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相続手続き [日々の徒然]

一ヶ月近くこのブログを休憩させていただきましたが、再開したいと思います。
まずはこの一か月、私が何をしていたかについて順次書かせていただこうと思います。先月で最大の懸案事項だったのが、昨年7月・8月に相次いで亡くなった私の実父母の相続手続きが最終段階に入っていたことです。

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昨今では、残された家族が相続するに当たって、負担が少なくなるような手引書やネットのサイトがあります。そして今回、初めて相続手続きをするに当たって痛感したのも、そうした準備をしておくことの重要性です。これはなにも「遺書を残せ」ということではなく、相続財産を明確にしておくことが最重要だと思いました。相続財産には様々なものが有りますが、それらをまとめておく、それを文書にして残しておく、ことです。本人が無いものとして周りに伝えてあったとしても、たった2円の残高しかない銀行口座でも残高が有る以上は相続財産として計上しなければなりません(その為に、銀行口座を探して残高証明を取らなければなりません)。この相続財産の確定作業に、実に多くの手間と時間がかかってしまいました。
亡き父母にはそうした動産以外に不動産も所有していたので、それらの評価額の計上も必要になります。しかも二人分(相続手続き2回)です。こんな作業、シロウトの私一人でできる訳がなく、司法書士と税理士に依頼したのですが、それが四十九日法要の後の昨年十月のこと。そこから両氏に提示する資料の作成などで昨年が過ぎてゆき、今年に入って会社の決算やら確定申告などの時期には税理士の動きが悪くなったりして、やっとこの相続手続きがまとまったのがゴールデンウィーク前でした。相続人は私と遠方に住む妹2人です。妹達には相続方針とその事情、経過報告を適時してあったので、特別争うようなことは無かったのは幸いでしたが、遺産分割協議書を郵送でやり取りして、(内容は省きますが)諸手続きが完了したのが先月末でした。これでやっと一息ついたところです(でもまだ、墓や仏壇のこと、遺品の片づけなどの作業が残っていますが)。
これは実際に経験してみないと、なかなか分からない苦労だと思います。そして私も、そう言ったことを考えて準備を始めるべき歳になりました。今回の経験を踏まえて、残された家族(相続人)になるべく負担がかからないように、少しずつでも準備しておく必要性を痛感した次第です。

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