秋の収穫バスツアー [日々の徒然]
実は今月、長女が帰郷してきました。溜まった有給休暇を年内に消化する(年末年始は仕事が忙しいので)のが動機でしたが、まあ親としては嬉しい出来事です。で、せっかく帰ってきたのに家でグタグタしているのも勿体無い、ということで、「どこかへ行こう」という話になったのですが、さてと、思いつく行先が出てこない。そこで、こんな場合に我が家には有りがちな選択ですが、手軽な日帰りバスツアーに3人で申し込んで行くことになりました。(過去何度もこの手の話を紹介してきましたが)。
まあ予想されたことですが、この時期にこの種のバスツアーに参加する方々は、年配の方が多いですね(自分も年配の範疇に入ってますが)。50人乗りのバスで2/3位は席が埋まっていたでしょうか。南信州に向かったバスが最初に停まったのは、木工製品を手作りしている店でした。
その後、早速昼食です。確かに、松茸が入っていましたが、団体客が何組も押し込まれたホールみたいなところで食べたので、イマイチ味や香りが楽しめず。手早く平らげた後は、売店でフローズンヨーグルトなるものを買って車内で食べてました。
信州味噌の蔵元にも寄ったのですが、我が家の味に慣れた私の舌には、どうもピンと来なくて。
「栗拾い」がこのツアーのイベントの一つだったのですが、先の台風で被害が出たとかで、お土産に栗を貰っただけで素通り。次が、梨とリンゴの食べ放題です。
食べ放題と言っても、木からちぎって自分で皮を剥いて(入り口でフルーツナイフを手渡されました)食べるので、1個食べるのに時間がかかる。食べ放題でも時間制限はありますし、昼食後ではそんなに食べられません。結局、殆どの人が梨とリンゴを1個づつ食べるので精一杯。後はお土産に1個づつ貰ってきました。
次はブドウです。ブドウ園に入って、気に入った2房をもぎ取ります。本当は1人1房らしいのですが、まだ時期がちょっと早くて小さいので、今回は1人2房でOKとのこと。
帰り道、フッと見上げれば、遠くに見えるのは南アルプスの山々。当日は天気も良かったですが通り過ぎる風に、季節は確実に秋へ、そして冬へ向かっていくのを感じました。
秋の味覚をもぎ取ってくるツアーだったので、各自それぞれが持ち帰ったお土産はこんなにたくさん(これで1人分)。写真には写ってませんが、その他に、栗ごはんや落花生、栗きんとん、しめじ等もお土産として配られました。お得な、お勧めのツアーだったのかどうかは分かりませんが、つまらない所へ行って時間を潰すよりは有意義だった、という事にしておいてください。