今回の旅行の始まりは、JR名古屋駅。新装された「特急ひだ」で、まず岐阜県の高山へ向かいます。


家族旅行といっても、今回は私たち夫婦と愚息2号の3人です。国が始めた「全国旅行支援」に乗っかって、急に決定した旅行で、今回は旅行会社の企画ツアーに参加です。
天候は快晴。高山からはバスで黒部峡谷へ向かいますが、一旦富山県に出てから行ったのでちょっと時間がかかりました。黒部峡谷鉄道の始発駅「宇奈月駅」に到着したのが13時30分頃。そしてあいにく土曜日だったこともあって、乗客(観光客)が多く、この「トロッコ電車」に乗るのに約1時間待ちでした。


(下の写真は、駅前にある模型のオブジェです)


待ち時間の間に付近を散策すれば、この辺りはすっかり紅葉で山々が染まっています。こうして仕事と撮影に追われた日常からちょっと目を逸らすと、季節がしっかり冬に向かっているのを感じます。


さて、いよいよトロッコ電車に乗車です。紅葉の中を峡谷奥に進んでいきますが、時間的に日が傾き、オープン車両のため寒くなってきました。


このトロッコ電車は、今では珍しいナローゲイジで、今は観光用になっていますが、本来は水力発電建設用の資材等の搬出入のために作られたそうです。でも、この山深い峡谷の奥に進むには、徒歩以外にはコレしか交通手段がありません。奥へ進むほどに、険しい山深さを感じます。


私達は鐘釣駅で下車して、暫し散策。



宇奈月駅への帰路ですが、この日は乗客が多くて臨時便で対応していました。私達もその臨時便に乗って宇奈月駅へ戻ってきたのが、帰路は暗くて紅葉も楽しめず、オープン車両を風が吹き通るので寒くて、寒くて。宇奈月駅に着いたのが、すっかり暗くなった18時頃でした(いや~寒かった!)
その日の宿泊は長野県の白馬。そこまでバスで移動して、ホテルに着いたのが20時近く。急いで夕食をとって、温泉に浸かって、明日に備えます。