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夏の風呂 [日々の徒然]

梅雨が明けても、カーッと照る日は少なくて、蒸し暑い日が続いている我が地方です。体感不快指数は、既に私のメーターを振り切ってます(笑)。

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こんな時期にセコセコと屋外仕事をこなせば、汗びっしょりになるのは仕方ない。早く仕事を片付けて、「風呂に入りたい」「シャワーを浴びたい」「着替えたい」、そんな想いをぶら下げて毎日帰宅します。食事よりもまずは風呂。いや、湯船に浸かってのんびりと、というのは遠慮して、シャワーで十分。本当は、発汗作用で疲れが取れるのでしょうから、湯船に浸かった方が体には良いのかもしれませんが、とてもとてもそんな気にはなりません。爽快感の伴うボディソープで体中を泡だらけにしてサッと流せば、それだけで疲れが取れた気になる、何ともお得な性格ですから。
しかし、です。出た後にバスタオルで体を拭いている所、まあ脱衣所ですわね、ここが涼しくないと、一気に汗が噴き出てきます。これが我慢ならない! せっかく日中の汗を落としたばかりなのに、また汗をかく、これが絶対嫌い(キッパリ!)。だってこれじゃあ、風呂の後に低温サウナに入ったみたいで、まったく無駄ですよ。
で、部屋を冷やしておいて、準備できたらバスルームへ、出たら手早く拭って部屋へ、というのが、私の夏の入浴です。そしてそこで飲むのは、キンキンに冷えたビール、ではなく、やっぱりコーヒー牛乳でしょう(私は酒を飲みませんからネ)。ちなみに、冬よりも夏の方がコーヒー消費量が多いのが、我が家です。
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6TB [パソコン]

私がデスクトップパソコンを使っていることは、以前のブログでも書きましたし、現在もそうです。その理由の一つに、ハードディスク(HDD)の増設のしやすさがあります。デジタル一眼レフカメラは、最近でこそ高画素化の流れは緩やかになってきましたが、ほとんどをRAWで撮っている私としては、その保存先にはHDDを使っています。初期の頃は一時DVD-Rを使っていたこともありましたが、増え続ける画像データ(RAW)には足りず、現状で最も適しているのがHDDであるとの認識が未だ変わらないからです。そのHDDも年々大容量化してきましたが、ここ3~4年は最も扱いやすく、コストパフォーマンスの良い3TBを使い続けて(買い足し続けて)います。ただHDDは回転部品。永久に使い続けられるものでもなく、定期的なバックアップや移し替えは必須です。そこで私は、HDDの二重保存をしているのですが、今回、6TBのHDDを購入しました。

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なぜ6TBかといえば、3TBの2個分が欲しかった為です。デスクトップPCといえど、3.5inchHDDの増設ベイは限られてまして、もうそろそろ一杯になりつつありました。そこでバックアップ用に、1ベイで2個分の3TB HDDをバックアップ用に保存できる6TBに手を出した(ギガバイト当たりの単価は高くなってしまいますが)、という訳です。日立・Seagate・Western Digital・東芝、と使ってきて、久しぶりのSeagate製です。シーゲイトのHDDは、昨年シリーズが大幅に変わり(中身は殆ど変っていない、との説がありますが)、「BARRACUDA」「IRONWOLF」「SKYHAWK」の3シリーズになりました。今回私が手に入れたのは、NAS向けといわれる、IRONWOLF 6TB HDD です。購入は通販で、22800円。
手元に来たコレを、早速パソコンのSATAポートにセット、難なく認識、初期化です。さすがに6TBもあると初期化に時間がかかるだろう、と思い、これは寝ている間に行いましたが、朝目覚めてもまだ終わっていない。結局9時間以上かかりました。その後、いつものソフトで計測してみた結果は以下のようになりました。

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上は初期化しただけの空の状態。半分ほど(といっても2.6TB程)データを入れてみて計測したのが下です。

