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キヤノン新レンズ発表 [カメラ機材]

「サッカー撮影13」の途中ですが、ちょっと横道に。

カメラを趣味としている方々、とりわけキヤノンユーザーの方は、昨日3本のレンズが発表になったこと、ご存知の方も多いと思います。
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2012-02/pr-ef24-70-f28l-ii.html

EF24-70mm F2.8 L Ⅱ USM(¥230,000)
EF24mm F2.8 IS USM(¥80,000)
EF28mm F2.8 IS USM(¥76,000)
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キヤノンの場合、レンズのニューモデルに関する情報は、極めて限られていますから、いつも唐突ですね。EF24-70Lに関しては、ISが搭載されるかどうかが注目されていましたが、結局は見送られました。ISが欲しければ、EF24-105ISへどうぞ、ということでしょうか。ただ、このレンズをリニューアルしたということは、今後10年近くにわたって、高画質・高画素一眼へ対応しました、というメーカーの回答なんでしょうね。それ故、IS非搭載でもLレンズらしい充分魅力のあるレンズだと。カメラメーカー・レンズメーカーを問わず、この焦点域は標準ズームと言われ、多くのモデルがラインナップし、力のこもった製品が目白押しのところ。そこに大メーカーのキヤノンが、Lの称号を付けて送り出すのですから、描写力が悪いはずはありませんよね。
150gほど軽量化され、フィルター径が77mmから82mmに拡大されました。従来キヤノンは、フィルター径に関しては、かたくなに最大77mmを誇示してきたふしがありましたが、EF16-35 F2.8 L Ⅱが82mmになってからは、その束縛は無くなったようですね。フルサイズで使用時の周辺描写への対応ということで、今後の流れかもしれません。で、私はEF24-70mm F2.8 Lを所有しているのですが、買い替えるか?と言われれば、もちろんNOです(そんな予算はありません)。使用頻度もそれほど多くないので、しばらくⅠ型でがんばります。
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同時に発表された、IS付きの単焦点レンズ。私は、これが意外でした。
EF24mm F2.8 (¥49,500 1988年10月発売開始)
EF28mm F2.8 (¥38,000 1987年4月発売開始)
というレンズが、確かにレンズカタログに載ってました(私、すっかり忘れていました)。古い設計のレンズを順次リニューアルしていくと言われれば、それに合致した新製品と言えなくもないですが、しかし元々があまり注目されていない(ユーザーの方がみえたらスミマセン)レンズに、リングUSMモーター仕様にし、ISを付けて、その代り価格は倍に、という風にリニューアルした点は、どうも私的には?なのです。これらのレンズにISは本当に必要か(メーカーのキヤノンが必要だと考えているなら、EF24-70にISを付けなかった点と符合しないのでは?)、機動性を重視して気軽に使えるようにと考えているなら、価格が倍になってはちょっと・・・(実売価格はもう少し下がると思いますが、純正ですし)。それよりも、EF35mm F2.0をリニューアルして!、とか、ISは要らないからF1.8にして!、とかの意見が出てきそうなのですが、どうでしょう。
しかしまあ、新製品のニュースが出るのは、物欲は刺激されますが、同時に撮影意欲も刺激されますから、良いことだと思いますね。

(ちなみに、ニコンから3600万画素ののD800も発表されましたが、コチラは凄そうですね)
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サッカー撮影25(頭で競る) [サッカー撮影]

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サッカーというスポーツは、手を使わずにゴールにボールを入れて得点を競う競技です。手を使わずに、の逆の見方をすれば、手以外の体の部位は使って良いのですから、手の次に自由度の大きい足を主に使うことは自明の事。ただ、自身より高く上がったボールに対して、頭でボールに触ろうとするシーンは、実際の試合中によく見かけます。具体的には、守備側の選手が頭でボールを跳ね返す、ロングボールを頭で味方選手にパスする、といった時でしょうか。もちろん、それを阻止しようとする相手側の選手もいますから、落下してくるボールに対して、両者の頭が同時に差し出されることとなります。今回は、ボールとその両選手の頭、この三つが急接近した画を紹介したいと思います。

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こうしたシーンでは、時に選手同士の頭がぶつかり合うことがあります。強く当たれば、脳震盪などのケガになることあります。痛いです。でも、一瞬でも相手より早くボールに触れれば、それだけ優位に立てるので、ケガのリスクと引き換えに、選手たちは果敢にそれに挑戦します。それは、勇気と勝ちたいという闘争心の表れだと私は見ています。選手の保護者をしてはヒヤリとするシーンですが(実際、私も保護者でしたからよく分かります)、それが勇気と闘争心の結晶なら、撮るべき煌めきだということでしょう。

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節分 [日々の徒然]

明日は、季節を分ける「節分」ですが、今日は、真冬のド真ん中の寒さでした。

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我が地方も、朝から雪が降り、数センチの積雪。交通機関への影響を、朝のテレビが報じ続けています。日本でも、もっと北の方は深刻な事態だと思うので、不謹慎かと思いますが、しかし我が地方で雪は、「季節の風物詩」。雪を手にはしゃぐ小学生たちと同じように、愛でる気持ちはあります。

さて昨日、家内のお供で近所のスーパーマーケットに連れられて行ってみると、店の内外に恵方巻のチラシが貼られていました。この節分の日に食べる恵方巻(えほうまき)って、皆さんご存知でしょうか?

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その由来ははっきりしないのですが、関西圏が発祥とか。節分の日に、お寿司の太巻きを1本丸ごと食べる行事で、縁起が良い・無病息災・商売繁盛etcに繋がる、とのこと。ただ食べれば良いという訳ではなくて、いちおうルールがあります。
・太巻きは一人一本を用意する
・その年の恵方に向いて、切らずに一本丸ごと食べる
・目を閉じ、願い事を思い浮かべながら、無言で最後まで食べきる
・恵方巻きの具材は、七福神にあやかって七つにするのがよい
というのが、ソレ。
私の子供の頃には、こんな風習って無かったのに、と思って調べてみると、1980年代にコンビニ業界がこの習慣に目を付け、その後、日本が長期にわたる不況に突入した90年代から00年代にかけて、節分の度に業界が売り込みをかけ続けて広まった、ということらしいです。日本の一部地域に残っていた風習を、商売根性で全国に広めたという訳ですね。そういう意味では、バレンタインデーやホワイトデーと通じる部分があるのかも。そういえば、形が似ているというだけで、「恵方巻きロールケーキ」なんていう商品もあるとか、凄いですねぇ。
節分といえば、豆まきを思い浮かべますが、マンション住いの方には難しいし、近所迷惑になったり、後の掃除が面倒だったりしますよね。第一、食べ物をばら撒くのは抵抗があるし(といっても、あの豆はあんまり美味しいとも思えませんが)。それに比べ、恵方巻を食べるのは、どんな家庭でもできることですし、夕食の献立を考える手間も省けますし、それほど高価な訳でもなく、全国区の行事になりつつある要素を持っているのかも(関東以北では、まだ広まっていないようですが)。
さて、今年の節分の日の恵方は、北北西。iPhoneをお持ちの方、内臓のコンパス機能を呼び出して、正確に方角を確かめ、かぶりついてみてはいかがでしょう。一本全て食べ終わるまで、しゃべってはいけませんよ、福が逃げますから。

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