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冬眠させます [車・バイク]

今年の冬は寒いです。我が家の軽自動車のスタッドレスタイヤ、いつも「無駄に消費している」と書いてきましたが、今冬は我が地方でも雪が降る日が既に何日かあって、「有って良かった」と思っています。そこで、いろいろ悩んだのですが、私のバイク CBR650F を冬眠させることにしました。

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キッカケはバッテリー。先日の朝、今年初めてセルを回してみれば何とも弱々しい音。そのままセルボタンを押し続けたら、エンジン始動する前にセルが止まり、結局始動できず。まあ中古車ですし、購入時にバッテリーはリフレッシュ&再充電されただけで、新車時に付いてきたものであることは確認の上での購入だったので、4年前のバッテリーでは仕方ないですね。今冬は我が地方でも寒いですし、年末年始には全く乗っていなかったですし。
通勤に使う訳でもなく、自家用車はハリアーと軽自動車のキャンバスがありますから、日常生活に困ることはありません。バイクはあくまで趣味のもの。寒い冬に無理して乗ることは無いでしょう。それならば、慌ててバッテリー交換することも無い、と思って、冬眠させることにしました。春になって乗るようになったら、その際に新品バッテリーと入れ替えるつもりです。

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ああ、でもバイクには乗りますよ。愚息2号のNinja-400は元気ですから。

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ところが、トラブル(涙)


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今年の撮り始めは、例年通り [写真・撮影]

今年の撮り始めは、例年通り「全日本U-15フットサル選手権」(男女)でした。例年通りといっても、2018、2019年は撮りに行っていいませんが。

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「サッカーが撮れるからといって、フットサルが撮れるとは限らない」、これは過去に何度も書いてきたことですが、毎回撮る毎に反省する点がありました。今回は、メインで撮る機材を、1DX MarkⅡ+EF300mm F2.8 L IS、サブに1D MarkⅣ+EF70-200mm F2.8 L IS Ⅱ にしました。昨年までは殆どを、このサブの組み合わせで撮ったのですが、今年はどうしても単焦点のサンニッパをメインに使って撮ってみたくてチャレンジしました。フットサルの狭いピッチ36m×18m、撮影場所が固定、しかも屋内体育館、という条件では、明るいズームレンズが適しているのは自明でしょう。サッカーのように広いピッチだと、例えば50m先の選手が10m手前に走ってきたとしても、焦点距離的には何とかなります。しかしフットサルで20m先の選手が10m手前に走って来れば、ファインダーでとらえる選手の大きさが格段に変わることが理解していただけると思います。ハッキリ言って、コレを単焦点で撮るのは難しい(実際、一緒に撮っていたプロの方もほとんどが70-200 F2.8でした)。選手の動きもサッカーよりもずっと激しく俊敏なフットサルですから、AF速度・精度に高い性能が要求されますし、屋内ですから高感度耐性も要求されます。それらの点で今では1D4は見劣りがします。ここは1DX2を使いたいところで、そこで以前フットサル用にSIGMA 120-300mm F2.8 OS (中古)を購入して使ってみた件は、ご報告したとおりで、直ぐに手放しました。従って、今回はサンニッパの出番という訳です。

撮影開始2.jpg

単焦点のサンニッパで撮り始めて、ダメだったら従来のサブ機に切り替えるつもりで撮影をし始めました。撮影場所固定ですので、選手が近づけは300mmですから、ファインダーからはみ出してしまいます。それでも狙うポジションを絞った上で果敢に攻めの姿勢を続ければ、「撮れるじゃないか」と。一脚を使いましたが、三脚座のロックをフリーにして、近づけば縦で、離れれば横で、撮るようにして(AF指定ポイントは縦横で別々に指定)、単焦点の狭いスイートスポットを考慮しながらも攻めて撮れば(歩留まりが悪くなるのは覚悟の上)、昨年とはまた違う感じの画が撮れました。

撮影開始3.jpg

サブに持って行った 1D MarkⅣ+EF70-200mm F2.8 L IS Ⅱ でも全体の1/3程撮ってみましたが、やはり高感度耐性が現在の基準では低く、強くノイズリダクションを掛けると、髪の毛なんかがベタっとした感じになってしまいます。それに如何に中学生とはいえ、動きの素早いフットサルでは、1D4のAFでは決まれば問題ない画が得られるのですが、微妙に外したり、外してからの復帰が遅かったり(1DX2と比べてです)と、やはり年代を感じさせます。では今回メインで使った1DX MarkⅡ+EF300mm F2.8 L IS はどうだったかと言えば、サスガにAFは早い。ピンを外す時は外しますが、それでも追従すれば比較的機敏に復帰してくれますし、1D4のような曖昧さは少ないです。全てRAWで撮りましたが、DPPのノイズリダクションの掛け方は二段は違います。もし今後もこの大会を撮るなら、今回のメイン機材をチョイスするでしょうね。ただ私のサンニッパはⅠ型です。久しぶりにこのレンズを持ち出して撮ってみましたが、今の基準からすると「オールドレンズになったかな~」という印象も持ってしまいました。決して悪くはないのですがネ。

