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EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM [カメラ機材]

既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、CANONは昨日、EF100-400mm F4.5-5.6 L IS USM のリニューアルモデル(Ⅱ型)を発表しました。発売開始は今年末、希望小売価格は30万円(税別)。
http://cweb.canon.jp/ef/info/ef100-400/index.html
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前モデルが1998年12月発売開始ですから、丸16年ぶりに新型に変わりました。多くのユーザーが待ち望んでいたはずですよね。スペックはキヤノンHPを参照してもらうとして、一番大きな変化はやはり、直進式から回転式にズーム方式が変わったことでしょうか。これには多分、賛否両論出ると思います。一気に画角を替えやすいが全長の変化が大きい直進式に比べて、微妙な画角調整がしやすい回転式、どちらが絶対的に良いとは言い切れないのかもしれませんが、屋外で使われることの多いこのレンズを防塵・防滴仕様にするには、回転式の優位はあったと思われます(インナーズームではないので、若干の全長変化はあるようですが)。
キヤノンは、既存のEF 70-200mm F2.8 L IS II USMと同等以上の画質を実現した、とアナウンスしているようですが、画質的にはそのとおりを期待したいところです。16年前に比べてデジタル一眼が一般化した昨今、特にここ2~3年の間に出たレンズが皆一様に、開放F値付近からシャープな画を提供してくれているので、ぜひともこのレンズにも期待したいところです。シグマやタムロンには、テレ端600mmに達するズームレンズがありますが、今回のⅡ型への移行に際して焦点距離やF値の変化はありませんでした(フィルター径も77mmのまま)。それを残念がる意見もあるでしょうが、それ故に得られる画に期待が膨らむということも。それにサッカーなどフィールドスポーツを撮る側としては、APS-C機を使えば、160-640mmの画角が得られるのですから、それで十分ではないかと思うのです。
あくまで実機を触ったことの無い私の想像ですが、7D MarkⅡとこのEF100-400 Ⅱ型の組み合わせは、サッカー撮影に於ける今後数年のスタンダードになるのでは、と想像します。この組み合わせなら、小学生から大人まで、殆どのシーンでサッカー撮影できます。純正同士の安心感、ボディ・レンズ共に防塵防滴仕様、リセールバリューなども加味すれば、かなりお勧めだと推測します。この組み合わせで純正サンニッパ1本の値段以下で手に入れられますしね。
望遠ズームは今年は豊作だったのではないでしょうか。これから、いろんなレビューや作例が出てくると思われますが、また一つ楽しみができました。私ですか? 旧型を既に処分してしまった私ですが、今のところ購入予定は無しです。

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