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今年初の峠 [車・バイク]

今年初めての峠を走ってきました。
毎年冬季は積雪のため閉鎖され、桜の季節の頃には開通するのが常でしたが、今年は昨年と比べると一週間程遅かったです。まだ左肩は本調子ではなく不安でしたが、バイクで走るには良い気候となったので、体に気を使いながら行ってきました。我が街中は既に葉桜になりつつある桜ですが、山麓ではまだ見頃でした。
GSX-Rに乗っていた頃は、「まだもっとできるはず」と遮二無二走っていた記憶が有りますが、今振り返ると無理していた部分がありました。現在は年相応な走りに徹しているつもりですが、それでもワインディングロード好きは変わらず、ついつい頑張ってしまいます。我が家の車クラウン・クロスオーバーが極めて楽な移動手段であることはご報告しましたが、やはりバイクは違います。操っている感が四輪とは比べものにならない。そこにバイクに乗る意義・意味・楽しさがあると再認識しました。左首から左肩にかけての痛みというか違和感はまだ残っていて、長時間の走行はまだ自信が有りませんが、それがかえって力の抜けた操縦に繋がっているかもしれない、とも思えました。
やはりバイクは楽しい。快適に走れる行程を選べば楽しい。暑過ぎず、寒過ぎない季節に走るのは楽しい。今年も存分に楽しみたいです。

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CROWN・CROSSOVER・First Impression(その5) [車・バイク]

長々とインプレを書いてきましたが、今回で一区切りとさせていただきます。

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オートライトは現代車として当然装備されていますが、完全静止状態では操作すればライトOFFにすることもできますが、動き出せば自動的にONになります。個人的には、以前に完全夜なのに無灯火で走っている車にヒヤッとしたことがあるので、標準装備されることには賛成です。地方都市ではそんな無灯火走行車がまだまだ見かけます(そんな車に限ってかなり年式の古い車)。オートハイビーム・雨滴感応式オートワイパーなどの装備も、無くて困ることはありませんが、現代では当たり前の装備になりつつありますから、きっと慣れれば必須装備と思うようになるのでしょう。レーダークルーズコントロールも、前車のハリアーにも付いていて使っていましたが、この車には停止状態保持もできるようになって渋滞時に楽になりました。高速道路では、レーンレーシングアシスト(LTA)をONにしていると車線の中央をキープするようにステアリングをアシストしてくれ、軽くハンドルに手を添えているだけでよく(完全手放しすると車に注意されます)、これは高速道路走行でかなり疲労感が違うことが分かりました。アクセルも車間距離維持もオート、それに加えて車線をキープする為の僅かなハンドル操作も大幅に軽減してくれるとなると、これはもう自動車は自動運転の方向に確実に進んでいる、と感じます。まだ下道では車線がはっきりしない所が存在するので難しいでしょうが、近い将来は、高速道路でまず自動運転が実現するのでしょうね。
ドライブモードセレクトも付いています。通常は「ノーマル」で十分で、「スポーツ」にするとドライブバイワイヤーの利点を生かして、アクセル操作に敏感になり、高回転まで使うようになり、キビキビ感が増す、というのも以前のハリアーと同じ(パワーアップする訳ではない)。ハリアーより増した車重でも十分なパワーが有りますから、「スポーツ」にすればカッタルイ感じはありません。しかし、足回りは固めてある訳ではないですし、GR SPORTのような野太いエキゾーストではありませんから、積極的にスポーツ走行をしようという気にはなれません。またスポーツモードでは当然燃費は落ちます。このモードセレクトの切り替えスイッチが、既述のHOLDスイッチと同じシフトの手前という実に押しにくい位置にあって、頻繁に使うには難が有ります。その燃費(ノーマルモード)ですが、ハイブリッド車は運転のしかたでかなり変わります。市街地数キロのチョイ乗り程度では1リッター当たり10km程ですが、下道でもちょっと距離を走れば13~15km程に伸びます。高速道路では普通に走れば17~19km程です。純ガソリンエンジンのハリアーGR SPORTより確実に良く、2500ccのハイブリッド車としては、まずまずの納得の燃費だと思いますし、レギュラーガソリン仕様は財布に優しいです。また納車時に担当者にコッソリ教えてもらいましたが、ハイブリッド車では実際にエンジンが稼働している時間が走行距離の割に少ないので、純ガソリン車のつもりでオイル交換すると、抜いたオイルが意外にキレイなことが多い、そうです。
今になってちょっと後悔していること挙げれば、ボディカラーです。今の日本で最も選ばれている車の色が白色であり、故に下取り時にも有利であるので、私もそれを選んでしまったのですが、我が街でもやっと見かけるようになったクラウン・クロスオーバー、その10台に9台がこのパールホワイトなのです。新車購入の最大のメリットは車体色を自由に選べることだと思うので、大多数のホワイトよりシルバーを選んだ方が良かったかな、と。各部にブラックアウト部分を取り入れて彫りの深い造形を引き立たせるにはホワイトが一番(前車のハリアーもその理由でした)との考えから選んだのですが、ちょっと没個性的かなあ、と思うようになってきました。まあホワイトが嫌いではないので、あまり気にせず乗り続けていきます。
さて、まだまだ完全に理解し尽くした感は薄いのですが、シロウトの私のインプレはこの程度にしておきます。最新の車がどんなものかを確認したくてこの車を選びましたが、確かにマニュアルを見ないと理解できない機能もありますが、先進性を十分感じられ、一人でも家族を乗せても安全に快適に移動できる車だと思います。従来の純ガソリンエンジン車のスポーツモデルのような「車を操る感」は希薄ですが、これが進化なのでしょう。これから先、様々な道を走って付き合っていきます。

