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サッカー撮影30(歓喜の刻 その5) [サッカー撮影]

長々と続けてきました「歓喜の刻」ですが、今回で最後とさせていただきます。

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練習試合よりも公式戦、一回戦より決勝戦、大事な大会、重要な試合ほど選手の感じるプレッシャーは重く、それ故に歓喜の表現が取れる確率は高まります。たぶんそうした試合では、撮影者自身も選手たちと同じ重圧を感じて撮っていると思います。ではどうしたら上手く撮れるのか。筋書きの無いドラマである以上、こちらから望んだり、ポーズの注文を出すことは不可能。ならば、ピッチの隅々までカメラマンとしての嗅覚を研ぎ澄まして、集中して臨むことぐらいしか、私には思い浮かびません。

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しかも、こうした宝石のような輝く表情は一瞬です。撮影場所からは表情がうまく撮れなかったり、相手選手や審判の陰に隠れてしまったりで、うまく捉えられないこともしばしば。数十分撮り続けても、得点シーンが1回有るか無いかのサッカーですから、撮り損なえば挽回は難しいでしょう。
それでも、集中力を高め、輝く笑顔を拾い撮ることができたならば、それはカメラマンとしての「歓喜の刻」だと思います。

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サッカー撮影29(歓喜の刻 その4) [サッカー撮影]

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こんな歓喜の表情を見せる選手を狙って撮るのですが、相手選手に取ってみれば、落胆・失望以外の何物でもないわけで、そんな相手選手が画面の端にちょっと写っていたりすると、実に好対照な印象を与え、勝負の厳しさを感じたりもします。今回は、そんな画を探してみました。

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サッカー撮影28(歓喜の刻 その3) [サッカー撮影]

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歓喜の表現は、選手の笑顔に代表されると思います。けれど、それ以外にも、体全体で表す「嬉しさの表現」もあるかと思います。今回は、笑顔がそのままズバリと写ってなくても、体全体からほとばしる嬉しさの感じられる画を選んで載せてみました。

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CANON EOS 5D MarkⅢ 発表 [カメラ機材]

もう既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、噂の通り、本日CANONから5D MarkⅢが発表されました。主なスペックは、まずまず噂通りでした。

http://cweb.canon.jp/camera/eosd/5dmk3/index.html
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・約2230万画素のフルサイズCMOSセンサー
・14bit,DIGIC 5+
・ほぼ1DXと同じではないか、と思われる61点AF(クロス測距点は最大41点)
・最高約6コマ/秒の連写速度と、レリーズタイムラグ約0.059秒のレスポンス性
・ゾーンAFや領域拡大AF、スポット1点AFも使えるAFモード
・「被写体追従特性」「速度変化への追従性」「測距点乗り移り特性」をパラメーターで調整できるAI SERVO AF Ⅲ
・視野率100%のファインダー
・3.2インチ、104万ドットの背面液晶モニター
・デュアルCF・SDカードスロット
・常用ISOは、100~25600
・上限、下限の設定も可能なISOオート
・価格はオープン価格(ボディのみで30万円前後かな)
・発表は2012年3月2日、発売開始は2012年3月下旬予定

まあ私自身は、現在は5Dオーナーでもなく、過去にも近未来にも、そうはならないと思いますので、あくまで外野の私見というものを、ちょっと書いてみたいと思います。
5D MarkⅡが発売開始されたのは、2008年11月。それから3年半の期間をかけて開発したには、スペックだけから想像するに、ちょっと違う方向へ行っていない?って感じです。これは、従来の5D MarkⅡの進化版というより、1DXの簡易版のような気がしてしまうのですが、みなさんどうでしょう。元々、5Dという機種は、まずフルサイズセンサーありき、で始まった機種で、高密度で緻密な描写性、諧調特性を重視し、またそれらを求めるユーザーへ向けてのキヤノンの回答機種だったはず。このMarkⅢが依然、そういった意向に沿って開発された機種ならば、実質画素数が変わらない新センサーには、3年以上も待ったのに期待外れ、と言う人が現れても仕方ないかな、とも思うのです。風景・ポートレイト・ネイチャー撮影などの主に静物撮影を主とする方には、トリミング耐性のための高画素ではなく、大判プリントでの細密描写性の点で高画素が欲しかった、ということです。
逆に、俊敏なAFやレリーズタイムラグの短縮、連写性能のアップ、AI SERVO AFの充実などを見ると、動体撮影にも使ってください、とメーカーが言っているようにも思えます。これを見ると、従来の5D2のコンセプトから少し7Dや1D系にシフトしたモデルという感じが受けますし、そう考えれば、1DXよりも高画素なセンサーを用いていることで、また1DXとほぼ同等と思えるAFシステムを搭載していることで、1DXまでは手が出ないという動体撮影を主としている方々に対して、選択肢に入れられる機種になった、とも思えます(今まではそれを7Dが受け持っていたのですが)。そう考えると、(値段次第ですが)意外とユーザー層を広げ、売れる機種になったのかも。以上の点で、従来の5D2の延長線上の機種とはちょっと違うのかなあ、というのが、今のところの私の印象です。
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確かに、画素数が画質の全てを決める訳でもなく、弊害が存在することも承知しているつもりです。家庭用プリンターの最大サイズであるA3ノビぐらいまでなら、これで充分な画素数で、これ以上有っても無駄、という見識も成り立つかと思います。しかし、豊富なラインナップを誇るトップメーカーたるキヤノンが、これまで画素数の分野で常に他社をリードしてきたキヤノンが、3年半もかけて開発し、そういったユーザー向けの機種として期待していた方々に、全紙プリントで300dpiを実現しました、と胸を張って言える機種こそが、5D2の後継機だったと思うので、私的にはちょっと違和感を感じます。全紙で300dpiとは、すなわち3600万画素程必要で、それはつまり、Nikon D800が該当することになります。
まあ、そんなことを言っても、メーカーの造ったものしか買えないのが我々一般ユーザーですし、実際に使ってみれば、また考えも変わってくるかもしれないので、今日の私の戯言、ということで聞き流してくださいね。ただまあ、この5D MarkⅢの実売価格が、ニコンD800の2/3程度の価格になってくると、また話が変わってくるような気もしますが、ね。
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