SSブログ

HONDA CBR650F(2017年モデル)その3 [車・バイク]

購入契約をして、大阪から転送してもらい、車検切れだったので車検を受けてナンバーを取得、各種整備をしてもらって、私のCBR650Fが手元にやってくるまで3週間程かかりました。まあその間は梅雨真っただ中だったので、意外とクールに待っていたのですが、ヘルメットやウエア、各種整備道具などは持っていましたから流用することにし、今回の投資はほぼバイク本体のみでした。

CBR650F-3-1.jpg

https://www.honda.co.jp/CBR650F/
さて、手元にやって来た新しい相棒をつぶさに見ていきます。2017年登録、走行距離約5800kmの白いヤツは、よく見るとパール塗装なんですね。なかなかキレイです。でも中古車ですから、傷一つない、ということはありません(傷一つない中古車というのも怪しいもので)。事前に分かっていたことですが、右に立ちコケした形跡が有ります。アンダーカウル・ミッションケース・ミラー先端部に傷が有りますが、まああまり目立たないのでヨシとしましょう。タンクに傷防止のプロテクトシールが貼られていましたが、バンソウコウみたいにカッコ悪く見えたので、早々に剥がしました。エンジンオイルは納車時に交換済ですが、バッテリーは点検のみでそのまま。これは怪しくなったら自分で交換しようと思います。タイヤは新車時のものが5分山程度残っていて、走行距離を見れば、まあそんなものでしょう。タイヤの端の方はあまり使っていなかったみたいだし、暫く使えそう(これも怪しくなったら交換ですが、来年かな)。ETCは1.0が付いてましたし、左右にBabyFaceのスライダーも装着済(右側は転倒傷有り)。この2つが付いているだけで、数万円の節約になりました。以上これらの点は、購入前の大阪の店とのやりとりの際に写真で確認済で納得の上の購入でした。

CBR650F-3-2.jpg

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、このバイクのカウルに本来有るはずの、車名の文字やラインのステッカーが一切有りません。この点は私も事前に気になっていて、「もしかしたら転倒してカウルが割れて、新品交換されたのでは」との懸念がありました。カウルが割れるほどの転倒歴があるのはちょっと、と思って大阪の店に問い合わせしてみたら、「前オーナーが気に入らないので、それらステッカー類を全て剥ぎ取った」との回答でした(白バイにしたかったのでしょうか)。購入店でも同様の質問をしてみれば、「カウルが割れるほどのダメージなら、他の箇所にもそれなりの痕跡が有るはず。それなら私たちもプロですから、見分けができます。それは無いです」との回答を得ましたので、私はそれを信じることにしました。

CBR650F-3-3.jpg

バイクは自分のオリジナリティを出す意味で、カスタマイズする傾向にあり、このバイクもオリジナルとは違う部分もありました。まず前後のホイールにMDF製のリムステッカーが貼られていました。キレイに貼られていたので、コレはそのままにすることにしました。それとスクリーンがオリジナルから変えられていました。MRA社のオリジナルよりやや大きめのスクリーンが装着されていましたが、これも名の知れたメーカー製だったし、透明度も良かったので、そのまま使うことにしました。その他、ハンドルグリップはオリジナルのままでしたし、この手のスポーツバイクはリアフェンダーレスにする傾向にありますが(以前のGSX-Rはそうでした)、このバイクはオリジナルのままで、この点は好感が持てました。

CBR650F-3-4.jpg


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

HONDA CBR650F(2017年モデル)その2 [車・バイク]

CBR650F-2-3.jpg

前回書いたような経緯でバイクの乗り換えを決意して次期候補を探し始めたのですが、私の条件は以下のとおり。

1.スポーツ系バイクであること、フルカウル車であること(自分が見て、カッコイイと思えること)
2.排気量は問わないが、4気筒車であること
3.パワーは有った方が良いが、10000rpmまではキッチリ回ること(それ以上の回転数は無くてもいい)
4.GSX-R(SS)のキツイポジションではなく、Ninja-400に近いライディングポジションであること
5.軽量・コンパクトであることが望ましい
6.予算的に中古車。でも低年式で走行距離が1万キロ未満であること
7.色は黒、赤はイヤ
8.ETCとスライダーは欲しい