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ちょっとだけ


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CROWN・CROSSOVER・First Impression(その4) [車・バイク]

では、実際に運転して、走ってみてどうか、です。ちなみに、この車(G+ドライバーサポートパッケージ1)に装備されている安全装備を全てONにしています。

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ハイブリッド車は以前アクアに乗って以来ですが、その時の記憶と比べると、モーターからエンジン駆動への切り替え(またはその逆)はほとんど意識させられることは無く、そのあたりには洗練された感じを受けます。ただやはり、搭載バッテリーを使い切るのを過剰に嫌うみたいな傾向は以前のままで、少しでも充電が減るとエンジンをかけて充電しようとします。前車のハリアーGR SPORTは純ガソリンエンジン車でしたが、スタートボタンを押せば野太いエキゾーストノートを響かせ、自動車を操って走ってやるゾ!という気持ちにさせますが、この車はそれよりずっと静かで、滑らかで、それより「今日は〇〇〇の日です」とか「新着ニュースがあります」とかのアナウンスが流れますから、よく言えば移動手段としての快適性重視、悪く言えば車を操る感が薄い感じ、を受けます。
以前にも書きましたが、後輪操舵機能はすぐに感じられ、これのお陰で長いホイールベースの割に低速時の旋回、駐車時などフルロックまでステアリングを切る時も普通に扱えます。普通に扱えるので、もう既にそれが当たり前の感覚になってしまいました。そしてこの車は4WDなのですが、普通に走っていれば全くそれを感じません。フロント部からセンターデフを介して後輪に駆動力を与える4WDではなく、後輪付近に配置したモーターを適宜使ってリアに必要な場合に限って駆動力を与える方式なので、ディスプレイに前後駆動配分を表示させないと分かりません。見れば、発進初期に後輪に駆動力を与え、少しで速度が上がれば前輪のみになるようです。コーナリング時にも後輪に駆動力を与えるようですが、それはカーブの状態次第で常にではありません。普通に走っていれば、まさにオン・ザ・レールで、アンダーステア―はほとんど感じず、ちょっと勢いよく曲がろうとすると、各種の電子制御が介入して、まったく何事も無く曲がっていきます。この車でスポーツ走行というのは難しいですね(制御を外すか、無視して強引に操作するかしないと)。
この車を走らせて最初に驚くのが、車が勝手にブレーキをかける、ということです。衝突の危険度が増した際に働くブレーキというのは以前からありましたが、この車では例えば交差点で赤信号で泊まろうとする際、運転者がアクセルペダルから足を離してブレーキペダルに乗せようとする前に、車が先にブレーキをかけ始めます(この場合でもブレーキランプは点きます)。実はこの車搭載の各種安全装置の中で、どの機能が作動してそうなっているのかまだ分かっていないのですが、レーダーとカメラとセンサーによって常に周りの状況を監視していて、ドライバーをアシストするのでしょう。例えばドライバーが一瞬よそ見をしていて、前車の減速に気付くのが遅れた場合などは、予め車が車間を確保するように車が自動でブレーキをかけ始めますから、そういった意味で予防安全機能と言えるのかもしれません。もちろんあくまでアシストであり、完全停止まではしてくれませんから、最後はドライバーが自らブレーキ操作をしなければなりません。これ以外にも、車載カメラで道路標識や信号の色なども読み取って作動する安全機能を見れば、確実に自動運転の方向に進んでいることを感じます。

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ボディ剛性は現代のノーマル車としてはある方で、この点は進化を感じますが、ハリアーGR SPORTのようなガシッとした堅牢感は感じません。というか、GR SPORTのようにしてしまうと、即乗り心地に影響が出ますし、車のキャラクター的に合っていないでしょう。私は当初、スーッと走る車だなあ、という印象を持ちました。エンジン+前後モーターで合算300ps近くあるので、この車重(1760kg)に対してパワー不足感はありませんが、軽快感もあまり有りません。この車でGRバージョンを作ったらなかなか面白いかもしれませんが、まあメーカーはそんな事しないでしょう。ちなみに上位グレードの2.4リットルターボ車は当然もっとパワフルですが、前後モーターの配分はノンターボとは違う(前輪は少なく後輪はパワフル)のは面白い点です。
タイヤのついては購入前に分かっていたことですが、上位グレードの21インチではなく、19インチの225/55R19+7Jアルミホイールで、ゆったり走るにはこれで十分、と思ってチョイスしたのですが、今のところその目論見通りだと思います。市街地の段差などもキツイ振動も無く、ガシッではなく適度にしなるボディと共に上手くいなしてくれて、その点は明らかにハリアーGR SPORTより快適です。よく言えばダンピングの効いた、悪く言えばステアリングを通してのインフォメーションが少な目な、ちょっとダルな印象。ただし、同じ225サイズのタイヤを履きながらホイールは、上位モデルが7.5Jなのにこのグレードは7Jなのはちょっと残念。見栄えもそうですが、もう少しリム幅があれば、舵を切った初期応答性が良くなったのでは、と思ってしまいました。ちなみにホイールデザインは純正の割には頑張っていると思い、個人的には嫌いではないです。

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