SSブログ

休診中 [日々の徒然]

私は歯医者が嫌いで、でも歯医者通いが非常に長い、と以前書いたことがあります。昨年末から今年の初めにかけても通っていました。今年2月にやっとそれも終わり、もうしばらくは大丈夫だろう、と思っていたのですが・・・

休診中.jpg

夕食を食べて、さあ溜まっている写真の編集でも、と机に向かったら、ボロッと歯が取れてしまいました。正確には、歯に被せてあった詰め物が取れたのですが、それが悪いことに連休初日。当然歯医者も休み。しかたなく、この連休中はなるべく柔らかいものを食べて過ごしていたのですが、連休が終わって直ぐに馴染みの歯医者に予約の電話を入れたところ、「先生がケガをしてしまって診療できません。来月の6月初旬にしか予約を受けられません」というではありませんか。医師も生身の体ですから、こうした事態になる事もあるでしょう。でも、これには暫し考え込みましたよ、だってまだ一か月近く先なのですから。
こうした場合、できるだけ早く歯医者に行けば、意外と時間がかからずに治るのは分かっています。けれどまあ時期が悪い、そして一か月近く待たなければならないなんて、なんと運が悪い。医者というのは、特に歯医者となると、過去の経緯やデータを持っている馴染みの医院が良いのは間違いない(信頼しているからこそ、その医者に二十年近くお世話になっているのですから)。今さら探して見知らぬ歯医者に行くのには勇気が要ります。こんな場合、皆さんならどうしますか。
しかし悪くなった歯は、放っておいて良くなることは絶対に無い、悪くなる一方です。そこで、フッと思い出したのが、以前住んでいた臨家の息子さんが歯科医院を開業した話。全く知らないところに行くなら、せめて少しでも縁のあるところがイイかな、と早速電話してみました。しかし、連休明けで予約が一杯。何とか頼み込んで、今日の予約の最後に付け加えてもらいました。
結局一時間以上も待たされましたが、無理を言って来た私にすごく優しく丁寧な応対をする方で、当面はコレで大丈夫、というところまでやってくれました。私がその日の最後の患者だったこともあって、診療終了時間を大幅にオーバーしてまで(私が終わった時には看護師さんは皆帰ってました)、きっちりやってくれたこのお医者さんに感謝です。これでしばらく安心して食べられるのと、しばらくこの医院に通ってみようという気になりました。
今まで何年もお世話になった医院を無下にするわけではありませんが、セカンドチョイスの必要性を感じてしまいました。皆さんも、歯は大切に!

nice!(2)  コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

光るパソコン(新PC導入記 その7) [パソコン]

まだパソコンの話を続けるのか、と言われてしまいそうですが、私もこんなに長くなるとは思いませんでした。数年ぶりのPC購入ですので、どうかご勘弁を。今回で最後ですから。

光るパソコン7-4.jpg

これまで何度か書いてきましたが、今年の私のテーマ「軽量化」に対して、PCの新規導入は操作感の軽さを狙ったものでしたし、スペック(パーツ選び)もその点を重視したつもりです。このPCが手元に来て一か月ちょっと経ちましたが、その目論見は十分達成されたました。そればかりか、操作感の軽さよりも「力強さ」の方がより感じるように思えます。
まずは、いつものソフトでWindows10やソフト類が入ってるCドライブの速度を計測してみました。向かって右側が旧PCのIntel SSD 180GB(5年半使用)、左側が新PCのSAMSUNG 970 EVO 250GN M.2(Type2280)です。

