サッカー選手が試合中にジャンプするシーンを撮ることについて書いてきました。小さく撮ってトリミング、というのであれば、ピントがしっかり来た画を撮ることに最大限注力することです。しかしそれは、選手が走ろうがジャンプしようが同じことで、サッカー撮影の基本ですから、取り立ててここで述べることでもないでしょう。では、ある程度以上大きく選手を撮りたい、と言った場合、気を付けるべきポイントは何でしょう。私は、
1.ジャンプする選手を予測すること
2.ボールに選手が触れる前にピント合わせをしておくこと
3.選手の動きに合わせてレンズを振る心づもりを持って撮ること
だと思います。これらはつまり、予測力と集中力、反射神経を撮影者に要求します。そしてそれは、選手を大きく写すほど、難易度は飛躍的に高まります。楽しては決して撮れない画です。どれかが欠ければ、ボールに触った後の選手を写すか、ピンボケの写真になります。でも撮れた時は、グッと実感が得られるはず。私も常に挑戦していますが、皆さんもチャレンジしてみてください。
では、今回はそんな画をド~ンと載せます。

















いかがでしょう、楽しんで見ていただけたでしょうか。