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さて例年だと、2月は撮影の予定が無く、次は3月から連戦になるのですが、それは新型コロナウィルス次第、ということでしょうか。既に我が県も若年者を中心に広がっているようなので、今年の撮影予定は不透明のままです(現在のところ)。様々な規制があっても、大会や試合が無事開催される限り、今年もできる限り撮りに行こうと思っています。

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帰り人 [巷の雑感・時の想い]

昔は一軒家を立て、そこで子供たちと暮らしていた我が家ですが、今は私の不徳の致すところで、借家住まいです。その隣人Mさんが先日、引っ越して行きました。

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元々は東京23区内の一等地に一軒家を構え、大企業と言われる会社に勤める(たぶん)エリートと呼ばれるような温和な方でした。もちろん詳しい事情は分からないのですが、7年前にこの地方都市に単身赴任でやって来て、最初に住んだところが騒音等で気に入らず、1年で引っ越して我が家の隣人となりました。といっても、親しく付き合っていた訳ではありません。連休や週末には東京へ帰ることが多く、平日も夜遅く帰っては早くに出社する、という生活でしたから、それほど頻繁に顔を合わせていた訳ではありません。単身赴任だから2~3年で東京に帰るのだろう、と思っていたら、6年も隣人であり続け、やっと念願の自宅に帰れることになったようです。
引越のことを告げられた時に、「よかったですね、これでご家族の下へ帰れますね」と言いました。Mさんは、ホッとしたような嬉しいような、そんな感じに見えました。プライベートなことを詮索する気も無いですが、引っ越し日の立ち話の時に、私より6歳若い方だと初めて知りました(もっと若いと思っていました)。定年を意識する年代ですが、それまでは家族の居る自宅から通勤するようです。何だか別れるのは寂しいですが、彼にとってはきっと良いことなのでしょう。「生活面でいろいろ教えていただいたり、お世話になって、ありがとうございました」と言ってくれました。私は、「東京に比べれば、こんな田舎に7年も単身赴任しなければならないのは、不自由で不本意だったと思います。この街での7年間は、Mさんにとって良い印象ではなかったかもしれません。けれど、ここも住んでみればまんざら悪い所ではないですよ。また近くまで来られたら寄ってください」と応えました。
朝から業者が荷物を運び出していましたが、単身赴任ではそう多くの荷物ではなかったようで、小一時間で業者のトラックへの積み込みが終わりました。最後に別れる時、お互い深々とお辞儀をし合って、Mさんは去っていきました。いや、帰っていった、と言った方が良いかもしれません。また一つ、別れを経験してしまいました。
人はその人生の中で多くの他人と出会います。その人の繋がりは、深かったり浅かったり、濃かったり薄かったり、様々です。多くの事を知ってしまったり、知らない方が良かったり、様々です。それでも、身近な人がいなくなることには、幾ばくかの寂寥を感じてしまいます。でもMさんの今後を思えば、きっと良い事なのだと思うことにしました。
空は晴、でも冷たい風の吹く日のことでした。

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2021年回顧録 [日々の徒然]

令和4年、2022年が始まり10日以上が経ちましたから、もう既に年末年始は過去のものとして、通常の日々を送っていらっしゃるかと思います。このブログも、途中何回か中断期間が有りましたが、2010年8月開始ですから、11年以上(前ブログからだと丸15年)続けてきたことになります。今ではブログという形式が時代遅れになりつつあるのは感じていますが、私としてはネット上に私情報を発信・残す方法として(慣れていることもあって)この形式が一番合っていると今でも思っているので、今しばらく続けたいと思っております。お付き合いいただける方、今年もよろしくお願いします。

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年も改まったのに旧年中の事を書くのは気が引けますが、ここで昨年を振り返っておきたいと思います。一昨年から広まった新型コロナウィルスの脅威は昨年も続きました。もうマスクや手洗い・消毒は日常的に必須となっていますし、ワクチンの不足が問題化され、それでも国民の8割近い方がワクチンを接種できました(地方在住の私は10月にやっと、でした)。その甲斐あってか、昨秋の爆発的な感染は一時おさまった感が有りますが、今冬での変異株を中心とした感染拡大(第6波でしょうか)が始まっているように感じられ、今年一年でそれらの不安を全て払拭するのは難しいのではないか、とも思ってしまいます。withコロナ状態がまだ続くのでしょうね。