条件1は、趣味として乗るのだから私の好み最優先で。条件2は今も今までも私のこだわっている点で、愚息のNinja-400に乗っていて唯一気に入らない点です。条件3は今の私にはたとえ峠に行ったとしても10000rpm以上まわす腕が無いことを思い知ったので。でも、スポーツ系バイクなら10000rpm位は回って欲しい。条件4は前回書いた通りで、条件5は大型すぎるバイクは乗り出すのが億劫になりそうなので。条件6はGSX-Rが7年落ちの2万キロオーバーだったので、今回は今後2年間は乗るつもりなので3~4年落ちの中古車狙い。条件7は、黒は夏は暑いし、還暦過ぎのオジサンに赤いバイクは似合わない、ということで。条件8は後で自分で付けても良いので、条件の内に入らないかもしれませんが、ETCの無い不便さと非経済性、そして立ちごけに備えてこの2つは欲しかったので、最初から付いている中古車なら予算削減できるかな、と。
さて、上記の条件で車種を探して見ると、これがかなり少ない(海外メーカー製は予算的に無理なので、最初から除外)。KawasakiのNinja-650が4気筒車なら、もうこれで決まりなのですが、2気筒車なので却下。Ninja-1000は条件5に当てはまらないし、予算的に無理。SUZUKIはGSX-S750はスタイルに魅力を感じないし、GSX-S1000Fはちょっと心を惹かれましたが、バーハンドルがどうも気に入らない(それに予算オーバー)。YAMAHAはFAZERぐらいしか思いつかなかったですが、中古市場では極めて少なく、しかもちょっと古く、条件6に当てはまるものが無い。HONDAはVFR800Fが良さそうだったが、重くて高価で予算オーバー。で、残ったのが、HONDAのCBR650FとCBR650R。

CBR650F-2-2.jpg

CBR650Rは現行車で、その前モデルCBR650Fが2019年にモデルチェンジしたもの。もちろん現行車であるCBR650Rの方が最新デバイスを装備しているし、全ての面でグレードアップされているのは間違いないのですが、同時に少しハンドル位置が下がり、スポーツ色を強めているのが気になる所(上記の図参照)。そこで近所のホンダ正規ディーラーへ行って、実車を見てきました。確かにGSX-Rよりは楽なポジションに違いないですが、思ったほどでもない。それに新車を買える予算も無く、2019年発売開始では中古車もそれなりのお値段。そして決定的なのは、赤と黒しか無い。そこで私の眼は、前モデルのCBR650Fへと向かうのです。コレは2014年に発売開始され、2017年にマイナーチェンジ(RC83型)されまして、私の狙い目はそのマイナーチェンジ後のモデル、しかも色は白一択です。このモデル、あまり人気が出なかったようで、中古市場にも多くはありません。ましてや、「白」となると非常に少ない(やはり赤や黒が多い)。
それでもいろいろ探してみれば、当県で該当する中古車を発見したので、早速見に行ってきました。しかし実車を見て、年式や走行距離に対して程度が悪くて断念(店員の態度も悪かったですし)。その後も諦めきれずに探したら、某全国チェーンの中古在庫の中に発見(ただし大阪府内)。その全国チェーン店は我が街にも有るので、その店を通じていろいろ情報を得て、見積を出してもらったりしました。遠方からの搬送だと、それなりの費用が掛かるのですが、大阪からなら許容範囲。中古車は個体ごとに状態が異なりますから、実車を見ないでの購入は、ちょっと勇気が要ります。その実車の有る大阪の店からは何枚も写真を送っていただき、良い点・悪い点もはっきり知らされました(その点は好感が持てましたね)。暫し思案の後、その大阪の店から転送してもらって、我が街の店で整備してもらうことで、納得できたので購入、となったのでした。この間約一か月を要しました。

CBR650F-2-1.jpg


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

HONDA CBR650F(2017年モデル)その1 [車・バイク]

新たに私の手元にやって来たバイクは、「HONDA CBR650F (2017年モデル)」でした。今回から、その経緯からファーストインプレッションまでを書いていこうと思います。一部、以前の記述と重なる部分が有るかもしれませんが、(個人のブログなので)どうかご容赦ください。

CBR650F-1-1.jpg

昨年、還暦の身で大型二輪免許取得に挑戦してリターンライダーになる決心をしたのは、現行の400ccクラスで私の眼を引くバイクが無かったからです。若かりし頃に「YAMAHA FZ400R」に乗っていたことは、以前このブログでも書きました。昨年リターンするに当たってのリターン先は、当然スポーツ系バイク一択。でも私の気を引く車種が600~1000ccクラスにしか無く、それ故の教習所通いでした。そして、その姿形に一目惚れした「SUZUKI GSX-R-600(2013年モデル)」を購入して約11ヶ月の間、早朝の峠やツーリングに行って楽しんでいました。

CBR650F-1-2.jpg

ところが、というか当然というか、加齢による体力と反射神経、動体視力、集中力などの衰えを如実に感じさせられることとなりました。私にとってのバイクは、生活の手段・道具ではなく、あくまで趣味の一つです。趣味なのだから、マイペースで楽しめれば良いのでは、とも思ったのですが、現代のスーパースポーツ(SS)の範疇に入るGSX-Rは、気軽に乗り出せるバイクではありません。気合と覚悟を持って峠に持ち込めば、私程度の腕でも楽しめますが、それではこのGSX-Rの秘めたポテンシャルの半分も引き出していないでしょう。分厚いトルクを感じさせる迫力ある排気音と共に淀み無く吹き上がるエンジンは、私がどう頑張っても10000rpmが限度です。本当はそこから上が本領発揮なのに。バックステップにしている訳でもないのに深いバンク角は、公道では余裕が有り過ぎです。それに対して、前傾姿勢を強いる低いハンドル位置は、峠でコーナーを次から次へと攻める時は最適でも、その峠への往復の一般路では、なかなか厳しいポジションで疲れてしまいます。愚息とちょっと一日ツーリングに行った時も、先に休憩を要求するのは私の方。一般路を淡々と走る時も、景色などを楽しむ余裕も無く、疲れてくると「信号で止まりたいなあ」と思う始末。ましてや真夏に渋滞にハマってしまった時は廃熱地獄で、どちらかと言えば「苦行」に近い。これでは楽しみ半減なのです。

