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コリドラス [熱帯魚]

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コリドラスは、主に南米に生息するナマズの仲間で、ほとんどの種が体長は5~6cmほど。愛嬌のある動き方で、なかなか人気が高い魚種だ。
このコリドラス、実は産地(河川)によってかなり種類が豊富。今でも新種が発見され、新しい名前を付けられて輸入されるほど。元々が性格が温和で、一つの水槽に複数個体を入れても問題無く、しかも大型種でもないので複数集めやすく、コレクターアイテムになりやすい。故に、コリドラスマニアに方は結構居て、多少高価でも、原種や珍しいものは売れ残ったことが無い。
ところが個人的飼育となると私の場合、コリドラスとはどうも相性が悪い。一時期凝ったことがあって、様々な種を数十匹飼育していたこともあった。しかし、次々と他界していってしまう。意地になって、徹底的に水造りをしたりしたのだが、どうダメ。病気(水カビ・綿かぶり)になったり、或る日ポックリ逝ったり。ろ過や底砂をいろいろ試したり、ピートモスやPSB、麦飯石を導入したり、水流や水温を工夫したり、といろいろやったのですが、結果は同じ。どちらかといえば高価な種から他界なさって、安価な赤コリ・白コリばかりが残る、という結果で、何度も挑戦し、その度に約1年後に挫折。自分に合わない種なんだ、と半ば諦めてしまいました。それでも今も懲りずに、我が家に少々居ていただいているのが、ジュリーと上の写真のステルバイ。
エサは雑食性ということで、私は主にコリドラス用の人工フードを与えてます。イトメや糸ミミズなどの生き餌を与えると良い、という話もありますが、こうしたエサは飼育水の悪化を招くこともありますので、その点は要注意ですね。それと、高水温と酸欠には弱いので、その点の対策も必要かと(特に日本の夏はキツイですよね)。
大型の飼育設備が要らず、買い易く、集める楽しみがある、とされるコリドラスなんですが、私の場合は大型魚以上に、手間とお金がかかってしまいました。まあそれは私だけかもしれませんが、それでも手を出したくなる魅力があるのが、コリドラスだと思います。

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年末恒例 HDDの増設 [パソコン]

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いよいよ今年も残り少なくなってきました。毎年この時期は、一年使い尽くしたパソコン内の掃除&整理をするのですが、今年ももちろん、現在鋭意作業中です。
やっぱり私の場合、パソコン内で一番多くを占めるのがデジタル画像。今年の撮影枚数としては昨年よりも減ったとはいえ、1D4&7Dの高画素コンビになったおかげで、データ量的にはほぼ同等。今年撮ったのは全てRAWでしたので、一年分で600GBを超えてます。昔は、HDD保存とDVD-Rに焼くのとで2重保存していたのですが、こうなってくるとそれも追いつかず、現在のミドルタワー型PC導入を機に、HDDの2重保存に切り替えたことは、以前にご報告したと思います。結局はこれが現時点では最も経済的で、アクセス速度なども考慮しても使いやすく、正解だったと思っています。現在のデータ保存用としては、3.5インチHDDが4台収納できる外付けHDD(センチュリー製「裸族の雑居ビル」)に2TBと1TB、PC内部にデータ用に1GBのHDDを入れてますが、それもかなり埋まってきました。あまりギリギリまで詰め込むのは良くないし、来年一年間のことを考えると、当然足りなくなるので、節目のこの時期に増設することにしました。
近所のPCショップへ行って物色。3.5インチHDDなんて珍しいものでもないのですが、年末押し迫った頃に行って、売り切れになってしまい、慌てたことを2年前に経験しているので、今回は余裕を持って、12月初旬に行きました。2TBと1TBを1台づつというのが今回の目的ですが、7200rpmじゃないとイヤだ、Seagateは以前トラブルに会ったことがあるのでチョット、というこだわりが有って、結局店頭に並べてあったHGST(日立)製のものを購入しました。2TB&1TBで15000円ほどというのは、昔を思えば信じられないほど安い値段になったものです。
さて、まずは初期化ですよね。さすが2TBもあると、フォーマットに4時間半もかかってしまいました(当然1TBはその半分程の時間)。でもこれで暫くは、安心して撮り続けることができそうです。しかしHDDといえども回転部品。永久に保存するわけにはいかず、またいつかは別の方法なりメディアなりに切り替えていかなければならないでしょう。その時は大変そうですが、USB3.0やSATA3が一般化されてデータ転送が早くなっているかもしれないし、HDDが更に大容量化されているかもしれないし(3TBのHDDが出たようですが)、BDXLが一般化しているかもしれないし、まあその時はその時ですよね。
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サッカー撮影04(ギリギリのフレーミング 後編) [サッカー撮影]

