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今年も「ありがとうの日」 [巷の雑感・時の想い]

すっかり紫陽花の季節になりましたね。街のあちこちで見かけるようになりました。
そして今年も「ありがとうの日」がやってきました。

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6月6日は誕生日でも、記念日でも、命日でもなく、「ありがとう」と思う日にしたいと思います

昨年も同じことを書きました。そして今年も同じことを書きます。同じ気持ちだからです。
ちょうど4年前のこの日、ICUのベッドに横たわる息子の姿を見て、
「これから先の私の人生は、この子の手となり足となろう」
そう思いました。
車椅子を押して、この子の行きたい所へ連れて行ってあげよう、
箸やスプーンを持って、この子の食べたいものを口に運んであげよう、
そう決意した日でした。

その日から今日で丸4年、息子は何不自由なく学校に通っています。
今日もボールを追って、砂埃のグランドを走っています。
身長は私を追い抜いてしまい、私の倍ほどの量を毎日食べてます。
そして私は、いつも通り、サッカーを、息子の姿を撮り続けています。
嘘のようです。夢のようです。
これを幸せと呼ばずして、何をそう呼べばよいのでしょう。

今年もありがとうの日-2.jpg

今では、あの事故の事を知らない友人やチームメイトも多くいます。
でも私の脳裏には、今でもしっかり刻まれています。
だからこそ、今日も心底から、「ありがとう」と言えます。

ありがとう。
今年もそう言えることに、ありがとう。
これまで支えてくれた皆さんに、ありがとう。
そして来年の今日も、ありがとうと言いたいです。

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よく頑張りました [サッカーあれこれ]

愚息2号が高校2年生だった昨年、県内では多少は名の知れた選手を抱かえていたこのチームは、高校総体県予選でベスト8に進出したものの、そこで敗れ去りました。結果から見れば、妥当だったと思います。その時のレギュラーメンバーが(1人を除いて)ごっそり抜けた新チームが立ち上がったのは今年初め。特に名のある選手も居ない弱小集団で、期待できる成績など、とてもとても。でも新人戦から、試合を重ねるごとに団結力と闘争心が増していくのを、ファインダー越しに感じていました。そしてこの高校総体(インターハイ)です。何と、昨年の成績を上回るベスト4に進出。これは我が校にとっては、20年ぶりらしいです。そこで先週、U-18日本代表を2人も抱かえる大本命校とぶつかり、見事に敗れ去りました。特に守りに入る訳でもなく、普段通りのサッカーを貫いての0-6の完敗。ファイティング・スピリッツが無ければ勝てないが、それだけでは勝ち上がれない、これも妥当な結果。選手達には(もちろん愚息にも)涙は有りませんでした。

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サッカー後進県である県大会でのこと、全国的に見れば「すそ野」に間違いないココでのこと、取り立てて言うほどの事ではないかもしれません。でもサッカーが団体競技であり、1+1=2にならないことを見事に証明してくれた、と個人的には思っています。手前味噌な話ですが、「ここまでよくやった、よく頑張った!」と声をかけてあげたい気持ちがあります。半進学校である愚息の高校では、昨年と違ってレギュラーメンバーの半数近くが、この大会をもって引退するようです。明日からは、また一からチームを作り直しです。さてどうなることやら。

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愚息ですか? 続けるみたいですが・・・(大学進学だいじょうぶか?!)

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