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泡スプレー [日々の徒然]

もう一つ、スプレーの話題を。
このブログをご覧の方は、たぶん男性が多いと思いますので、食器洗いの機会は少ないかもしれません。私もまあ同様なのですが、この季節はどうしても飲み物が手放せないですよね。実はこのブログを書いている今も、アイスコーヒーを入れたタンブラーが傍らに有ります。また私は屋外仕事が殆どなので、この夏場は冷たい飲料を入れた水筒を必ず持参することにしています。そんなこの時期、ちょっと寄ったホームセンターで見つけたのが、コレ↓。花王の「キュキュットCLEAR泡スプレー」という商品。
https://www.kao.co.jp/cucute/clear-spray/

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毎日水筒を使っていると、蓋裏や中栓などを洗うのが難しかったり面倒だったりしますよね。でも毎日使うので、大して汚れてなくても毎日洗いたい。そこで、この泡スプレーをシュッとして1分待って洗い流せばキレイになります。飲み物を入れたタンブラーでも、一杯飲んだ後に別種の飲み物を飲みたいと思うことも有りますよね。その際、別のコップを使わなくても、これでシュッとして1分待って洗い流せば、前の飲み物の味や匂いを残さず洗い流せて、そのまま別の飲み物を注げます。
「そんな、洗剤の泡を吹きつけたぐらいで」と思われる方もいらっしゃることでしょう。私も半信半疑でした。もちろん本格的に洗うなら、スポンジなどに食器用洗剤を付けてゴシゴシこすって洗うのが正解だと思うのですが、僅かな部分や1個のコップを洗うのにスポンジに洗剤を付けて、というのが億劫に思えることもあります。コレは、そうした洗い難い隙間や簡単な汚れ落としに適した製品のようです。実際に使ってみると、スプレーして泡が汚れ成分に浸透する約1分間を待つ事がキモで、その後洗い流せば、確かにキレイサッパリになります。たかが泡なのですが、結構な洗浄力があるようで、水で洗い流した後に触ってみると、キュキュッとします。逆にスプレーしてから時間が経ちすぎて乾燥してしまうと、完全に洗い流すのに手間がかかります。
そんな訳で、水分補給が多いこの時期に、なかなか手軽でタイムリーな商品だなア、と思いましたので、ちょっとご紹介してみました。

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冷却スプレー [日々の徒然]

全く暑い! 今年の夏は、こんな気温のまま続いていくのでしょうか。前回の記事で「酷暑」と書きましたが、「醜い」どころではないのかも、と思ってしまいました。
で、近所のドラッグストアーを覗いた時、「熱中症予防コーナー」なるものが新設してありまして、こうした「冷却スプレー」が何種類も並んでました。

冷却スプレー.jpg

どれも、服の上からスプレーするだけで、ひんやり効果が得られるとのこと。半信半疑で買ってしまいましたよ。だって、この暑さですから。
早速、家に帰って服の上からシューっとすれば、なかなかシューっとするではありませんか。吹いたその時には冷たさを感じるものの、その後屋外作業に従事すれば、やはり十数分でなくなってしまいます。でも、汗で服が濡れると少しばかりヒンヤリ効果がありますね。しかしそれも1~2時間で無くなってしまいます。過大な期待はできない製品ですが、かといってこの暑さの中での一服の清涼感は「全く無駄」とも言えません。消臭効果もあるようですから、私は日中の屋外に出る前に脇の下と首筋にシュー、汗を大量に書いて火照った体にシュー、とすることにしてます。これで熱中症が予防できれば、安い買い物になるのかな~。
(肌の弱い方は避けた方がよいかも)

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酷暑 [巷の雑感・時の想い]

