今回は、解説調の文章よりも写真中心で。


サッカー撮影は、基本的にはボールを追いながらの撮影だと、以前書いたことがあります。別にボールを撮りたいのではなく、選手を撮りたいのですが、ただ立っていたり、走っていたりする選手ではなく、必死にプレーしている選手を撮りたい訳で、サッカーという競技が広いグランド内でボールを奪い合い、ゴールに結びつける競技である以上、ボールを追っていた方が、そうしたシーンを得るのに効率が良いと思われるからです。そして最終的に、画面内にボールが入っていると、サッカー写真らしくなることも、ボールを追う理由でもあります。
しかしこれは、あくまで「基本的に」です。ボールが無い場所でも、ボールが画面内に入っていなくても、印象的なシーンは散らばっています。たとえば、試合中に選手達が見せる喜怒哀楽の表現。今回はそんな画を紹介したいと思います。
















今回の「喜怒哀楽」では、勝利でホッとした笑顔を載せても、爆発的な歓喜の姿は省きました。それは後の「サッカー撮影26~30」で紹介したいと思います。