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サッカー撮影101(楽しい!) [サッカー撮影]

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スポーツの撮影は基本的に動体撮影です。動く被写体を撮ることです。そしてサッカー撮影は、68×105mのグランド内を常に動き回る選手を撮ることです。被写体である選手と撮影者は離れていますから、当然望遠レンズを使うことになります。ただ望遠レンズは見える範囲が狭い(画角が狭い)ので、動く被写体に対して常にレンズを振って、ピントを合わせて、欲しい瞬間を狙ってシャッターを切る、の連続になります。試合に臨む選手と同じような集中力を必要とし、最初からイメージしたような画、満足できる画は得られないかもしれません。また、機材に掛かる負担も大きいので、予算も必要な分野です。けれど、写真がデジタルになった恩恵を最も受けた分野だとも言えます。デジタルになったとて、写真を撮る基本は変わりませんが、失敗を恐れずに幾らでもトライできる環境が、今あります。

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サッカー撮影が「試合中の選手を撮る」ということであるならば、汗を飛ばして走る姿、悔しさを滲ませる眼、思わず爆発させる歓喜、必死に相手に食らいつく表情、そんなシーンを形にして残すことです。そして、それが何時何処で現れるのか予想できず、しかも一瞬しか見れない。そんな煌めくシーンをきちんと収められるのには、多くの努力と経験が必要かもしれません。けれどサッカーでは、そんな煌めくシーンが淀みなく流れていく。ピッチサイドに立ち試合に臨めば、試合終了のホイッスルが鳴るまで、次から次に現れるのです。サッカー撮影では、シャッターチャンスは無数に有ると言えます。

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サッカ選手達が、最初から上手い訳ではないのと同じように、思うほど簡単には撮れないかもしれません。たとえ何十試合撮ろうとも、同じシーンは二度と来ません、撮れません。取り逃がせば悔しいかもしれませんが、煌めきは次から次にやってきます。何度でもトライしてみてください。そう続ければ、きっといつか、貴重なシーンを手に入れられます。そう続ければ、「ああ、撮っていて良かった」と思える時がきっと来ます。そして「もっと撮りたい」と思うはずです。

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「サッカー撮影は簡単ではない、でも楽しい」そう思ってください。そう思う人が一人でも多くあって欲しい。このブログで、私が自らの経験や考えを書き続けてきた根幹は、それです。そして、つたない文章と写真ですが、少しはそれをお伝えできたのではないかと思います。これからも私は、煌めく瞬間を追い求めて撮り続けます。既に撮り続けておられる方、これから撮りはじめられる方、一緒に頑張りましょう。そして、「楽しい!」と感じましょう。今この瞬間しか撮れない画に向かって。

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