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こんなことを書くまでも無く、ズームレンズを駆使して、選手をギリギリまで大きく捉え、「撮った!」という手応えに近いものを得られた経験をお持ちの方もいらっしゃると思う。これが、焦点距離が固定された単焦点レンズで、となると、そのチャンスはかなり少なくなる事は容易に想像していただけると思う。ただ逆に、画角が固定された単焦点レンズだからこそ、いっそ割り切って、こうした画に挑戦しやすいのかもしれない。実際私も、ズームレンズではどうも狙いの不確かな画を量産することも多かったが、単焦点を主にしてからは、選手がファインダーからはみ出ようが構わずに、狙った所に集中しやすいように今は感じている。単焦点だからできない、ということは無いと思う。

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写真を撮ることを仕事にしているプロの現場では、そんな個人的な満足より、必要な画を撮ることが最優先され、トリミングも多用されていると聞く。私自身も最近は、依頼されて撮ることも増えてきた。それでも、「ギリギリのフレーミング」を、今もこれからも、挑戦していこうと思っている。
最後にそんな画を載せて、こんな偉そうなことを書いたお許しを賜りたいと思います。

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(今回も、掲載画像は全てノートリミングです)

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サッカー撮影03(ギリギリのフレーミング 中編) [サッカー撮影]

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「そんな大きく撮れと言われても、あなたのように高価な長焦点のレンズを持っていないので無理」という声が聞こえてきそうだ。しかし、幸いなことに、サッカーは被写体が動いてくれる。ピッチのどこで撮っていても、目の前でプレイされることが、一試合のうちに何度か必ず有るはず。その時に、「近すぎてダメ」とか「はみ出るからダメ」とかで諦めてしまわずに、果敢に狙ってほしい。同じ移動距離だとしても、遠くだとレンズを振る角度は小さくて済むが、眼前に迫る選手ではその角度は大きくなり、それに加えて近づくほどに被写界深度は浅くなり、シャッターチャンスは一瞬だ。いくら優秀な機材でも、ジャスピンの確率は低くなる。でも、「選手を大きく撮るチャンス!」と捉えて欲しい。

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縦でも横でもファインダー内で、狙った選手の手足が切れない程度のギリギリの大きさに撮るチャンスは、広いグランドを動きまわるサッカーの場合、かなり少ないと言えるが、ズームレンズはその可能性を幾分広げてくれる。ただ私もそうだったのだが、最初はどうしても「無難に」といったフレーミングをしがち。せっかく画角が可変できるレンズを使っているのだから、ある程度撮り慣れてきたら、その面でも攻めの撮影を試してみることをお勧めしたい。「手足が切れても構わない、今撮りたいのはコレ」と。難しいけれど、それが出来た時はきっと「手ごたえ」を感じられると思う。

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「そんな大きく撮れと言われても、そんな画ばかり狙っていたのでは、歩留まりが悪すぎる」という声が、特にチーム撮りをしている方々から上がってきそうだ。確かにそのとおりだが、大丈夫。ズームレンズを使っていても、一試合を通じて、そんなに大きく切り撮れるチャンスはそう多くはない。ということは、それ以外の殆どが、ファインダー内にスンナリ収まるか、トリミングで対処しなくてはならないような場合の方が、サッカー撮影では多い。遠くて小さくても、今この選手を一応押さえておかなければならない、そういった撮り方を要求されることは、チーム撮りにはよくあること。では逆に、ファインダーから選手がはみ出るぐらい間近に迫った時も、押さえておきたいシーンに違いない。

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選手が画面からはみ出るか出ないか、ギリギリの大きさで撮ってみて欲しい。もちろん、ジャスピンでないと意味が無い。そうすれば、今まで無難に画面内に配置していた選手の画から見ると、大きくインパクトが変わることに気付くはずだ。そこには選手が一瞬見せる苦渋の表情だったり、頬をしたたり落ちる汗が見えたりする。それは遠くから眺める観客や保護者が見ることのできないもの。そしてそれこそが、大きく撮ることの魅力だと、私は思うのだ。

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(今回も、掲載画像は全てノートリミングです)

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