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サッカー撮影100(ボールの無い画 後編) [サッカー撮影]

前回に引き続き、画の中にボールが無い写真を紹介したいと思います。

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上の2枚は、実は連写で撮っていて、ボールが画面内に有る画もあります。しかし、選手の表情的にはコチラの方がベターなので載せました。今回もそんな画をご紹介したいと思います。

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試合中の選手が取り組むボールが画の中にあった方が良い、とは思います。けれどその瞬間、選手が眼を閉じてしまっていたり、ボールの影で表情が見れなかったり、手前に障害物が入り込んだり、そんな経験をサッカーを撮られている方にはきっと有ると思います。連写を使っている場合、その一コマ前、一コマ後の方が「使える画」になったりすることがあります。我々が撮りたいのはボールではないのです。

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たとえボールが写っていなくても、選手の体全体から発する躍動感や表情から読み取れる必死さが、サッカー写真として成り立たせる要素でもあると思います。また、選手を画面からはみ出るくらいに大きく捉えたら、ボールが無い画になることもありますね。ただやはりボールが無いと、選手の表情や思い切った動きに対する比重が増します。

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如何でしたでしょう。何かの参考になれば幸いです。

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サッカー撮影99(ボールの無い画 前編) [サッカー撮影]

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これまでサッカー撮影に於いて私は、「画の中に少しでもボールを入れること」を勧めてきました。サッカーという競技が、広いグランド内で敵味方22人の選手が1つのボールを巡って争う競技であるならば、そのボールに絡む処にシャッターチャンスがあり、サッカー撮影がプレイ中のサッカー選手の撮影だとすれば、ボールに絡む選手に撮る魅力が多いと思うからです。

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では、基本はそうだとして、ボールが画の中に入っていない写真はサッカー写真として魅力が無い、撮る価値が無いのでしょうか。今回は、そんな画の中にボールが無いサッカー写真を考えたいと思います。

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ボールの無い画でまず思い浮かべるのは、選手の感情を主とした画ですね。ただ、これらの喜怒哀楽の写真のことは以前にも書きましたから、今回は除外することとします。

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では、下の4連写した画を見てください。

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サッカーを撮っておられる方々には、このような経験はお持ちでしょう。ボールが画に有るのは②ですが、これが使える画かというと、必ずしもそうではない。
もう一例、下の3連写した画を見てください。

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ボールは頭上からやって来て、②と③の画には有りますが、実はベターなのは①でしょう。
ボールが画の中に有れば、選手が懸命になっている対象物がはっきりするので、サッカー写真としてのまとまりは確実に良いと思われます。けれど、たとえ画にボールが無くても、選手の動きや表情から、サッカー写真として十分に見られることもあります。今回は、そんな写真を紹介したいと思います。

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次回につづきます。

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