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さて、このブログの基幹であるサッカー撮影ですが、その新型コロナウィルスによって、私のサッカー撮影にも大きな影響を受けました。一番は、国体(国民体育大会)の中止でしょう。数年前から関係各位と自治体が共同で準備を進めてきたのに、開催一か月前での中止発表(それも延期ではない)。私のような立場の者さえ忸怩たる思いを抱いたのですから、これまで準備に奮闘された方々、出場の為に努力されてきた選手の方々の想いは如何ばかりか、想像ができません。「東京オリンピックが開催できたのに、なぜ?」という声もありますが、東京と地方都市との差は歴然である、という証明にもなった中止決定でした。

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しかし、その他の年代別大会は(関係者の尽力により)、日程や会場を工夫しながら開催できたことは、喜ばしいことだと思いましたし、私もできる限り足を運んで撮りました。例年通りの1月の全日本U-15フットサル選手権(男女)から撮り始めて、撮影試合数は以下のように計94試合でした。
1月6試合
2月0試合
3月5試合
4月2試合
5月25試合
6月12試合
7月4試合
8月0試合
9月0試合
10月18試合
11月13試合
12月9試合
2月の撮影が無かったのは例年通りですし、8、9月は私の実父母の他界の為です。また試合数といっても、小学生の大会は試合時間が短いので一日に数試合行われますし、社会人の試合は試合時間が長いので、一試合当たりの撮影枚数は多くなります。その昨年一年間の撮影枚数(サッカー撮影に限る)は以下のようになりました。
1D MarkⅣ  19830枚(22609枚)
1DX MarkⅡ  29548枚(25819枚)  合計49378枚(48428枚)
(カッコ内は一昨年の枚数)
一昨年に比べ昨年の方が撮影試合数が多いのに撮影枚数的にはさほど変わらなかったのは、自分でもちょっと意外でした。思い当たるのは、「無駄打ちはしない」を心掛けたせいでしょうか。あまり撮影枚数が多いと、帰宅してからの作業に時間がかかるので、速報性が求められつつある中で、後処理の簡略化を考えた結果かもしれません。いづれにしても、このペースは今年も続くことと思います。
7D MarkⅡを手放して以来、サッカー撮影には上記2機種で臨んだのですが、最後のAPS-H機で画角的に便利とはいえ、EOS-1D MarkⅣは12年前の機種です。1DX2に比べればAF性能の差が顕著に感じられます。私の1D4は(このブログでご報告しましたが)2017年にシャッターユニット関係の部品交換を行っていますから、その点は安心しているのですが、徐々にサブ機扱いになって、今年の撮影枚数はもっと少なくなっていくのではないか、と思います。それに対してレンズの方は、EF400mm F2.8 L IS ⅢとEF200-400mm F4 L IS+1.4xを便利に使い分けていますから、コレは今年も変わらないでしょうね。

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サッカー撮影以外の私生活面での最大の出来事は、私の実父母の他界でした。もちろん高齢でしたし、体調面も万全ではなかったので、そう遠くない将来そうなるであろうことは分かっていましたし、準備もしてきたつもりでした。しかし現実にそうなってしまうと、慌てるものです。しかも、一ヶ月も間を置かずに二人とも逝ってしまうとは予想外でした。現在もその残務整理が終わっていませんが、ただこの出来事は私の人生において大きな転換点となることは間違いないようです。これまで蓄えた知識と経験と人脈を生かして、今年は今後の人生を考える年になると思います。

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もう一つだけ付け加えれば、バイクの買い替えでしょうか。一昨年にリターンライダーとなり、歳に似合わぬバイクを手に入れたまでは良かったのですが、やはり歳(体力)には勝てず、一年で買い替えてしまいました。でも後悔しているかと言えばそうでもなく、これからジックリ付き合っていける相棒を見つけた、として納得しています(今のところ)。最近は何だかバイクブーム(コロナウィルスの影響?)らしく、中古バイク市場が高騰しているようで、昨年のあの時に買い替えておいて正解だった、と秘かに満足しています。

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もちろん、それ以外に苦労したことは多々ありますが、年が改まってまでイヤなことを思い出すのはやめにします。
さて今年、令和4年(2022年)はどんな年になるでしょう。まだ昨年からの諸事雑事を引き続き片付けねばなりませんし、それに伴い新たな計画もあります。加齢と共に衰えていく体力を感じていますから、それを念頭に、今できることを確実にこなすことを第一に考え、無理せず、健康で過ごせたら十分と思っています。このブログもどこまで続けられるか自信が無くなってきましたが、それでもお付き合いいただける方がいらっしゃいましたら、今年もどうかよろしくお願いします。

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