日本のサッカー界、いや世界中で今やワールドカップモードに突入していますね。4年に1度の国を背負った戦いなのですから、これから先の1ヶ月半の間は、この話題が尽きることは無いと思います。
ところで私は、今月から撮影全開です。愚息2号の高校総体県予選が続いています。一次トーナメント・二次リーグ戦と勝ち抜け、とうとう最終トーナメント戦が今週末です。この高校総体で引退して受験勉強に重きを置く選手もいて(特に進学校では)、各会場には多くの保護者の方々の姿が有りました。そんな中での真剣勝負のグランドでの撮影は、いつもの事とはいえ、撮る側にも伝わるものが有りますね。


50歳以上のシニアの大会もあって、撮りに行ってきました。シニアといえば、昔サッカー選手として活躍していた方が、今でも元気に楽しんでいる、同好会的なものと思われがちですが、私が撮りに行ったのは、全国大会出場を掛けた一戦だったので、和やかムード無しの真剣勝負の場でした。1-0で勝ち抜けたので、撮りに行った甲斐があったなあ~、と。



そして中学生は、U-15のクラブユース選手権の県大会です。これもまた、東海大会出場権を掛けた真剣勝負なので、ここにも多くの保護者の方々の姿を見かけました。歓声と応援の声が一番多かったのは、やはり中学年代ですね。(次に控える小学生年代の方が更に多いかも)



五月晴れの日ばかりで、雨に悩まされることは無かったですが、紫外線が強くて、顔や腕は日焼けしてヒリヒリ。まだ最高気温が30度を超えないので助かってますが、この強い日差しは、人工芝グランドでは辛いところもあります。人工芝の反射光はバカにはできません。AFに僅かな迷いをもたらしたり、陽炎などの空気の揺らぎの影響が出たり。撮っている側もその点を配慮して、いつも以上に厳しくファインダーを覗いて狙わなければなりませんし。
それに加え、逆光だと選手の顔が真っ黒、ということもあります。コントラストがキツイですから。順光で撮りたいところなのですが、こうした大事な公式戦では、撮影場所が厳しく制限されていたりしますから、思い通りにいかなことも多いですね。


そんな訳で、今月は毎週撮影。で、来月はそれ以上に重要な試合が目白押し。このワールドカップ期間中が今年で一番忙しいのでは、と思える体力勝負です。曇りで涼しい日がイイなあ、でも雨はイヤ、と贅沢を言っていられませんよね。頑張る選手を撮り続けます。