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飛蚊症 [日々の徒然]

8月初旬ぐらいだったでしょうか。ある日突然、目の中にゴミが浮遊しているのが感じられました。どうも左目だけみたいですが、痛みも無く、かゆみや不快感も無く、ただ邪魔なだけだったので、「そのうち治るさ」と放っておいたのですが、一向に無くなる気配がない。そのゴミみたいに見えるものが増える訳ではないのですが、何だか気味が悪くなってきました。何といっても、眼はカメラマンの命ですから。そこで恐る恐る近所の眼科に行って、いろいろ検査してもらったのですが、先生に「飛蚊症ですね」とアッサリ言われてしまいました。「ひぶんしょう?」と怪訝な顔をしたであろう私に手渡されたのが、この冊子です。

飛蚊症.jpg

この冊子に書かれた内容を要約すれば、

眼球の中にはゼリー状の透明な硝子体が入っているのですが、この硝子体に何らかの濁りが生ずると、それが網膜に映り、浮遊物が飛んでいるように見えるのが飛蚊症。歳をとると硝子体はゼリー状から液状に変化し、硝子体は次第に萎縮して網膜から離れ、その変化が飛蚊症の症状をもたらす。このタイプの飛蚊症と診断されたら、髪が白髪になるのと同じような生理的な現象で、治療の必要は無し。多少うっとうしいと感じますが、慣れれば特に問題ありません。

ということです。まあ「老化の証」ということなんでしょうね(ちょっとガックリ)。せっかく眼科に行ったので、この際いろいろ検査してもらいました。眼科にお世話になった事など何十年ぶりでしたが、最近はいろんな検査器具が有るんですねぇ(半日かかりましたが)。でも、飛蚊症以外に気になるような点は無い、との診断結果で一安心。歳は取りたくないですが、仕方ないと諦めるか慣れるかしかないようです。幸いなことに、その後はこの浮遊ゴミが見える数が徐々に減った感じがして、現在ではそれほど気にならなくなりました。眼はカメラマンの命と先に言いましたが、これでまだまだ撮り続けられそうです。

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