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EF-S 15-85mm F3.5-5.6 IS USM [カメラ機材]

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サブ機に関しては以前のブログでも取り上げましたが、人それぞれ。私にしてもサッカー撮影の現場で、7D2のみで撮ることもあれば、1DX2や1D4をメインに、7D2をサブ機に、ということはあります。そんな場合、7D2にはEF-S15-85mm F3.5-5.6 IS を主に使っています。このレンズ、まず焦点距離が適している。フルサイズ換算約24-136mmというのは、集合写真や表彰式を撮るにしても、ベンチに座る監督や選手を撮るにしても、実に使い易い。確かに明るいレンズではないですが、日中屋外での使用なら問題ないし、サッと取り出してパッと撮るのにはIS搭載はありがたい。このレンズは、先代7Dを購入した際にキットレンズとして我が手に来たものですから、2009年末から使っていることになりますが、持ち出す頻度はかなり高いレンズです。
ただ最近では、その描写性能に物足りなさも感じ始めています。一部では、「Lレンズ並」との記述も見かけますが、そんなことはありません(Lレンズはもっと上です)。ここ2~3年で発売されたAPS-C機用単焦点レンズは凄い解像度を誇るものもありますが、それは単焦点。ズームレンズに比べて利便性で劣るのですから、ある意味では描写性能が良くて当たり前。APS-C機で使うことを前提に、このレンズより勝るズームレンズを探しても、現在の私の使い方を考慮すれば、なかなか見当たりません。
そこで、メンテナンスです。大分修理センターにここまで機材を送るなら、その中にコレも入れて、一緒にキッチリとメンテしてもらおうと、「あんしんメンテ プレミアム」を申し込みました。「不具合や故障ではありませんが、描写力には疑問を感じていますので、その点を確認・調整してください」と書き加えて送り出しました。そして、3、4日後に担当者から私に電話がありました。
「描写性能に不満とのことで、送られたレンズを拝見しましたが、描写に関しては特別不具合は発見できませんでした」とのこと。要するに、「このレンズはこんなものです」ということでしょう。まあそう言われてしまえば仕方ないですね。ただそれに付けくわえて、
「ただ頻繁ではないですが、AF駆動モーターが空転する現象が確認できました。修理しますか?」
との問いかけには、そんなことを感じていなかっただけにビックリ。でも、メーカーで専用測定器を使ってキッチリ検査した結果なのですから、事実なのでしょう。先にも書いたように、このレンズに代わるものを未だ見つけられない私には、今後もこのレンズの出番は多いだろうし、それならばこの期にしっかり治してもらった方が良い、との結論が直ぐに出ました。その分費用は掛かりましたが、他の機材と一緒に約2週間後に戻ってきました。
修理伝票とメンテナンスシートを載せますね。

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外観はスッキリきれい。中を見ても、気になっていたチリも取り除かれてスッキリきれい。「後ピン傾向のため調整」とありますが、これはちょっとそんな気がしていたので納得。
で、早速いろいろ撮ったりして見たのですが、どうもあまり差を感じません。まあ、メンテに出して安心感が付与されたことはプラスですから、今後安心して使っていけるということで、良しとしましょう!
(これからこのレンズは、保護レンズを外して使おうかなあ~)
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