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EF 90million [カメラ機材]

既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、先週の5月29日、CANONから「EFレンズの累計生産本数が9000万本を達成」とのアナウンスがありました。
http://web.canon.jp/pressrelease/2013/p2013may29j.html
EF90million-1.jpg

1987年に他社に先駆けて、従来のFDマウントから完全電子マウントのEFに切り替えたキヤノンレンズ。当初は賛否いろいろあったようですが、その後のデジタル化進展と共に、その方針が正しかったことが証明されたようで、順調に生産本数を伸ばして、とうとう9000万本(あくまで累計ですが)まで到達したようです。以前は、キヤノンレンズと言えば、宇都宮工場製オンリーでしたが、今は大分や台湾やマレーシアで造られているとか。
しかし、2012年8月に累計8000万本を達成してから僅か9か月ちょっとで1000万本も生産されているのですね。もちろん、その多くは一般普及目的のキットレンズなのでしょうが、一眼レフカメラの一般家庭への認知度・普及度が推測されます。ネット社会が一般化して、写真がデジタルになることの利便性が認められ、携帯電話のカメラ機能から、より良い写真を残したいという希望に沿った結果かもしれませんね。
しかしそれでも、メーカーの修理部品の保有期限は7年のまま。確かに、安価なコンパクトデジタルカメラなどは、それで困らないかもしれませんが、それらに比べはるかに高価なLレンズなんかは、この期限をもう少し延ばして欲しいところです。毎年モデルチェンジする製品と、少なくとも数年、多くが10年以上の期間生産されるLレンズとを、一括りにするのもどうかな、と思ってしまいます。それならば、あのLレンズの価格も、少しは納得できるかな、と。

EF90million-2.jpg

ちなみに同日、1D MarkⅣ&Ⅲの新ファームウェアも発表されました。生産完了品についても新ファームが用意されたことは歓迎すべきですね。
(MarkⅡやⅡNには用意されないということは、やっぱり修理可能期限のことが影響しているのでしょうか・・・)

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