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サクラサク [日々の徒然]

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先日、我が家に愚息2号の大学合格通知がやってきました。
この時期に合格できたのですから、推薦入学です。私が大学受験の頃は(といってももう30年以上前の話ですが)、こうした推薦入学制度はあったにせよ、現在よりずっと少なくて、一般的ではありませんでした。でも少子化の今は、私立大学ではよく見かけますね。愚息1号の時もそうでしたが、兄を追って2号も進路が決まりました。国立大学を目指すチームメイトやクラスメイトもいますから、大声で喜びを叫ぶことはできませんが、これで一安心、というのが我が家です。
昔は、合否発表を電報で「サクラサク」と送って知らせることもありましたが、今はインターネットで自宅から簡単に見れます。味気ない、といえば、そうかもしれませんが、やっぱりドキドキ感はありましたし、これが現代流なのでしょうね。愚息2号が自分の将来を真剣に考えて選んだ大学なのか、と問われれば、ちょっと疑わしい部分もありますが、大学は自分の将来を真剣に考える場所、社会人になる前の助走期間、と考えている私は、名のある大学より実のある大学生活の方を子供たちに勧めてきました。来年の自分のいる場所を確保できたのですから、後はそこでの4年間を充実させて欲しい、今はただそれだけです。
愚息1号の時も、最後の試合の前に大学が決まりました。愚息2号もそうなりました。後は、目の前の重要な一戦に集中するのみ、です。

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まだ [写真・撮影]

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季節の移ろいが
緑から金色へと変わっても
まだ
まだ、終わらない
終わらせない意志が
まだ続く

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このブログでいつもコメントをいただいているkin_gyoさんが、遠方から応援撮影に駆けつけてくれました。改めて、お礼申し上げます。

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ティラピア・ブティコフェリー [熱帯魚]

久しぶりに、熱帯魚を購入しました。アフリカ原産の「テレピア・ブティコフェリー」です。

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熱帯魚店では悪名高い魚ですね。なぜ悪名高いかと言えば、非常に気性の荒い魚だからです。混泳させれば、よほどのことが無い限り、他魚を殺してしまいます。なので、単独飼育が原則。熱帯魚店では、限られた水槽で、できるだけ多くの種類の魚を販売したいのですが、1水槽に1匹しか入れられない魚というのは、非常に効率悪い魚、ということで、店ではあまり評判がよくないです。それに加え、ちょっと暴れると軽量のモーターやろ過箱を吹っ飛ばす力もありますので、それなりの設備が必要です。
アフリカ産ということで、弱アルカリ性の水質が好みかと思われますが、あまり水質には敏感でなく、中性でも全然平気。基本的に丈夫で、エサも何でも食べます(人口飼料で充分)。私が購入したのは、全長20cmほどの若魚で、30cmぐらいにはなるでしょう。
夏に逝かれた魚たちで、空き水槽が寂しいので、このテラピアを入れてみましたが、さてこれから先、どうなるでしょうね。

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画素数が足りない [写真・撮影]

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10月半ばを過ぎたこの時期、今年の公式戦が残り少なくなっていくのと同時に、チームカメラマンを務めていらっしゃる方々には、卒団準備を始められた方もいることと思います。前々回の「最後の試合」に書きましたように、実は私もその一人で、「明日の試合が最後かも」と思いながら、毎日今年撮った2万枚余の写真と格闘しております(幸い、まだ最後の試合が来てませんが)。
卒団・卒業となれば、その子のベスト写真を選び出して、大きくプリントするケースも多いかと思います。これまで私も、卒団・卒業の際にはそんな写真を額装して渡したりしてましたし、それはつまり、年間通じて撮り続けたカメラマンしかできない事であり、責務だと思うからです。で、大きくプリントというと、A4サイズが一般化した現在では、A3サイズぐらいが当てはまるでしょうか。このサイズでプリントすることを前提に写真を選んでいると、たくさん撮った割には意外に少ないことに気づきます。

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上は我がチームのゴールキーパーの写真です(ノートリミング)。GKはなかなか撮り難いポジションですが、主にタッチライン沿いで撮る私としては、ペナルティエリアから出てきてくれてもこの程度です。でも、これを本人に渡すとなれば、トリミングしたくなりますよね。A3は297mm×420mmですから、その縦横比でトリミングしたものが下の写真です。

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この写真自体はマア普通だと思うのですが、撮影機材が1D4(約1600万画素)なので、元画像が3264×4896で、上記のようにトリミングした画像は、1904×2693しかない。これって、500万画素ぐらいで、とてもA3プリントに耐えられる画像とは言えないでしょう。つまり、A3サイズにプリントするならば、もっと大きく被写体を捉えた画像でないといけない、ということになります。

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上の写真ぐらいでどうでしょうか。これをA3の縦横比でトリミングしてみます。

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これでも、2568×3631で、約930万画素です。この程度ではA3プリントには足らない。もっと被写体を大きく撮る必要があります。
よく、「写真印刷では300dpiが理想」ということを聞いたことがあります。A3で300dpiとは、3508×4961であり、これは1D4の約1600万画素のノートリミングにほぼ匹敵します。まあ300dpiは無理としても、250dpiぐらいあれば良い、となれば、A3で2923×4134となります。たとえば下の写真は、DPPでトリミングした画です。トリミングして2923×4134にしましたが、フルの画を僅かに無駄な部分だけを削った、という印象ですね。

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これまでこのブログで、トリミング自体は悪ではないが、トリミング前提で撮らない、できるだけ大きく被写体を捉える、ということを書いてきました。ただ、広いグランドを不規則に動き回る被写体を単焦点レンズで撮るとなると、トリミングを使う割合が高くなるのが実際だと思います。その場合でもA3プリントに選ぶには、これぐらいの大きさで被写体を撮らないといけない、ということになり、現実的にはなかなかハードルは高いと思います。
では、約2000万画素(3648×5472)の7D2ならばどうでしょう。1D4に比べて2割以上高画素の7D2だと、その点で幾分選択肢が広がります。下の画は、7D2の画を同じく2923×4134にトリミングしたものですが、このくらいの大きさで被写体を捉えるのなら、撮影の難易度がかなり楽になることがお分かりいただけるでしょうか。

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「250dpiは理想、200dpiでも大丈夫」なのかもしれませんが、他人に渡すものとなれば、やっぱり自己が満足したものにしたいです。「これ以上の高画素化はもういい、それよりも・・・」という声があることも知っています。しかし動体撮影では、ことサッカー撮影では、2000万画素は最低限欲しい、というのが現在の私の率直な意見です。A4プリントが当たり前で、ちょっと大きくがA3で、しかも家庭用プリンターでもA3に対応した機種が普及し始めている、という背景を考慮すれば、です。もちろん、高画素ならば良い、という訳ではなく、ピントのしっかり合った画でなければならないので、AF性能もそれに伴っていなければならないでしょうし、高画素化は高密度化ですから、解像できるレンズの性能も必要でしょう。高画素の良い画とは、それら全てが揃ってこそだとは思います。
フルサイズで5000万画素をオーバーする機種も登場しました。エントリー機でも2400万画素のセンサー搭載機があります。高速連写機でも高画素化が不必要だとは思えない、むしろ動体撮影だからこそ高画素が欲しい、と感じた今回でした。

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