといえば、時折強烈な西日(逆光)に照らされるという、最悪の状況。日が完全に落ちてしまえば、それでも何とかなったですが、やっぱりJリーガーの動きはアマチュアとは段違い。眼が付いて行かない、動きの予測が大切なサッカー撮影で、ことごとく裏切られる。今までなら、まったく知らないチームでも、最初の10分ほどを撮り続けると、狙いどころや撮影ポイントが分かってくるのですが、今回は前半はまったくダメで、歩留まりの悪い結果となってしまいました。機材のせいではありませんから、私の力量と経験の無さ、ですね。更に、帰宅後にPCに画像を取り込もうとしてエラーが発生。せっかく撮った画の200枚ほどが読み込み不可。今までそんなエラーは経験したことが無かったのですが、「泣きっ面に蜂」とはこのことですね。
今回もRAW100%撮影だったので、現在は選別・現像作業中です。しかし、先にも書いたように、試合経過時間と共に変わる光線状況で、ホワイトバランス(WB)がマチマチ。キヤノン機のAUTO WBは優秀なはずですが、それでもこの状況では、一枚一枚調整しなければなりません。それに加え、照明が暗いので、グランド内でも中央と周辺では光量がかなり変わり四苦八苦。試合途中からISO AUTOを使ったものですから、たとえ秒10コマで連写しても、ISO値が一枚一枚違います。ISO値を確認しながら、ノイズリダクションのかけ方を調整していく作業に、多くの時間と手間が必要でした。この辺りのことは、また機会を改めて書こうと思っています。納品はJPEGなので、先程一括現像しましたが、約400枚のRAW現像処理で、私のPCでは45分ほどかかってしまいました。画素数が多くなった分、処理にも時間がかかるようになりましたね。
それでも(遠慮しながら)いつもの撮影ポジションで、適宜移動しながら(ピクシーに睨まれましたが)、撮影できたことは良かったです。途中から、1D4の高感度に頼って、ISOが上がること覚悟でシャッター速度を上げたのは正解だったかな。反省すべきところは多々ありますが、自分なりのスタイルで挑戦できたことが、何よりの経験とステップになったと思いたいです。
良い撮影環境を提供してもらう、難しい被写体に挑戦する、それ自体は趣味としては「甲斐」の有る、楽しい事なのですが、依頼されて撮るとなると、やっぱり結果が求められるわけで、そういった意味で、こうした環境・立場で撮っているプロは、やっぱり凄いなあ、と実感した次第です。
 

追記


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