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全国的に厳しい暑さが続いてます。連日、新聞紙上でも熱中症で倒れたり、最悪死亡に至った話題が載っています。もうこの暑さは、一日だけならまだしも、こう連日続けば「殺人的」と言って良いのではないでしょうか。熱中症と聞くと、「こまめな水分補給を」という声をよく耳にします。では、こまめな水分補給をすれば熱中症にならないのか、と言えば、決してそんなことはありません。熱中症になった私は、半日で1.5リットルのスポーツ飲料をこまめに飲んでいましたが、それでも熱中症になりました。水分補給は最低限の対策であって、それだけでは十分ではない所まで来ていると思うのです。
最高気温が体温を超えた所が増えています。この最高気温というのは、土の地面で日陰で風通しの良いところで、地面から1.5mの所に設置された温度計で測定されたものです。厳しい日差しが照り付ける学校のグランドや街中のアスファルト路面上では、もっと高温になっているのは誰でも容易に分かると思います。それ故に、「屋外での作業は控え、涼しい屋内へ」と気象庁や環境省、厚生労働省などのお役所は呼びかけています。それでも、小中学校の部活動は行われ、屋内に入ったとて、主に市立・県立の学校教室のエアコン設置率は、あまり上がっていないのが現状です(我が県では約40%とか)。日本は昔のような温暖な国ではなく、朝晩ですら涼しくはなく、エアコンは命を維持する必需品になってしまいました。
この酷暑の日々で、屋内のエアコンの効いた部屋だけで働いている人はどのくらいの割合なのでしょう。屋外で大量の汗を振り撒いて働いている方々もいます(私もその一人です)。そんな、熱中症と常に隣り合わせで働いている人たちがいるからこそ、まだこの国は普通に過ごしていけるのだと思います。これも、日本人的勤勉さの表れなのでしょうか。その勤勉さが、戦後の復興を支え、高度経済成長期を誕生させ、バブル崩壊を生み、それでも先進国の仲間から外れず、今も地球規模の環境問題を世界に提唱できる国に住んでいるのが私達です。「島国根性」と言われるものを良い意味で利用して、連帯感や相互扶助をもって、この厳しい環境に対する必要があるように思えます。
甲子園を目指す高校球児たちの戦いが、連日各地で行われています。来月には高校総体も行われますが、高校総体はサッカーだけでなく、多くのスポーツ競技の全国大会の総称です。その出場権を手にした選手達は、きっとどんな環境でも全力を振り絞ることでしょう。でも、そんな過酷な暑さの中で頑張ることを美徳とし、褒め称えるだけで良いのでしょうか。高校生だけではありません。明日から夏休みに入る小学生や中学生が多いと思います。死に至る危険性のある酷暑であることを、周りの教師や指導者、親、そして公の立場の人などの大人が理解し、元気に二学期の始業式を迎えられるようにして欲しいものです。その始業式の日も、きっとまだ酷暑だと思うからです。

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「関ヶ原」 [本・映画・アニメ・詩歌]

実は私、歴史小説は好きな方です(逆に恋愛小説は苦手です)。
一時期、戦国時代を題材とした小説を読み漁ったことがあります。もちろん、司馬遼太郎氏著書の「関ヶ原」も上中下巻を完読しました。で、先日近所のレンタルビデオ店を覗いた時に同名の作品を見つけたので、つい借りてしまいました。「日本のいちばん長い日」などの原田眞人監督が、この日本最大規模の合戦を映画化、昨年公開された作品で、主演の石田三成を演ずるは岡田准一、対する徳川家康は役所広司、それに色を添えるくの一役に有村架純、という配役です。

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さて以下は私の印象ですが、149分という日本映画としては長い上映時間を使っても、ぜ~んぜん描き足りていない。確かに石田三成役の岡田准一さんは頑張っている感がありますが、この関ヶ原の合戦に関わる人物の描写や背景、説明が全く足りない。たとえば、石田三成を嫌う七人が誰なのか、なぜ嫌うのか、全く分からないし、なぜ大谷刑部が無条件に味方するのか、安国寺恵瓊がどういう役目を負っているのか、そもそもなぜこの合戦が僅か6時間で決してしまったのか、等をこの映画だけで理解するのは難しい。歴史に疎い方には全く分からないのでは、と思ってしまいました。なので、149分を使っても極めて「早足感」があって、セリフは急いでいるので分かりにくいし、時間軸と場面展開が飛び過ぎで、一シーンの描写や演技を味わう余裕など無し。この映画は、歴史的予備知識を持っている人にしか分からないだろうし、そんな予備知識を持っている人を満足させられるだけの充実感も無いと思います。徳川家康役の役所広司はさすがの演技力でしたが、彼を起用したために家康側を描く時間を割かねばならず、それならいっそ題名を「石田三成」にして、三成だけを描いた作品にした方が良かったのではないか、と思いました(それでも149分では足りないかも)。
岡田准一ファン、有村架純ファンなら納得の映画、それ以外の、歴史好き、合戦好き、大河ドラマ好きの方々が、ちょっとレンタルビデオで借りて見て、いろいろツッコミを入れる映画かな~、なんて思ってしまいました。



「関ヶ原」予告編


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