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東京へ(部屋探し) [日々の徒然]

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愚息2号は実家のあるこの街で社会人生活を始めました。これはちょっと意外でした。上の二人の子供たちは大学卒業後に、そのまま東京で働き始めたからです。その愚息2号が今春から東京へ転職するということで、部屋探しに行ってきました。ただ折しも、入学・就職・転勤シーズン真っ盛りです。今は部屋探しもネットで行う時代ですが、実際に内見しないと安心できませんよね。予め候補(サクラを除いて内見できる物件)をいくつか挙げ、不動産店を何社かピックアップしてアクセスしたのですが、どこもこの時期忙しく、予約しないと相談のテーブルにも着けません。私達が東京在住なら時間的融通もつくのですが、この地から東京まで出かけるとなると日程的な制約が有ります。なるべく時間を効率良く使って、多くの物件を見て回って決めたいので、数日前にスケジュールを組んで行ったのですが、行けば「残念ながら決まっちゃいました」という物件もあったりして、ちょっと焦ってしまいました。愚息とて経済的な余裕が有る訳ではないので、都心近くに住むことなど端から諦めていましたが、学生生活ではないので、通勤を重視して選んだ結果、それでも何とか決めることができました。学生時代と同じ多摩地区なのは、何か縁でもあるのでしょうかね。あとは諸手続きの後、引っ越し作業ですが、現時点でまだ日程が決まっていません。
久しぶりに東京まで行ったので、長女と長男と調布で合流して夕食を共にしました。東京在住の社会人としてしっかり地に足を着けているようで、一安心すると共に、今度は次男もそうなって欲しいと思いました。親として今回の引っ越しの件までは手助けしてやろうと思ってますが、まったく今月は忙しくなりそうで・・・

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YAMAHA NS-1000M [日々の徒然]

今回書かせていただくのは、YAMAHA NS-1000M。まるでバイクのような名前ですが、日本楽器製造のスピーカーです。

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以前このブログで、昔はカメラや写真は趣味ではなかった、と書いたことがあります。この「昔は」というのは、今から40年以上前のことで、その頃はオーディオが趣味だったのです。
もちろんそんな若かりし学生の頃ですから、豊潤な予算があるはずもなく、お年玉や小遣いをコツコツ溜めて費やすしかなかった。ただ地方在住者の悲しさで、実際に見て、触って、聞いて、ということがなかなかできない。我が街にはそんなオーディオ専門店など無かったのです。今のようなネット環境皆無でしたから、知識はオーディオ専門雑誌などで得て、今のような通販が発達していなかったので、休みの日に友人と連れ立って近郊都市のオーディオ専門店に電車で行って、やっと貯めたお金を清水の舞台から飛び降りるような覚悟(どんな覚悟か~?)でセコセコ購入して楽しんでいたのです。そのオーディオ関係の友人というのが医者の息子で、彼は私よりもずっとお金の融通がきく立場だったのですが、一軒家に住みながらもあまり大きな音を出せない環境で、それに比べ私はそんな心配が無用だったのが唯一の自慢だったように記憶しています。そんな私達の憧れの地が、東京の秋葉原だったのです。秋葉原に行けば、遥かに多い種類の機器を直に見て、触って、聞くことができる、しかも地方で買うよりも安い値段で手に入れることができる、でも気軽に行ける距離ではない、そんな想いを抱いていた田舎の高校生だったのです。
それが動機という訳ではありませんが、大学入試に成功して東京住まいとなった私は、ありったけの貯金を持って早速行きました、秋葉原へ。田舎出のオーディオ好き大学一年生にとって、もう見るもの聞くもの全てが刺激的というか何というか、オーディオ雑誌で説明されている事はこういうことだったのか、こういう音のことだったのか、感動しきり。それで秋葉原には、お金も無いのに何度か行きました。当時はもちろんCDなど無く、レコードの時代です。オーディオ好きが注視するのは(今は違うかもしれませんが、当時は)、音の入口と出口。その入り口であるレコードプレーヤーは、アームや針などのパーツ(これらは比較的安価なので)をコツコツ買って組み上げた自作のものを東京に持ち込んでいました。そして音の出口であるスピーカーは、東京に行ったら自分の耳でしっかり聞いて、良いものを手に入れたい、との思いを胸に忍ばせて、そんな秋葉原通いをしていたわけです。その時の憧れはJBLでしたが、いくら貯金をかき集めたとはいえ、ちょっと手の出ない金額なのは分かっていました。で、次候補を選ぶために何度か通っていた私にある店員さんが「ちょっとコレを聞いてみない?」と言って、店の視聴室に招かれて聞かせてもらったのが、YAMAHAの「NS-1000M」だった訳です(長い前フリでスミマセン)。