CBR650F-1-3.jpg

転機は、GSX-Rを冬眠させて、愚息のNinja-400に乗っていた時のこと。「何て楽なポジションだろう、コレならばどこまででも走って行けそう」と思った事でした。同じスポーツ系バイクの筈なのに、こうも違うのか、と思えば、GSX-Rが何となく重荷に感じる時も出てきました。この1年間、昔の感覚を取り戻そうとシャカリキになって峠通いをしていましたが、それも数十回を重ねると現在の自分の限界も見えてきました。更に、もう少しバイクでいろんな所へ行ってみたい、と思うようになり、それはきっと車で行くのとは違う楽しみなのではないか、と想像するようになりました。けれど私の場合、スポーツ系バイク一択です。それ以外のネイキッドやアメリカンには全く興味が有りません(魅力を感じません)。そのスポーツ系バイクの中でも、SSのGSX-Rから、もう少し扱い易い車種に替えたら、私のバイクライフがもう少し広がるのではないか、との考えがムクムクと湧き上がってきてしまったのです。そこで、次車種候補を探し始めたのが、今年のゴールデンウィーク前のことでした。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

オリンピアン [サッカーあれこれ]

「オリンピアン」とは、近代オリンピックに選手として出場した人物を指す言葉らしいですね。東京オリンピックは(現在もいろいろ有るようですが)、来週から開催される予定です。その男子サッカー競技に、日の丸を背負って戦う選手の一人に「旗手怜央」の名前が有ります。この私のブログを見て下さっているKin_gyoさんが先日、ご自身のブログで紹介していました。で、私も倣って、同名の「オリンピアン」という題名で、その旗手怜央選手の記事を書かせていただきます。もちろん、応援の意味を込めて、です。

旗手怜央01.jpg

旗手怜央05.jpg

実は、我が愚息2号と旗手玲央選手は同じ年です。そして、中学時代はチームメイトだったのです。当時所属していたのは、我が市内にある、愚息1号も所属していた、県内では老舗のクラブチーム(中学年代のジュニアユースチーム)で、旗手君は隣の鈴鹿市から通っていました。1年生入団当初から技術とセンスは抜群に優れていましたね。ただ、まだちょっと体力的に劣る部分が有って、そこを懸命に努力していました。試合の時のポジションは、主にボランチをしていました(ウチの愚息2号は左サイドバック)。

旗手怜央03.jpg

旗手怜央02.jpg

旗手怜央04.jpg

ユニフォームには「FC四日市」と書かれていますが、愚息と旗手君の所属していた時のチーム名はそうでした。現在は「TSV1973四日市」と名称を変えています。一時期は総数100名を超えたこともありましたが、最近は80名前後の選手がココで汗を流しています。K監督が発足したチームですが、中学年代のクラブチームとしては、我が県では当時は珍しく、創立から20年以上経っていると思います(詳しく知らなくてスミマセン)。そしてこのチームは多くのJリーガーを輩出しています(でも、静岡や大都市の有名校程ではないかもしれませんが)。その中の一人が、旗手玲央君です。

旗手怜央06.jpg

旗手怜央07.jpg

このクラブ、土曜は練習で翌日曜は遠征して練習試合(またはその逆)、ということがよく有りました。そんな時、旗手君は最初から一泊二日のつもりでやって来ます。私が仕事から帰って家の玄関を開けると、薄汚れたシューズが二足。「ああ、また来ているな」と思ったら、家内の大声が聞こえます、「二人とも、洗濯物を直ぐ出して! 今から洗わないと間に合わないでしょ」と。愚息2号と仲の良かった旗手君は、よく我が家に泊まりに来ていました。そして、ベッドで三人が川の字になって寝たことが何回もありました。でも、礼儀正しくて、とても気さくな子で、憎めない人懐っこさを持った少年でしたね(ちなみにご両親とも仲良くさせていただきました)。

旗手怜央08.jpg

旗手怜央09.jpg

旗手怜央10.jpg

このジュニアユースチームは、毎年何人かは県外の(サッカーの)有名校に進学するのですが、旗手君は「卒業後は静岡学園」と本人もご家族もそう決めておられたようでした。そこでまた切磋琢磨して、本人の努力と才能、そして周りのサポート有って、今回のオリンピックメンバーに選ばれたのでしょう。中学生活3年間だけの付き合いとはいえ、よく知っている人がオリンピックに出る、というのは、私は初めての経験です。日本開催ですから相当なプレッシャーがかかると思いますが、ぜひ頑張って欲しいものです(応援に行けないのは残念ですが)。

旗手怜央12.jpg

旗手怜央11.jpg


nice!(3)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー