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サッカー撮影72(それでも捕捉し続ける その5) [サッカー撮影]

AFについての私的考察ですが、随分長くなってます。お付き合い頂いている方々、もう少しご辛抱ください。

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では、今回は8連写です。いつものとおり、撮影データ記しておきます。
CANON 1D MarkⅣ+EF400mm F2.8 L IS
焦点距離 400mm 絞り優先AE シャッター速度 1/1250 絞り F3.2 評価測光
露出補正 -1/3  ISO 500  AI SERVO AF  RAW 高速連写モード(秒9コマに設定) 領域拡大使用

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撮影者である私が撮ろうとしているのは、背番号④の青ユニフォームの選手です。1コマ目にはピントが来ていません。ピンが来る前に連写を始めてしまったことは、反省すべき点だと思いますが、2コマ目にはピントが来ました。これでこの選手をAFフレームでしっかり捕捉していれば、ピントの合った写真を量産できるはずです(被写体追従度は「やや遅い」です)。ところが、3コマ目にはまた外してしまいます。手前にオレンジユニフォームの選手が入ってきた為でしょうか。でもまた4コマ目にはピンが来ています。指定したAFフレームではそれほど外していないのに、5.6コマ目には手前のオレンジユニフォームの選手にピントを持っていかれてしまいました。ダメかと思いきや、7コマ目にはまたピンが来て、8コマ目にはまた外しています。
上の画はノートリミングですが、ブログに載せるためサイズダウンしてあります。これでは分かりにくいので、指定したAFフレームを中心に拡大してみたのが、下の画です。

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選手と選手が重なり合うことは、サッカー撮影ではよくあることです。撮りたい選手にしっかりピントを合わせ、その選手の前や後ろの選手はボカす。これで、長焦点レンズを使いながらも立体感を出す、一眼レフカメラらしい画となるはずです。なのにこのように、一旦ピントが来てもその後行ったり来たりでは、なかなか安定して良画像を量産することが難しい。確かに、撮影者である私のAFフレームの当て方に雑さが見受けられ、それが原因の一端になっていることは、これからも分かります。もっと集中力を高める必要があったのだと思います。けれど、一旦ピントが来たら、もう少し粘ってほしかった、何のために被写体追従敏感度の設定なのか(この設定が「早い」ならば、この結果に納得できます)、との思いもあります。もう4年前の機種とはいえ、プロ機と呼ばれる1D4のAI SERVO AFですら、これが現実だったりします。

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前回も書きましたが、カメラは撮影者の意志や意図を読み込む機能を持っていません。そして、レンズを通して得た画のみで、AFセンサーに導かれた光のみで、ピント合わせをしようとします。この8連写に1秒もかかっていません。撮影者は指定した1点のAFフレームで狙いを外さないように努力はしますが、このシーンのような状況で、完璧にトレースすることなど、なかなか難しい。不規則に動いたり止まったりを繰り返す選手、しかもその動きが大きかったり早かったりする。また、手を振り、体を歪め、相手選手も割って入ってくる。色彩豊かだが反射もするナイロン繊維のユニフォームが皺になったりならなかったり、光の当たり方も反射のし方も1コマ1コマ変わっていたりする。このようなサッカー撮影においては、カメラ側のピント合わせ機能(AF)を使って完璧に、というのは、現状は無理、と思った方が良いのかもしれません。この記事シリーズの冒頭で私が、現在のAFは100点満点ではない、と書いた意味は、そのことです。

更に・・・

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