7月のほぼ一か月を休養に当て、後半戦の撮影開始は、灼熱の8月ミニ国体(国体出場の地域予選)でした。
下の写真
1DX MarkⅡ+EF400mm F2.8 L IS Ⅲ+EXTENDER EF1.4x Ⅲ
絞り優先AE 評価測光 シャッター速度 1/1250 F4.5 ISO 100  焦点距離 560mm


そして、また8月末から毎週撮影です。女子の皇后杯県予選や男子の高円宮杯U-15県大会の撮影でしたが、久しぶりにナイターでの撮影もありました。


上の写真
1DX MarkⅡ+EF400mm F2.8 L IS Ⅲ
絞り優先AE 評価測光 シャッター速度 1/500 F2.8 ISO 6400  焦点距離 400mm
下の写真
1DX MarkⅡ+EF400mm F2.8 L IS Ⅲ
絞り優先AE 評価測光 シャッター速度 1/1000 F2.8 ISO 320  焦点距離 400mm


この頃から各年代とも、学生サッカーでは「最終学年の最後の試合」というのが続きまして、会場には多くの保護者の方が見に来ておられました。


上の写真
1D MarkⅣ+EF200-400mm F4 L IS+1.4x
絞り優先AE 評価測光 シャッター速度 1/1600 F4.5 ISO 125  焦点距離 239mm(換算約310mm)
下の写真
1D MarkⅣ+EF200-400mm F4 L IS+1.4x
シャッター速度優先AE 評価測光 シャッター速度 1/1250 F4.0 ISO 250  焦点距離 225mm(換算約292mm)


そして後半の山場は、高校サッカー選手権県大会です。男子は注目度が高いですが、女子も撮り逃すことはできません。男女それぞれの開催日程や組み合わせを見て、2回戦から各会場を廻って撮っていました。でも身一つですから、会場が分散開催されると撮れる試合数も限られてしまったことは、仕方ないですね。


上の写真
7D MarkⅡ+EF300mm F2.8 L IS
シャッター速度優先AE 評価測光 シャッター速度 1/1250 F2.8 ISO 250  焦点距離 300mm(換算約480mm)
下の写真
1D MarkⅣ+F200-400mm F4 L IS+1.4x
絞り優先AE 評価測光 シャッター速度 1/800 F4.0 ISO 200  焦点距離 290mm(換算約377mm)



上の写真
1D MarkⅣ+EF200-400mm F4 L IS+1.4x
絞り優先AE 評価測光 シャッター速度 1/2000 F4.5 ISO 100  焦点距離 400mm(換算約520mm)
下の写真
7D MarkⅡ+EF300mm F2.8 L IS
絞り優先AE 評価測光 シャッター速度 1/3200 F3.5 ISO 100  焦点距離 300mm(換算約480mm)


11月末の小学生年代の全国大会、全日本U-12サッカー大会県大会を撮れば、主な大会・試合は撮り終え、最後に12月にシニアO-50最終節を撮って、昨年のサッカー撮影を終えた次第です。


上の写真
1DX MarkⅡ+EF200-400mm F4 L IS+1.4x
シャッター速度優先AE 評価測光 シャッター速度 1/1000 F4.0 ISO 200  焦点距離 294mm
下の写真
1DX MarkⅡ+EF200-400mm F4 L IS+1.4x
シャッター速度優先AE 評価測光 シャッター速度 1/1000 F4.0 ISO 250  焦点距離 400mm



上の写真
1DX MarkⅡ+EF200-400mm F4 L IS+1.4x
絞り優先AE 評価測光 シャッター速度 1/2000 F4.0 ISO 100  焦点距離 400mm

最初にボディ別の撮影枚数を書きました。2018年に比べ2019年は、7D2の枚数が半減し、1D4の枚数がかなり増えてます。私が7D2をサッカー撮影で使う場合、サンニッパ(IS付きⅠ型)と組み合わせることが殆どなのですが、それは大きく重いヨンニッパに比べて心理的にも体力的にも、気軽に撮影できることに利点がありました。それが、EF200-400+1.4xやヨンニッパⅢ型の導入でレンズ自体が大幅に軽量化されたので、7D2+サンニッパの軽量の優位性が薄らいだ点に一つの理由があります。二つ目に、レンズ別の撮影枚数は計算していませんが、メーカーの安心メンテに出してからEF200-400+1.4xが本来の性能を発揮し、使う頻度も多くなって、このズームレンズと組み合わせる場合、なるべく内臓の1.4xを使いたくないので、1D4と組み合わせる場合が増え、よって1D4の撮影枚数が増えたことが挙げられます。
ただ、1D4にちょっと限界が感じられ始めたのも確かです。私が1D4を購入したのは2010年5月の事。購入後6年半経過し22万ショットを超えたところで「安心メンテ プレミアム」を実施し、同時にシャッターユニット周りの部品交換も行ったことは、このブログでご報告しました。その後は何の問題も無く快調に撮影出来ていたのですが、やはり1DX2を手にしてみると、その性能差を感じることが多くなりました。高感度性能はもちろん差があります。連写速度にも差がありますが、それは大きな不満点ではありません。AF性能的に、ちょっと古さを感じるようになった点が大きいです。1D4でサッカー撮影を10年近く行ってきたのですから、今でも1D4のAF性能で十分ジャスピンの画が得られます。ただ、連写中に僅かにピンを外したり、再度ジャスピンに持って行く間が、1DX2を使ってしまうと差を感じざるを得ません。それは2009年12月発売開始の1D MarkⅣですから、この間の進歩を考えれば仕方ない面があります。かつて私は、「1DX2のフルサイズ約2020万画素の画をAPS-Hサイズに切り取ったら、1D4の約1600万画素にもならない。1DX2の画をAPS-H程度にトリミングするなら、最初から1D4で撮った方が高画素の画が得られる」とこのブログで書きましたし、その考えは今でも変わっていません。従って今のところ、最後のAPS-H機である1D4を手放すことは考えていません。しかし、ヨンニッパⅢ型+1.4xⅢ型の画が十分な画質で手に入れられる今、私の中で1D4の優位性は多少揺るいでいます。


さて今年、2020年はどうなるでしょう。県サッカー協会のカメラマンは続けます。よって体調面に問題が発生しなければ、撮影する試合数は昨年同様となるでしょうし、撮影枚数的にも同様でしょう。例年通りならば、旧年中に機材のメンテ(自己流メンテですので詳細は書きません)するのですが、今回は年明けに行うことになってしまいました。昨年は機材(PCも含めて)に身分以上の投資をしましたので、今年は現状のこれらの機材で頑張るつもりです。