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7D 入退院報告 前編 [カメラ機材]

7D入退院1-1.JPG

以前このブログで、以前ちょっと書いたことなのですが、まずは経緯説明からご説明したいと思います。
1D4でサッカー撮影を本格的に始めたのは今夏。使い込むうちに、ピントの微妙なズレが発見されました。レンズによって全く問題ないものもあれば、若干前ピン、微妙に後ピン、など。夏は撮影機会が多くて、とりあえずマイクロアジャストメントで対処していました。秋になってちょっと撮影間隔が空いたので、レンズ共々1D4のピント調整をメーカーに依頼しました。その際、1D4でジャスピンになって返ってきても、7Dでピンズレが出るとイヤなので、センサークリーニングも兼ねて7Dも一緒に送りました。その時点では、7Dは全く問題無かったです。そしてそれらが戻ってきたことは、このブログ(10月11日)でご報告したとおり。
で、撮影に持ち出したのですが、1D4に関してはすこぶる快調。でも、7Dがどうもおかしい。AFモードで1点を指定して撮影すれば問題無くても(それでも何か以前に比べ不安定)、ゾーンAFにするとピントが来ない。確かに合焦ランプは付くのですが、ピントが大幅に前ピンになって、もちろんそこでシャッターを切ってもボケ画像。1点指定でOKで、ゾーンや全点自動ではピンボケというのは、今まで体験したことが無いし、ピンズレというレベルのズレ方ではなく、完全に故障レベル。もちろん、それらのレンズを1D4で使っても問題無かった事を考えると、7D本体に問題があることは自明。翌日試しに、手持ちレンズをとっかえひっかえ、いろいろ試してみると、まったく問題ないレンズもあれば、ファインダーでジャスピンを確認してシャッターを切ったのに、撮影画像は大ボケになってしまうレンズもあったり、もう訳が分からない状態(もちろん、マイクロアジャストメントはOFFです)。
すぐにお世話になった、大阪中之島サービスセンターに電話しました。状況を説明すると、見てみないと分からないので、時間があれば再度送り返して欲しい、とのこと。その際に、7Dで使うと思われるレンズと不良と思われる画像も一緒に送って欲しい、とのことだったので、ヨンニッパとKiss DX専用になっているSIGMA 18-50 F2.8以外の全てのレンズと、試写した画像を収納したCF(Exif情報で判断してもらうため)を一緒に送り返したのが10月13日のこと。翌日、担当者から直接電話があり、「おっしゃる状況を確認できました。東日本修理センターとも連絡をとって対処しているのですが、こうした事例は初めてで、少し時間がかかるかもしれません」との返事。いづれにしても、この状態ではまともに撮影はできないので、キッチリ直してほしいと伝えました。手元には、ヨンニッパと1D4、そしてKiss DXセットだけになりましたが、まあ何とかなるだろうと。
数日後、担当者から再度電話がありました。レンズ側には問題は発見されず、7D側の原因の一つとして考えられる事として、最初のピント調整の際に打ち込んだ補正データが、なぜかムチャクチャになっている、とのことでした。もちろんそういった所は、ユーザー自身が手を入れられる部分でもないし、これがなぜそうなったのかはメーカー担当者自身も分からない、初めてのケースです、と。いづれにしても、今回このような事例が起こった以上、補正データをやり直して送り返しただけでは再発する危険性も高いし、内部の基盤など関連部品を全て取り替えた上でないと、安心して使ってもらえないのではないか、と。そして、それをするくらいなら(今回は長期間ご迷惑をかけたことだし)、いっそボディ交換する方が良いのではないか、と担当者の方から提案がありました。もちろん今回送ったレンズと交換したボディを、再度ピント調整した上で送り返します、との申し出だったので、私としては了解した次第です。
そんなわけで、昨年10月の発売開始直後に購入した私の7Dは、丸一年経過後に新品交換ということになったのでした。
7D入退院1-2.JPG


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