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何台ものHDDを使ってきましたが、初めての200MB超えです。さすが7200rpmで、速さのSeagate製です。中のプラッター枚数が何枚なのか、調べても分かりませんでしたが、3.5inch HDDも少しずつ進化しているのでしょうかネ。他のHDDに比べれば、音は普通(東芝製は若干ウルサイ)ですが、フル稼働させ続けると温度はちょっと高めかな~。私の使っているPCケースは、12cmファンを4個付けて、1つはHDDベイに直接風を当てているので大丈夫だと思うのですが、まあ信頼性は使い続けて見ないと分からないですね。何かあれば、またここで報告させていただきます。
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新しい酒は新しい皮袋に盛れ [カメラ機材]

CANON 1DX MarkⅡ(1DX2)が発売開始されて、1年以上経過しました。既に手にしておられる方も多いことと思います。私自身も昨年秋に購入しましたが、「新しい酒は新しい革袋に盛れ」という諺のように、またこれまでの自身の慣例に従って、ボディを新しく手に入れた際には、それに合うメディアを用意することにしました。
1D4も7D2も、CFとSDのダブルスロットです。それが1DXになってCFのダブルになり、1DX2ではCFastとCFになりました。CFastカードは次世代のCFと言われていて、確かに書込・読込速度の点では従来のCFに比べ3~4倍速いですが、未だ流通量が少ないせいか高価ですね。そこで、私が1DX2用に用意したのは、コレ↓です。

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Sandisk Extreme PRO 64GB CF&Lexar 1066x 64GB CF。デジタル一眼の記録メディアとしては、Sandiskを選ぶのが王道なのでしょうが、今回はこれに加えて評判の良いレキサーを購入してみました。サンディスクはすぐに手に入りましたが、レキサーの方がなかなか手に入らない。こうしたメディアは、私はこれまで通販で購入してきたのですが、レキサーに関しては在庫の無い店が多くて、しかたなく予約。しかし2カ月待っても入荷しない。他店でも予約して、1DX2購入から送れること4ヶ月、ようやく2枚を手に入れることができました。なんでも、「米国Micron Technologyが、Lexarブランドのリムーバブルメディア事業からの撤退、ならびにLexar事業の売却を模索中」との情報もあり、日本になかなか入荷しないのでしょうね。
では、CFastは検討しなかったのか、と言えば、端から購入するつもりはありませんでした。撮影データの保存先として、私はハードディスク(HDD)の2重保存をしていることは、以前のブログでもご報告しましたが、現在もそのとおりです。この3.5inch HDDは、最新のものでも150~200MB程の書き込み速度です。CFastがいくら読み出し速度が速くても「宝の持ち腐れ」、現在の最速の部類のCFで充分と思ったからです。ではCFastの恩恵を受けられるのは、CFastでしか得られないメリットは、と考えると、RAWで相当長い連写をした時ぐらいでしょうか(JPEGなら最速のCFで充分でしょう)。確かに1DX2は高画素化してますが、1DXの約1800万画素から比べて1割ちょっと、1D4の約1600万画素に比べても2割ちょっとの高画素化で、一枚当たりのRAWの大きさはそれに比例するものですが、それでも倍にもなっていないのです。これならば、今の私の使い方ならば、現在の最速のCFで十分対応できる、との私の判断です。CFastが必要なのは、長い連写を頻繁に使うスポーツ(たとえばフィギュアスケートなど)を撮っている方ぐらいでしょうか。実際に1DX2で私の主な被写体であるサッカーをいつも通り撮っても(3~5連写を多用します)、バッファーフルになってシャッターが切れない、連写が遅くなる、そんなことは一度もありません。1000倍速程度のCFで充分です。思うに、CFast導入はちょっとキヤノンの勇み足だったのではないか、と思います。それならば、7D2が採用しているUHS-Ⅰではなく、UHS-ⅡのSDカードとのダブルスロットで良かったのでは、と思ってしまいます。今のUHS-Ⅱなら250~300MBぐらいで、CFと大差ない価格なのですから。
そんな訳で私は、1DX2にはCFを1枚差して使っていますが、容量は64GBにしました。これでRAWでも2000枚以上は確実に撮れますから、サッカーの一試合フルに撮るには充分です。ちなみに、現在手元に有る主メディアの速度を、いつものソフトで計測してみた結果を下の載せます。結果は、まあ皆さんの予想通りだと思います。ただ、カードリーダーの性能で計測値が変わる場合がありますから、あくまで参考程度に見てくださいね。