光るパソコン7-2.jpg

5年半使ったSSDは、読み出し速度こそ当初の速度を保っていますが、半分以上埋まった状態では、この結果は仕方ないですね。それでも実使用にはまったく問題はありませんし、もう「HDDにOSを入れる」は昔話になりそう。それに対してM.2 SSDは、公称通りの性能を発揮していてくれることが分かります。実使用でも、Windows10の立ち上がりやソフトの起動速度共に、旧PCよりもグッと早い!。現在発売中の主要なマザーボードには、M.2専用のソケットが付いているはずですから、今後はコレが主流になっていくものと思われますが、M.2には熱問題がありますから、ノートパソコンや省スペースPCには、従来の2.5inch SSDが使われるかもしれません。私はミドルタワーのデスクトップなので、その熱対策のために5個の12cmファンを付けた訳です。
ただData保存用のHDD自体の速度は従来のままですから、HDDから読み込んでソフトで作業し、また保存という事をするには、HDDの速度がボトルネックになります。今回お世話になった近所のPCショップの店員さんによると、そうした作業場として値段が手ごろになった2.5inch SSDを使われる方が増えているとか。確かに、Data(私の場合は写真RAW Data)を一時SSDに入れ、そこで作業して一時保存、そうして編集作業が終わったDataをHDDに移動して保存、ということをすれば、かなり効率良く作業できるかな、と思いました。あいにく予算が底をついているので今すぐにはできませんが、いづれそうした「作業場としてのSSD」の導入を検討したいと思います。
旧PCのメインメモリー(DDR3-1600 8GBx2=16GB)を倍増(DDR4-2600 16GBx2=32GB)した件ですが、私の場合の最も重い作業であるRAW現像では、メモリー量よりCPU性能の方が要求されるのですが、その前段階であるRAW画像の選別において、旧PCの16GBは不足気味でした。サッカー撮影では一試合1000枚以上というののはザラにあり、数百枚のRAW画像を取捨選択する際にはキャプチャーでメモリーをかなり消費します。それが倍増した32GBでは余裕がかなり増しました。旧PCでは一作業ごとに再起動してましたが、新PCでは連続作業でもへこたれません。
そしてCPUです。私のPCで最も重い作業はRAW現像です。旧PCのIntel Core i7 4770(3.4GHz 4コア8スレッド)から新PCのIntel Core i7 9700K(8コア/8スレッド 3.6GHz TB時最大4.9GHz)になった恩恵は、そのRAW現像において時間短縮に如実に表れました。RAWの現像にかかる時間は、使用ソフトやレタッチの多さ、ノイズリダクションの掛け方等で変わりますから、あくまで参考値として見て欲しいのですが、1DX MarkⅡのRAW画像200枚をJPEGに現像するに要した実測時間は(今回はHDD速度がボトルネックになるので、SSD→SSDとしました)、
旧PC 22分15秒(1335秒)
新PC 13分43秒(823秒)
4割近くの短縮になりました。タスクマネージャーで見ていると、公称値の最大4.9GB近くまで上がっていることが確認でき、このCPUが当初の性能通りに働いてくれていることが確認できました。旧PCとて、我慢できないほど遅いわけではありませんでしたが、この旧PCを導入したのは、私が1D4や7Dを使っていた頃で、1600~1800万画素だったのです。この旧PC導入の際も「早くなった」とのコメントを書いたと思いますが、今や全て2000万画素オーバーのRAWですから、旧PCでの作業が重く感じられるのはしかたないことです。それがずいぶん軽くなりましたし、余裕も感じられます。時間が短縮されたからと言って、現像画像の画質が良くなる訳ではありませんが、数百枚のRAW現像が日常の私にとっては、随分とストレスの軽減になります。この点が新PC導入の最大の目的であり、やはり5年半のCPUの進化(真価)を感じざるを得ません。

光るパソコン7-3.jpg

さて、総括です。デジタル画像を扱っていく上で、パソコンは欠かせません。スマホで撮ることがほとんど、SNSへのアップが多い、という方ならいざ知らず、サッカー撮影という一度に大量の画を撮る、しかも全てRAWであることを考えれば、PCへの性能要求度は高くなります。PC関係の性能アップは、10年前に比べれば幾分鈍化した印象はありますが、それでも5年半という歳月は、その進化度を享受するには十分な時間でした。今回、Windows7のサポート打ち切りに端を発した新PC導入ですが、現時点で私のできる限りの予算をつぎ込んでの新PCは、期待通りの性能を見せてくれ、今後数年間は十分現役で頑張ってくれると確信しました。その為の、HDDを複数収納できるPCケース選択であり、各パーツの選択でもあったのです。確かに「光る」ことへの興味はありましたが、それは二次的なことで、今後使い続けることへの楽しみの部分でした。惜しむらくは、もう少しモニターに予算を割きたかった、とい点がありますが、何事にも予算というものがありますから、ここは仕方ないと妥協することにします。それでも、WQHDのツインモニターは広大な作業スペースで快適ですし、CPUは複数ソフトの平行作業にも耐えてくれます。総じて、今回の投資効果には十分満足しています。後は、今はデフォルト設定のUEFIをいじってみたいのですが、まずはWindows10に慣れることが先決ですね。
この連休が過ぎれば、重要なサッカー大会が連続します。毎週撮影です。そんなヘビーな状況にも、十分受け止めてくれる力感のあるパソコンを手にしたのですから、後は一枚でも多く良作を撮るのみ、ですね。

nice!(2)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

三つの時代 [巷の雑感・時の想い]

三つの時代.jpg

この世に自分という存在に気付いたのは、何時だったろう
昭和と呼ばれる時代に生まれ、青春と呼ばれる時を渡った
人の子の親となったのは、暦が平成になった頃
辛く苦しく乏しく、でも無我に夢中だった
時が流れ、自分も変わり、周りも移ろい行くが、まだ終着駅ではない
けれど時の節目を迎えたのなら、私も次のページをめくらねばなるまい
まだ次の項が有ることを、今は素直に喜びたい
それでもいつか、最後のページはやってくるだろう
その時は、三つの時代を生きた証を書こう
もう既に、たくさんの想いを抱いているのだから

nice!(3)  コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感