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伊勢フットボールヴィレッジ [サッカーあれこれ]

私のゴールデンウィークといえば・・・、やっぱりサッカー撮影でした。

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今年、伊勢神宮で式年遷宮が行われることは、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。神宮は原則として20年ごとに、内宮(皇大神宮)・外宮(豊受大神宮)の二つの正宮の正殿他の全ての社殿を造り替える行事が進行中で、平成25年の今年、正遷宮(神体の渡御)が行われます。20年に一度ですから観光客も多く、このゴールデンウィークもそうでした。それによる経済波及効果、要するに、観光客来訪による地元へ落ちるお金の増加が見込まれるのですが、これが終わった後の落ち込みを危惧する声もあります。そこで、地元有力企業と自治体を中心に「フットボールヴィレッジ構想」が持ち上がった、という訳です。
構想自体は以前から有って、一時中断したこともありましたが、近年、注目度の高いスポーツとなったサッカー場を整備・拡大することで、既にある体育館(サンアリーナ)でのフットサルも含めて、各種サッカー大会や合宿、サッカー教室などのイベントを誘致していこう、という構想です。サッカー場としては、既に稼働しているグランドもあったのですが、今年4月に新たに2面の人工芝グランドと、3階建てのクラブハウスが出来て完成しました。私は今年1月の全日本U-15フットサルが併設の体育館で行われた際にこの地を訪れたのですが、その時は工事末期で、完成後としては今回初めて行ってきました。

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クラブハウスはなかなかモダンな造りで、ガラス張りの3階からは両ピッチが望めます。ロッカールームやシャワー室も完備していますので、有名チームも呼べそうですね。ただ、全面にネットが張られてますので、撮る側としては、この点はちょっと残念。1面には観客席も少しありますから、そこに入れば問題ないのですが。
ピッチに足を踏み入れると、ロングパイル人工芝の真新しいフカフカの感触で、ゴムチップの充填剤が厚く敷き詰められているのが分かります。まだ踏み固められていない感触でした。

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天然芝に比べれば維持費の安い人工芝グランドですが、こうした施設が日本全国で増えつつあるようです。高度成長期の終わった日本で、余暇や健康増進へ目を向け始めた成果の表れなのかもしれません。そしてそれが、「誘客」という効果を生むということに気付いた成果なのかもしれません。何にせよ、サッカー撮りには嬉しいことに違いありませんね。
この日は気温的には過ごしやすかったですが、日差しには強さを感じました。人工芝からの照り返しを感じながらの撮影となりましたが、夏は意外に近そうです。

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自転車 [日々の徒然]

まあ何にせよ、これまで永く使ってきた物を手離す際には、その時になってそれなりの愛着が有ったことに気付くことはありますよね。使っている間は不満タラタラだったとしても、いざ捨てるとなると、何だか惜しい気がちょっと湧き出たりして。

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私のいつもの足として頑張ってくれていた自転車と、別れの時がきました。今年初めのこと、乗ろうとした際にバキッと音がしたと思ったら、ペダルが割れて外れてしまいました(私の体重が急に増えた訳ではないですよ)。プラスチック製のこのペダル、どうも経年劣化の為に脆くなっていたようです。急場しのぎに針金で結わえ付けてみましたが、自転車で最も力のかかる部分ですから、無理でした。上等ではないプラスチックは、経年変化で割れやすいと聞いたことが有りましたが、その通りのようです。そう言えば、後方反射板も同じくプラスチック製だったので、いつの間にか割れて無くなっていました。愚息2号が、ソレが無いと警察官に注意されるよ、と言っていましたから、これも直さねば、と思っていた矢先でした。夜乗ることは滅多に無いのですが、ライトも切れて点かないし。こうなると、この6年前に8900円で買った自転車に、これ以上の投資をしてまで乗り続けるべきか、との疑問が湧いてきます。そんな話をしたら、使っていない自転車があるからあげるよ、との話が舞い込んできて、とうとうコイツとの別れを決意した次第です。
16インチの小型自転車、決して乗り易くはなかったですが、市内の所用などの足になってくれていました。酷使したり長距離を走ったりしたわけではないのですが、格安自転車だから、と大したメンテもせずに使ってきたせいで、汚れも酷いし、サビも出てます。全ては使用者の私の無精のせいです。この期に及んで、ちょっと反省しましたから、許してください。
今の時代、たとえ当初は高価でも、良いものを大切に永く使っていくのもアリだと思いますし、格安品をその都度買い替えながら使っていくのもアリだと思います。どちらが正しく、どちらが意味有ることなのか、定かには分かりませんが、せめて別れる(捨てる)際にはほんの一瞬でも、それまでのご奉公に対する感謝の気持ちだけは、心に留めて置きたいものだと思いました。

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