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JFA第46回全日本U-12サッカー選手権大会 県大会最終日 [写真・撮影]

今年も9月からずっと各年代男女のサッカー撮影を続けていました。そして、これも例年通りなのですが、その最後となるのが小学生年代の全国大会「JFA第46回全日本U12サッカー選手権大会」で、先週末はその県大会最終日を撮りに行ってきました。私は今年で14年連続となります。

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例年通り、この最終日が行われたのは我が県のサッカーの聖地です。この施設を「聖地」なんて呼ぶのは、他県の方々にはお恥ずかしい限りですが、陸上トラックの無い天然芝のサッカー専用競技場で、観客用スタンドや選手用専用ロッカー室等を持つ施設は、地方の我が県ではココだけなのです。そしてココで試合を行えることが、我が県の子達にとって一つの目標になっていることは、以前から変わらないと思います(ウチの愚息達もそうでした)。

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今では県内各地に人工芝グランドができましたが、やはりココは特別感が有ります。まだ声を出しての応援は禁止されていますが、スタンドから見守る保護者の熱い視線を感じながら天然芝の上を駆け回る、そして勝てば全国大会に行ける。これは小学生と言えど、いや、小学生だからこそ緊張しても仕方ないでしょう。事実、硬い表情で試合を始める選手達がファインダーから窺い知れました。しかし、それを乗り越えないと全国への切符は手にできないのです。

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緊張感を拭い去り、それを試合を戦う意思や意欲に置き換えたチームが勝つ、毎年撮っていてそう思います。まだまだコロナ禍の中での大会でしたが、関係各位の尽力で無事この大会を開催できたことに感謝しつつ、この大会に参加した全選手、ココで勝っても負けても戦えた選手達、彼らの更なる飛躍を願いたいです。

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(今回も無難な写真でスミマセン)

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立山黒部アルペンルート [異国・旅・旅行]

さて翌日曜日は、立山黒部アルペンルートです。私達は下図の右から左へ進んで行きます。

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しかし、天気予報では雨。しかも山岳地です。朝7時30分に白馬のホテルを出る頃には曇天でしたが、いつ雨が降ってもおかしくない空模様。何とか昼過ぎまではもって欲しい、と願いながら朝7時30分にホテルを出たバスは、このアルペンルートの入り口である扇沢駅へ到着。

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扇沢駅からは、環境に配慮したという電気バスに乗って、長いトンネルを抜けて、念願の黒部ダムに到着。

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「展望台までは約220段の階段」との表示に、一瞬足が止まりました。でも「ここまで来たら、行くしかない!」と息を切らしながら登ります(歳を感じますねぇ)。

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いや~、幾多の先人達が築き上げた巨大なダムと放流している様を間近で見ることができました(遊覧船は運休でした)。ホント、これが見たかった!

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黒部ダムからは、黒部ケーブルカーで黒部平へ。

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そこから、支柱が1本も無い立山ロープウェイに乗り換えて大觀峰に到着。眼下に黒部ダムによって作られた黒部湖が見られます。しかし、ここは既に標高2316mで、寒い。外には既にうっすら雪が積もった山々が見れました。

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大觀峰から、今度はトロリーバスに乗って長いトンネルを走って室堂へ。着けば雨。しかも標高2450mですから相応の寒風も吹いていて、視界も悪く、寒くて建物の外に出られませんでした。このアルペンルートの標高差を考えれば、この気温差は当然のことで、きちんとそれ用の衣服を用意してこなかった事を後悔する羽目になってしまいました。「ああ、昨日のように晴れていたら、もう少しマシだったかも」というのは愚痴です。

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室堂で昼食を食べて、立山高原バスで約50分かけて美女平駅(標高977m)まで降りてきたのですが、バスの中は暖房が効いていて、しかも車窓は霧で真っ白なので、(満腹なこともあって)コックリコックリと居眠りしてしまいました。
美女平からは、最大傾斜度27度という立山ケーブルカーに乗って標高475mの立山駅まで降ります。これで、6つの乗り物を乗り継いで、立山黒部アルペンルート完遂です。欲を言えば、もう一日早ければ天候が良かったのに、とも思いましたが、それは私の普段の行いのせいでしょうね。

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その後、扇沢駅から迂回して来たバスに再乗車して、またJR高山駅に行き、「特急ひだ」でJR名古屋駅に到着したのは21時過ぎでした。
「旅は、旅行は、普段の生活から外れて、非日常を体験すること」と聞いたことがあります。その意味では、初冬の寒さを我が身で感じられた今回の旅行は、ちょっと駆け足の一泊二日でしたが、きっと後々まで記憶に残るものになると思いました。

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(今回の旅行も北海道の時と同じ、Kiss X9+EF-S24mm F2.8で撮りましたので、画角が同じでスミマセン。広角ズーム付きのもっと小型のカメラが欲しくなってきました)

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黒部峡谷トロッコ電車 [異国・旅・旅行]

今回の旅行の始まりは、JR名古屋駅。新装された「特急ひだ」で、まず岐阜県の高山へ向かいます。

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家族旅行といっても、今回は私たち夫婦と愚息2号の3人です。国が始めた「全国旅行支援」に乗っかって、急に決定した旅行で、今回は旅行会社の企画ツアーに参加です。
天候は快晴。高山からはバスで黒部峡谷へ向かいますが、一旦富山県に出てから行ったのでちょっと時間がかかりました。黒部峡谷鉄道の始発駅「宇奈月駅」に到着したのが13時30分頃。そしてあいにく土曜日だったこともあって、乗客(観光客)が多く、この「トロッコ電車」に乗るのに約1時間待ちでした。

