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高校サッカーダイジェスト Vol.26 [写真・撮影]

サッカーに興味をお持ちの方々にとって、天皇杯が元日決戦ではなくなってからは、この高校サッカー選手権が「正月の風物詩」的になっているように思えます。以前の記事でも書きましたが、既に組合せも日程も決まり、12月30日の開会式から1月14日の決勝戦まで、筋書きの無いドラマを楽しめることと思います。その所以は、負ければ終わりのトーナメント戦であること、準々決勝までは延長戦が無く、同点の場合は即PK戦になること、そしてJリーグなどの大人のチームと違い、少しのメンタル面の差がチーム力を大きく左右する高校生であること、等が挙げられると思います。

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現在、「高校サッカーダイジェスト Vol.26」が書店に並んでいることと思います。そして、このブログを以前から見に来て下さる方々には、私が当県大会の写真を提供していることもご存知だと思います(報知新聞社からも同様の特集号が発刊されていますが、その号の写真撮影も兼務しています)。そうした雑誌社の依頼撮影も今年で5年目になりますが、慣れているようで、やっぱり毎回反省すべき点が出てきますね。今年の当県の決勝戦では、試合開始からまったく「試合に入り込めていない」自分を痛感し、ハーフタイムで気持ちを入れ直さなければならない始末。そんな焦った結果、勝利チームにU-17日本代表の選手がいる事、J2クラブに内定している選手がいる事など、すっかり忘れてしまい、その選手をちゃんと撮れていたかなあ、と試合終了後になって不安になるなど、まだまだダメですね。
いちおう、この雑誌のスタッフリストに名を連ねる身としては、「買ってください」と言うのが筋だとは思いますが、まあ興味のある方は書店でスラ~ッと見てください。そして郷土の代表校を、ぜひ応援してほしいと思います。

(ちなみに、「貧乏暇なし」な私は年末年始も仕事で、撮りに行くどころか、テレビ観戦もできるかどうか(涙)

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師走 [巷の雑感・時の想い]

師走.jpg

「ちょっと冬が来るのが早くないかい?」

そうでもないさ、もう師走

「秋を楽しむ余裕が無かったじゃないか」

夏の奴がちょっと頑張りすぎたからな

「時計の針は皆に平等に進むのに?」

それは人間が勝手に決めた尺度だろう

「季節の長短は気まぐれということかい?」

そうさ、これまでも、これからも

「それでも四季は移り変わっていくのだろう?」

そうさ、これまでも、これからも

「空を見上げ、周りを見渡し、それに気付けと?」

他の動物や植物たちは、もう準備している

「同じ大地の上で、同じ空の下に居るのに、人間だけ?」

そう、人間だけが勝手な基準で動いているだけ

「君の気まぐれに合わせろと言うのか?」

そう、この地の上で、この空の下に居る限りは

「力弱いものなんだな、人間は」

そうさ、これまでも、これからも、だから・・・

「だから、何?」

だから、急げ、奴が来る前に


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「探偵はBARにいる」 [本・映画・アニメ・詩歌]

もしルパン三世を実写化するのなら(もう既に実写化されてますが)、ルパン役は俳優「大泉 洋」しかいない、と私は思っていました。その大泉 洋主演の映画が、「探偵はBARにいる」です。

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まず、この俳優「大泉 洋」がキライな人にはまったくお勧めできない映画です。これは、彼あっての映画だと思うからです。なので、彼の軽妙洒脱な言動、時にハレンチで、時にシリアスな表情、それら相対する魅力を最大に引き出した映画である、と言い切ってしまいましょう。東直己氏の推理小説シリーズ「ススキノ探偵シリーズ」を原作としているらしいですが、推理作品としての魅力は薄く、かといってアクションシーンがカッコいい訳でもなく、奥深い・人間臭い大作でもなく、思わず涙が溢れるような感動作でもありません。けれど、大泉洋演じる探偵と、松田龍平演じる無口な相棒とのコンビが出くわす事件を、軽いコメディタッチを交えながら、時に真面目に追い続けるストーリーは、なかなか退屈しない映画に仕上がってます。2011年に第一作が造られて好評だったのか、その後2013年に第二作、2017年に第三作が公開されています。ひょっとするとシリーズ化されるのかもしれませんね。

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本音を本人の声でナレーション的に入れながらもセリフは建て前的、そんな手法を盛り込みながら、時にシリアスな表情を見せる探偵(名前は明かされていません)。札幌ススキノの裏通りを颯爽とかっ歩する姿はカッコ良くも、でも話し言葉は軽妙でどちらかと言えば下品な部類。特に大金持ちでも頭脳明晰でもなく、次元大介風の松田龍平の助けが無ければ危ない事多い程度の腕っぷし。でも、決めるべきところはキッチリとシリアス。そんな主演の大泉洋の魅力が詰まった映画です。
確かにそれだけだと、何だかオチャラケた三流映画になってしまいますが、魅力的な女優さん(時に依頼人だったり時に犯人だったり)が絡むことで、ワンランクアップの映画になっているように思えます(それでもB級の域を出ないでしょうが)。一作目の小雪さんの二面性、二作目の大阪弁丸出しの尾野真千子さん、三作目の氷のように美しい北川景子さん、ですね。
肩ひじ張らずに軽~く見る映画で、DVDレンタル店では既に旧作扱いになっている筈ですから、(大泉 洋が嫌いでなければ)お勧めしようと紹介しました。身構える必要は無いですから、見るなら第一作から、ですね。




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