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このヤマハのNS-1000Mは、まったく私の候補に上がっていませんでした。でもその時に聞いた音は、何と言ったらいいか、一言でいえばクリアー、音の解像度が実に緻密でした。すっかり魅了された私は、予算的にはちょっとオーバーでしたが、無理すれば手に届く金額(定価は1台が108000円)だったこともあり、店員さんに泣きついて少しまけてもらい、購入したのでした(手持ち現金を使い果たして、その後の生活が極めて厳しくなりましたが)。
で、その時の私の住まい、築何十年の木造アパートの一室に、場違いな感じのNS-1000Mを鎮座させて早速聞いてみたところ、どうも魅力的でない。普通のスピーカーの音以上には聞こえないのです。やはり、キチンとした環境でないとあの感動的な音が得られないことが、その時になって分かってしまいました。そして、鳴らせるアンプにも(単純な高ワットという意味でなく)パワーと純度が必要で、しかもある程度以上の音量で聞かないと良さが出ないことが分かってきました。つまりは、こんな部屋では宝の持ち腐れであることを痛感させられたのでした。う~ん、これは失敗したかなあ、とも思ったのですが、このスピーカーが悪いわけじゃない、いつかコイツを思いっきり鳴らせる環境がくるまで大切にしよう、と思い直しました。
それから何度か引っ越しを経験し、住居も変わり、やっと思いっきり鳴らせる環境(一軒家)を手に入れたのが、このスピーカーを手に入れてから15年後のことでした。それまでは細々と鳴らしていたのですが、コイツの性能をフルに享受できるようになった時には、もうCDの時代になり、サラウンド全盛期になり、そして私が人生で最も忙しい時期でした。本当にコイツの良さを堪能できたのは、その当時の5年間位でしょうか。その後また借家住いとなってしまい、オーディオの趣味からは離れてしまったので、コイツは押し入れの住人となってしまい、でも私が人生で初めて趣味に大金を費やしたモノ(今ではカメラ関係にもっとつぎ込んでますが)として手放せませんでした。
このスピーカーから出る音を聞けなくなって既に15年以上経ちます。昨年の我が家の片づけで再度持ち出したのですが、コレを鳴らせるアンプが既に無く、今では聞ける環境ではありません。当時は名機と言われていましたが、40年以上経ってしまえば、普通の音に聞こえるかもしれません。けれど、今になってもう一度聞いてみたい想いが記憶と共に湧き上がってきました。いつになるか分かりませんが、それを老後の楽しみの一つとして残しておこうと思っています。



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2023年回顧録 [日々の徒然]

令和6年・2024年が始まって半月経ちましたから、きっと皆さんは正月気分も抜けて、すっかり通常生活に戻っておられると思います。このブログも(途中何度か中断期間が有りましたが)2010年8月開始ですから、13年以上(前ブログからだと丸17年)続けてきました。自分の記録として、記憶や考えの置き場として、そしてネットへの窓口として、このブログという形式が現状一番私に合っていると思っていますので、今しばらく続けたいと思っています。お付き合いいただける方、今年もよろしくお願いします。

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毎年恒例ですが、ここで昨年2023年を振り返っておきたいと思います。
まずは、私の基幹であるサッカー撮影についてですが、コロナ禍の状況が緩和され、大会・試合が通常通り行われるようになったことは、嬉しいことでした。小学生やシニアの20~25分ハーフ試合では一日に撮る試合数は多くなますし、45分ハーフの試合ではその逆になりますので、撮影試合数をあげても意味無いかもしれませんが、2022年の103試合から2023年は121試合でした。昨年は目一杯頑張って撮りに行ったつもりですので、現状ではこれがMAXかなと思います。撮影枚数もそれに比例して多くなりました。
2019年(令和元年)  66206枚
2020年(令和2年)   48428枚
2021年(令和3年)   49378枚
2022年(令和4年)   59464枚
2023年(令和5年)   65802枚
以前書いたことがありますが、撮影枚数が多ければよい・良作の得られる確率が上がる、ということは無いので、撮影後の手間を考えれば少ない方が扱い易いのですが、それでも少なすぎて後で困る場合もあって、なかなか悩ましいです。今年ももちろんサッカーを撮り続ける所存ですが、撮影枚数よりも無駄を省いて歩留まりを上げる方向で頑張りたいと思っています。