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(下の写真は、駅前にある模型のオブジェです)

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待ち時間の間に付近を散策すれば、この辺りはすっかり紅葉で山々が染まっています。こうして仕事と撮影に追われた日常からちょっと目を逸らすと、季節がしっかり冬に向かっているのを感じます。

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さて、いよいよトロッコ電車に乗車です。紅葉の中を峡谷奥に進んでいきますが、時間的に日が傾き、オープン車両のため寒くなってきました。

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このトロッコ電車は、今では珍しいナローゲイジで、今は観光用になっていますが、本来は水力発電建設用の資材等の搬出入のために作られたそうです。でも、この山深い峡谷の奥に進むには、徒歩以外にはコレしか交通手段がありません。奥へ進むほどに、険しい山深さを感じます。

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私達は鐘釣駅で下車して、暫し散策。

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宇奈月駅への帰路ですが、この日は乗客が多くて臨時便で対応していました。私達もその臨時便に乗って宇奈月駅へ戻ってきたのが、帰路は暗くて紅葉も楽しめず、オープン車両を風が吹き通るので寒くて、寒くて。宇奈月駅に着いたのが、すっかり暗くなった18時頃でした(いや~寒かった!)
その日の宿泊は長野県の白馬。そこまでバスで移動して、ホテルに着いたのが20時近く。急いで夕食をとって、温泉に浸かって、明日に備えます。

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さらば、R7&サンニッパⅠ型 [カメラ機材]

結論から先に申し上げると、「CANON EOS R7」を手放しました。

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正直に申し上げれば、当初はこの2台を一緒に買う予定ではありませんでした。昨年末に発売開始されたR3。すぐに飛びついて予約すれば良かったのですが、諸事情の為に予約を入れたのが今年3月のこと。それからずっと待っていたのですが、店からは「納期がはっきりしない」「いつになるか分からない」との返事が繰り返されるばかり。そうした中、今年5月末にR7が発表されて6月末には発売開始されるというニュースが入ってきました。その内容を確認して、もしR7がR3の代用になるのなら、と思ってすぐに予約を入れました。そして今年の7月のほぼ同時期に、この2台を手にしたのでした。
以前にも書きましたが、センサーサイズがR3はフルサイズ、R7はAPS-Cです。過去に1D系と7D系を併用していたこともあって、R3とR7も併用できるかな、と思っていました。そしてこれまでに両機のレビューを長々と書きましたように、レフ機とミラーレス機の違い、R3とR7の相違点がおぼろげながら分かってきました。そこで私の出した決断は、早々に購入したR7を手放す、というものでした。
R7が悪い機種なのではありません。むしろ、この値段でこの性能なら、コストパフォーマンス面でかなり優れて機種だと思います。静物だけでなく動体撮影もされる方でミラーレス機導入を考えられている方には、まず間違った選択にはならないと思います。ただ、キヤノンのミラーレス機で動体撮影する場合、「EOS iTR AF X」の使いこなしが必須となります。この使いこなしの為に、R3とR7の両方は要らない、との考えに行き着きました。
私の主たる使用目的はサッカー撮影です。これも前回の記事で書きましたが、これまで使い続けてきた1DX MarkⅡ(1DX2)を未だ無視できません。R3とR7の2台を併用すれば、新AFや機能に慣れて使いこなせるまでの時間が短縮できるかもしれません。しかし私は、EOS 10Dでサッカーを撮り始めて18年以上の間、ずっとレフ機を使い続けてきました。そして光学式ファインダーを持つ1DX2に対して、決して小さくない信頼感が有ります。そうでなければ、1D4を売却した際に一緒に手放したでしょう。メイン機になるにせよサブ機になるにせよ、今後も1DX2を手元に置いて使っていくならば、近似したAFシステムを持つR3とR7のどちらか一方で足りるのではないか、との考えに至りました。どちらか一方、と問われれば、やはりR3を残しますよね。
サッカー撮影ではなく日常使いでR7を使っていく、という選択もアリかなと思いました。つまり今のKiss X9の代替え機とする案です。R7は多機能・高画素モデルの割にコンパクトですから、その役目を十分以上に果たしてくれるかもしれません。しかしそれならば(動体撮影せず高速連写も必要ないなら)、R7ではなく更に小さいR10で良いのです。いや、Kiss M2の方が良いのかもしれません。
先ごろ、キヤノンからEOS R6 MarkⅡが発表されました。フルサイズ約2420万画素ですが、更に進化した「EOS iTR AF X」を搭載した、とのこと。このキヤノンの開発したトラッキング性能は、実はまだまだ進化し続けるのでしょう。それならば、ここでR3とR7の2台持ちをせず、その進化度を見ながら次機種を考える方が賢明かな、とも思いました。
このEOS R7の買い取り額が意外に高かった、という点も理由の一つです。新品購入して約2700枚を撮った私のR7の買い取り額は、新品購入額の90%程でした。これはたぶん、現在の半導体不足等による品不足のせいで中古価格が上昇している背景のおかげでしょう。
APS-Cセンサーなれど約3250万画素の動体撮影の画も撮りました。秒15コマの高速連写でサッカーを撮ることもしました。これらがこの値段(私の購入時は178000円)で手に入ることには、正直驚きです。他の方に勧められる機種なのか、と問われれば、YESと答えるでしょう。それぐらいコストパフォーマンスに優れたR7を、手放すに惜しい気持ちも無くはありません。しかし以前にも書きましたが、使わない機材は手元に置かない、という私のこれまでの主義に従い、1DX2とR3を残して、R7を手放した次第です。そして、残したこの2台で今後もサッカーを撮り続けていきます。



さらば、サンニッパ


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