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1D4では、撮ったRAW画像をまずCFに書込み、CFが一杯になった時にのみSDに続きを書き込む設定にしてあり(CFがメイン、SDはサブという役割)、安心感という点で充分ダブルスロットの恩恵は有ったと思うのですが、1DX2ではCF一枚差しですから、余裕を見て64GBを選んだつもりです。でも、90分の試合で、延長戦(30分)に入った時は、残枚数が気になることがありますね。
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思案橋 [巷の雑感・時の想い]

まったくこの蒸し暑い中、セコセコした毎日を送っています。それでもフッと何も予定が無い休日が有ったりします。そんな日には、部屋の片づけをしたり、買い物に出かけたり、買ったままの本を読んだり、そんな時間の使い方が思い浮かぶのですが、それすらも無い。いや実際には有るのでしょうが、そんな気にならない休日って、皆さんありませんか?
空を見上げれば、梅雨の曇り空。「ときどき雨」という天気予報じゃあ、出かける気にもなれず、窓から見飽きた光景をボーっと眺めていると、頭に浮かぶのは過去のことだったりします。「歳を取ったからさ」「暇な身分がうらやましいよ」そんな言葉が返ってきそうですが、反論はできないかな、と最近思います。若い頃はとにかく前だけを見つめて歩き続けてきた。それは振り返る過去よりも、目の前に広がる未来の方がずっと大きかったからです。それが50年以上も生きていれば逆転してもおかしくはない。自分の為、家族の為と遮二無二走って来たのに、「ちょっと休んでいいよ」と言われると、足元を見た次に、振り返ってしまう。私にはまだ仕事が有り、養わねばならない家族がいるので、たとえ振り返っても一時の事。また前に向かって歩き続けなければならないのですが、これが仕事が無くなったり仕事ができなくなったら、と思えば、歳をとるということはこういうことなのかな、と考えてしまいます。これをご覧の皆さんは、私などよりずっとお若いでしょうから、分かって頂けるでしょうか。

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我が街に「思案橋」という旧跡があります。以前は「橋」があったのでしょうが、現在は沿岸部の埋め立てで無くなり、1987年に橋を模したモニュメントとして残されています。
その名の由来は、

天正十年(1582年)六月、突然もたらされた「本能寺の変」の報を受け、当時の泉州堺を豪遊していた徳川家康が、急遽自国の浜松に戻る途中に立ち寄り、ここより海路を進むか、陸路を進むか、を思案した場所がこの橋だったことから、「思案橋」と呼ばれることとなった(結局、家康は当地の廻船問屋の協力を得て、海路で戻った)

とのことです。同じような報を受けた羽柴秀吉(豊臣秀吉)が、好機と見て中国大返しを行ったのと対照的に、慎重な家康は、まずは自国に戻ることを優先したというところが、両者の人物像の違いを対照的に表しているので、妙に納得してしまうのですが、もちろん真実は分かりません。

思案とは、「あれこれと考えめぐらすこと。または、その考え」です。思案することは人間だけが持つ英知の一つなのでしょう。いや、他の動物にも人間ほどではないにしても、思案することがあるのかもしれません。いづれにしても、生きていく事にあたって多くの選択をしなければなりません。人は誰しも、最短で、最小の努力で、より良い結果を求めます。その為に思案し、決断し、選択し、それを生きている間ずっと続けていきます。けれど、本当に最短だったのか、最小の努力だったのか、得られたものが最大・最良のものだったのか。それは気持ちの持ち方、見方の違いで、如何様にも判断できる、結局はあやふやな、曖昧なものなのです。人生に絶対的な尺度など無いのです。徳川家康にしても、本当に陸路ではたどり着けなかったのか、海路の方がリスクが高かったが運よくたどり着けただけなのか、それは誰にも分からない。
思案橋は国道164号線を挟んで、両側の歩道にあります。普段は歩行者より車の交通量が多い道路です。こんな喧騒な場所に佇んでも、深い思慮は得られませんね。少なくとも、自分のこれからの人生の岐路を思案する場所じゃない。では、どこなら最適なのか。時は留まることなく流れ、時代や環境が常に変化していく中で、我々は思案と決断を繰り返さねばならないのですから、そんな最適な場所など元より無いのかもしれない。家康はこの橋でじっくり思案したのかもしれないが、現代の我々には、この橋ではちょっと短すぎるような気がします。

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