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昨年Panasonic LUMIX G-100を購入しましたが、これとKiss X9はサッカー撮影には使っていないので除外すると、撮影機材的には、一昨年に旧型サンニッパと1D4を手放した状態で一年を乗り越えました。機種ごとのサッカー撮影枚数を以下に載せます。
1DX MarkⅡ  45344枚
R3       20458枚
1DX2に比べてR3が少ないですが、これには少し思うところがあって、1DX2を優先的に使った結果です。また、ほぼRAWで撮っているので現在の私のパソコンでは、1DX2のCR2に比べR3のCR3では現像時間が倍近くかかってしまうので、一日当たりの撮影枚数が極端に多い場合や納品に迅速性を求められる場合には、1DX2を持ち出すことが多かった結果です。レンズに関しては昨年同様、EF400 F2.8 LISⅢ型とEF200-400 F4 LISが相変わらず完調ですので、撮影条件に応じて使い分けましたが、今年もこれで乗り切ろうと思っています。

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サッカー撮影以外での私生活面では、何といっても愚息1号の結婚でしょう。昨年10月の両家顔合わせ会を経て、11月に入籍しました。結婚式は今年6月に予定しているらしいです。2021年に実父母が他界し、2022年に相続と一周忌法要を済ませ、そして2023年に愚息の結婚、と我が家は変革期にあるようです。不安や不自由は今のところありませんが、変わりゆく環境に私自身も戸惑いと共に適応していく必要性を感じています。今年9月に毎年恒例の家族旅行に5人で福島県に行きましたが、今年はどうなるのか、まだ未定です。

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6年乗るつもりで2回目の車検を通したハリアーGR SPORTでしたが、5年5か月29000km程でお別れとなり、11月にクラウン・クロスオーバーがやって来ました。7月にセカンドカー(家内専用)のキャンバスも新型に買い替えたので、これで我が家の車は2台とも新車に買い替えたことになります。一気の支出はなかなか厳しいものがありましたが、自動車というのは永久に乗り続ける訳にも行かず、また昨今の安全機能の充実から新型の進化の速さも感じていたので、ここで思い切ったことに後悔はありません。しばらくはこの2台が我が家の足となってくれると思います(昨年末のダイハツの不祥事は予想外でしたが)。

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車検といえば私のバイク(HONDA CBR650F)も昨年車検でした。中古で購入したこのバイク、丸2年間で4500kmほどしか走ってませんでした。別のバイクに乗り換えも考えたのですが、上記の自動車の出費もあって、車検を通して乗り続けることにしました。バイク関係用品は既に一通りを持っていますので、バイクにかかった費用は、昨年はこの車検代だけでした。その車検直後に、東京に住む子供たちの所に3泊4日でツーリングに出かけたのは、リターンライダーになって初の長距離走でした。確かに疲れましたが、なかなか良い経験となりました。今年も何処か泊りがけで行く計画を秘かに練っていますが、実現するかどうか。なお今冬は、既にいつもの峠は冬季封鎖されましたが、暖冬傾向という予想なので、バイクは冬眠させずに乗り続けようと思っています。

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昨年一年間を振り返って思うのは、昨年は片付け&整理の年だったなあ、です。いわゆる「断捨離」ですね。実父母の遺品整理から始まって、自分の持ち物・自室の整理、自宅内&物置の保管物、有形無形の財産・権利権益なども見直して、とにかく身軽になることを考えて進めました。終活というにはまだ早いかもしれませんが、実父母の他界を経験して、そこから得た知識を活用して、今のうちにできることをやって、いざという時に慌てない&周りの方々に迷惑や苦労を掛けないような状態作りを始めたのが昨年でした。まだ道半ばですが、引き続き今年も続けていこうと思っています。
もちろん、苦労したことなどはたくさんありますが、新年を迎えた今、嫌なことを思い出すのはやめにしておきます。さて今年はどうでしょう。歳を重ねるごとに衰えていく体力を感じますが、無理せず、健康で過ごせたら十分と思っています。長く続けてきたこのブログも、いつまで続けられるか自信が無くなってきましたが、それでもお付き合いいただける方がいらっしゃいましたら、今年もどうかよろしくお願いします。

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