サッカー撮影68(雨中 後編) [サッカー撮影]
「サッカーは雨の日でも行うスポーツだ」、確かにその通りですが、その前提に「天然芝・人工芝のグランドでは」という条件を付けたいところです。欧米各国は分かりませんが、日本のアマチュアでは、まだまだ土のグランドでの試合を余儀なくされることが多い。小雨ならまだしも、多量の雨水を受け止めた土は泥になり、その上を多人数が不規則に走り回り、踏ん張ってボールを蹴るものだから、泥田以上の状態に。こうなると雨中のサッカーは、きれいな水飛沫ではなく、泥飛沫になりますね。
くるぶしまで泥でに浸かるグランドでは、ボールをまともに蹴ることさえままならず、蹴ったボールは飛ばず、転がらず、これでサッカーと言えるのかどうか。
それでも勝者と敗者を決める試合は行われ、選手たちは懸命にボールを追います。今回は、そんな悪条件の下でも頑張る選手たちの画を紹介したいと思います。
こんな悪条件の下でも試合が強行されれば、選手たちの闘争心が衰えることはありません。そしてそれは、撮る価値のあるものです。だから撮る側も、怯むことなくレンズを振らなければならないのです。スポーツ撮りはスポーツなのですから。
雨の日の撮影は、それなりの準備も装備もせねばならず、それ故に不自由な撮影を余儀なくされることが多いです。時に、撮影意欲が湧かないこともあるでしょう。それでも、真剣勝負に身を投じる選手たちの意気が撮る側に伝われば、きっと「雨の日にしか撮れない画」を得られると思います。選手と共に頑張りましょう!
ジュニアユースさん、こんにちは。
泥飛沫の試合を撮るのは極まれで、私は数試合しかありません。
公式戦は芝または人工芝で行われ、練習試合は土のグラウンドの場合、中止になります。
春休みなどに行われる遠征試合は、強行される事があるためチャンスかなと思います。
「雨の日にしか撮れない画」は魅力的なので撮りたいですね。
by kin_gyo (2014-05-11 14:10)
kin_gyoさん、こんにちは。
泥田の中での試合は、ある意味では貴重かもしれませんが、サッカーにならないような気がします。
本来は、こんな状況で試合を強行するべきではないのでは、と思ってしまいます。
でも、それでも頑張る選手の意気には応えてあげたいですね。
by ジュニアユース (2014-05-11 22:56)