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マスク [日々の徒然]

先週、近所のホームセンターに行った際、開店数分前に着いたのですが、既に入り口には長蛇の列。「はて、今日は何かの特売日だったかな」と思って見ていると、開店と同時に年齢性別様々な全員がダッシュ。目指すは入り口付近に置かれたワゴンに山積みされた、「お一人様一箱限り」と書かれたマスクでした。
先日、我が家に配達に来た宅配便の方もマスク着用でした。聞けば、「人と接するのにマスクをしていないのは非常識」とのクレームが社に来て、全員がマスク着用を義務付けられたそうです。
感染を防げる、感染を拡大させない、そういった効果にマスクがどれだけ有用なのか、有識者の意見は様々でしょうが、周囲の他人に与える目に見えるものとして、マスクは極めて大きな効果が有るようで、確かに街ゆく人々でマスクをしていない人を見つけるのが困難なほどの昨今です。この時期にマスクをしていない人は非国民扱いされる、という陰口は大げさでしょうが。
私はといえば、何のお告げかわかりませんが、年頭に今期の花粉用として、滅多にしない買い溜めしておいたマスクが手元に有るのが幸いして、今は不自由はしていませんが、保有数の少ない知人などは、一つのマスクで二~三日を過ごすとか。それでマスクの効果が有るのか疑わしいのですが、「外に出るためには必須なので仕方ない」と言います。
東京オリンピックまで、あと四か月と迫ったこの時期、新型コロナウィルスの話題が絶えません。各種行事やイベントなどが軒並み中止・延期され、その輪はスポーツ界にも広がり、そして地方大会にも波及しています。私の今年の撮影予定も大幅な変更を余儀なくされそうです。
どの店に行ってもマスクが買えるようになるまで、まだ時間がかかるのでしょうね。

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キューピーコーワゴールド [日々の徒然]

「縦か横か」の話の途中ですが、ちょっと一服。
以前このブログで「五十肩」のことを書きました。あの時は本当に痛かったのですが、三か月もすればウソのように無痛になり(医者の言っていたとおり)、今では全く以前と同じ活動ができます。でもねぇ、「加齢が原因」と言われてしまうと、どうしても歳を意識しない訳にはいかない。ひょっとして、五十肩って「もう歳なんだから気を付けなさい」という意味なのかなあ、なんて思ったりして。
若い頃はムチャをした時などに栄養ドリンクのお世話になったことがありましたが、どうにも気分的なもので、その効果を如実に感じたことなど無かったので、縁遠い存在でした。現在では、種類も価格もバラエティーに富んだ製品がコンビニなどで並んでいますから、きっと私に合った効果的なものが有るのでしょうが、全てを試飲する訳にもいかないですよね。でも今回の五十肩の件で、加齢による体力・集中力の低下を意識するようになって、ちょっと手を伸ばしてみました。

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薬局で数多く並んでいる中から私が選んだのは、「Q&P GOLD α+」です。長々と悩んだ末、「昔から聞き覚えのあるコレにしておけば、まあハズレは無いだろう」という消極的理由からです。ドリンク系は速攻性は良くても経済的ではないので、錠剤タイプにして、毎朝一粒飲んで出勤です。で、効果はどうか?といえば、う~ん、よく分かりません。半年以上続けましたが、コレを飲んでいて良かった、という気になったことは無いですね。でも、これまで通りの活動が出来ているのですから、こういった製品はこれで良いのかも、と思うことにして、しばらく続けてみようかな~、と。

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サッカー撮影120(縦か横か その4) [サッカー撮影]

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私はサッカーを撮り始めて丸17年を超えましたが、当初はサッカー雑誌に載っているような写真が撮りたくて、悪戦苦闘しました。当時はまだ、そういったHow To本も無かったし、自己で工夫・努力するしかなかったです。そこでまず私が注力したのは、ピントの合った写真を量産することでした。この時はまだ横撮影で、17年前の普及型機種では、最もAF性能が発揮できる中央1点のAFフレームで選手を追っていました。次にそれができるようになると、もっと大きく選手を撮りたい、という欲望が湧きました。大きく撮れれば、試合中に刻々と変わる選手の表情を克明に移し残すことができるからです。(何度も書きますが)サッカー撮影がプレイ中の選手の撮影ならば、それは人物撮影です。人物撮影に於いて、被写体の表情は極めて重要ですから、その為に縦撮影にトライしました。一年間撮って、90%縦撮影ということもありましたし、最初から上手く撮れた訳ではありません。毎試合撮っては家で反省、その繰り返しでした。しかしそこで培われたスキルが後々生きてきます。そうして縦撮影で思うようなシーンを撮れるようになると、気付いた点があります。それが、「横でしか撮れない画も有る」ということです。それ以降、私のサッカー撮影に於いて横撮影の比率が増し、今では縦撮影・横撮影の比率は6対4ぐらいになり、今に至ってます。

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人間の眼は左右に有ります。上下ではありません。従って、人の見える範囲は横長だと推測されます。見えた光景をそのまま形にして残すという意味では、横長写真が標準であろうし、それならば縦長写真は意図して撮る必要が有ると思います。また、写真が正方形ならば、縦か横かで悩むことも無いでしょうが、長方形だからこそ、変化や工夫を加えることができるのだと思います。その点をサッカー撮影として、これまで作例を交えながら書いてきたつもりです。

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今回、「縦か横か」というテーマで書き続けてきましたが、結論としては、どちらもアリだと思います。ただ、縦で大きく撮ることができるスキルの持ち主なら、横でも大きく撮ることが可能でしょう。逆に、横でそこそこ撮れたとしても、縦で十分な大きさの画を得るのは難しい。それはこれまでの私の経験です。多くの方が最初は横撮影から始められると思います。そこでしっかり撮れたとしても立ち止まらずに、縦撮影に挑戦して欲しくて、今回の記事となりました。そして、縦でも横でも、時と場合に応じて十分な画が撮れるなら、構図を考えたり工夫したりする撮影者の余裕、更なる向上心が生まれると信じているからです。

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縦で撮るのと横で撮るのでは違います。その点を留意して使い分けることをお勧めします。

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サッカー撮影119(縦か横か その3) [サッカー撮影]

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では、「サッカー撮影は縦撮影が基本」と言い切れるでしょうか。
ここで前々回の「その1」で書いた、6つの縦撮影のポイントを振り返ってみます。これが見方を変えれば、必ずしもそうではない事や、横撮影の意味・メリットへ反転することもあるのです。ここで、もう一度振り返ってみます。

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1.撮りたい被写体(選手)をはっきりさせる
縦に長い被写体を大きく撮るには縦撮影の方が優位です。しかし試合中のサッカー選手が必ずしも縦に長い被写体とならない場合もあります。更に、これまで私は「サッカー写真なら画の中にボールを入れる」ことも勧めてきましたが、そのボールを含めた被写体として考えれば、縦では難しい場面も存在します。横撮影だからこそ、ボールを入れたシーンが撮れる、ということが実際に有ります。

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2.正確なピント合わせのため
ファインダー内である程度以上の大きさで捉えてこそ、この不規則に動き回る難解な被写体にAF性能を駆使できることは、縦でも横でも変わりありません。縦ならばAF性能が良くて、横撮影ではAF性能が落ちる、ということもありません(指定したAFフレームの性能差が有る場合は有ります)。前々回この件を書いたのは、横撮影だと往々にして、被写体である選手を無難に小さく撮りがちな点、縦だと選手が近づいて大きくなってもシャッターを切れる点、切る人が多い点を留意して勧めた事です。遠くの選手を小さく撮るのは簡単、近くの選手を大きく撮ることは難しい、これは縦でも横でも同じです。

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3.狙った選手以外をぼかす
被写界深度は縦・横で変わるわけではなく、縦だからボケる、横はボケない、ということはありません。昔と違い、現在では長焦点距離のレンズが手ごろな価格で手に入るようになりました。50~60m先の選手を600mmクラスのズームレンズで撮っていらっしゃる方を見かけます。たぶん私の言う、ある程度以上の大きさで選手を捉えることができると思います。では、選手が10~20mに近づいてきたらどうするか、といえば、撮るのを止めてしまったり、撮ってもピンボケ写真になってしまったり、といったことはありませんか? 選手が撮影者に近づいたらプレイに手を抜く、ということは無いでしょうから、近づいて来てくれれば、それは撮影者にとって大きなチャンスです。背景や写り込んでくる他選手をぼかせるチャンスです。もちろん難易度は上がりますが、そういったチャレンジをしてスキルを磨いて欲しい、と言う意味で2と3を書きました。横撮影ではダメということではありません。

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4.背景を整理できる
天地一杯に選手を捉えたとして、縦だと横に比べて背景部分が相対的に小さくなり、背景からの悪影響を少なくできるメリットがあります。しかし逆に、背景から受ける良影響も封じてしまう結果になることもあります。この背景の考え方は、撮影者の意図や写真の使用目的、評価方法等によって左右されますから、ここでは私は踏み込んだ言及は避けます。ただ、ここで言う背景とは、バックスタンドの応援席や横断幕だけでなく、主たる被写体である選手に関わる味方&相手選手も含まれる、という点だけは加筆したいと思います。味方・相手選手を背景と言うのは語弊があるかと思いますが、主たる被写体に臨場感を与える他の選手を入れるには、横撮影の方が適しています。


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5.写真に迫力が出る・克明に撮れる
「サッカーをやっている風景」にしてはいけない、と書きました。そして、ある程度以上の大きさで被写体である選手を撮らないと、プレイ中の選手が発する気持ち・意欲・躍動感をその画から得られることが難しくなります。その為に基本的に縦に長い被写体を縦撮影で撮るのは道理に合っているように思えます。しかしそれは、選手の頭から足まで全身を撮る場合です。上半身だけで良い、多少体の一部が切れても良い、というならば、横撮影でも十分な効果が得られることがあります。ポートレートがそうであるように、人物(選手)の上半身のみでも十分サッカー写真として通じるものもあります。更にその画にボールを入れることを目指すと、更に難易度が高くなりますが、チャレンジしてみるのも良いと思います。

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6.難しい
基本的にはピッチという地面上を動く選手ですから、基本的には横の動きの被写体です。横撮影の方が捉えやすいと言えます。ただ天地一杯に選手を捉えたとしても、横撮影では、その左右(または右のみ、左のみ)に余白部分が出来ます。この余白部分に、選手が競っている相手選手を入れることで、主体を引き立たせる効果もありますし、味方選手が映り込むことで、チームスポーツを感じさせることもあります。それらを入れ易いのは、横撮影でしょう。あるいは、主体である選手を横長長方形の中でどこに置くか、空いた空間をどのように活用するか、という構図の自由度が横撮影の方が増す場合もあります。実はこの「写真における構図」は、最も論じるには難しく、評価も難しく、私自身もここで詳細に述べるほどの知識がありません。ただ、その構図という点を考えると、余白が生まれやすい横撮影の方が優位だと思えます。この最難関ともいえる構図の工夫にチャレンジするため、敢えて横撮影を選択するのも、大いに意義あることだと思います。

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