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家族旅行 2018(後編) [異国・旅・旅行]

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さて、くつろげる客室でのんびりした時間を楽しんでいた時、長男が雑誌を持って寄ってきました。「ここに行ってみない? 絶対いい写真が撮れると思うんだけどな~」と。そこは原岡海岸にある海に突き出た桟橋。東京湾に沈む夕陽がキレイに見えて、天気が良ければ富士山も見えるとか。しかしねぇ、もう日も暮れてしまって夕陽など・・・、ましてや曇天だし、と言うと、「この宿から車で行けば近いし、日が昇ってだんだん明るくなっていく様もいいんじゃない?」と撮る気満々で言うではありませんか。まあ、確かに長男の言う事にも一考の余地有りです。
そこで、日の出が午前四時くらいなので、午前三時に起きて行ってみることにしました。そこで撮った写真を載せますね。確かにきれいな夕焼けの画の方が良いかもしれませんが、これはこれでなかなか情緒感があるように思えましたが、どうでしょう。

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で、宿に帰って来て朝風呂、その後爆睡です(宿のチェックアウト時間まで滞在のつもりでしたから)。
そのチェックアウト時にスタッフのオネエサンから、「家族で旅行なんて、とても仲の良いご家族なんですね」と声をかけていただきました。我が家ではコレが普通なんですけどね。

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二日目には、南房総の景勝地の一つである「鋸山」に行くことになっていました。ただ到着した頃から雨が。やっぱり一日目に行っておくべきだったかな~、などと言いながら、キツイ階段を昇って行きます。

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うっそうとした森林を抜けて登っていきますが、なかなかキツイ。その頃には雨も本降りになり、周りの景観を楽しむ余裕も無し。

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山頂付近の見どころ「地獄のぞき」にやっとの思いで着いた時は、息もきれぎれで、もう雨か汗か分からない程ずぶ濡れ。この時ばかりは日ごろの運動不足を感じましたね。

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レンタカーに戻って出発したのですが、そこで私、疲れと寝不足で、またもや爆睡。目が覚めた時は、何故か船橋の「ららぽーと」に居ました。ここでトイレ休憩&軽~く昼食をとって、お土産など買って、品川に戻りました。
品川からまた新幹線に乗って帰宅したのですが、車中でいろいろ考えてしまいました。昨年の旅行の時は、とにかく子供達が、たとえ金銭的な負担をしても「家族で行こう」と言ってくれたことが嬉しくて、それが全てだったように思えます。今回も発案は子供達からでしたが、金銭的なことはともかく、「家族で過ごす時間」を持つことの大切さを、しみじみと感じさせられました。東京住いの彼らから見れば、田舎住いの親などに時間もお金も費やすのは、億劫になってもおかしくない。事実、私が彼らの年代の時はそうでした。それが、昨年に続いて今年も、と言ってくれたことが嬉しかった。遠く離れ、其々が其々の方向に進んで生きている中で、時に五人の家族全員が顔を合わせ、話をして、笑い合う、その大切さを感じましたし、きっと子供達も同様だったことと思えます。
確かにその為だけなら、こんな高級な宿に費用を割かなくても良いのかもしれません。この記事をご覧の皆さんには、お金に余裕がある家だな、と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、現実はまったく逆です。でも「家族旅行=癒し」と五人の家族全員が思えたからこそ、この旅行が実現したのだと思います。そう考えれば、納得いくお金の使い方だと思うのです。今しかできない使い方だと思うのです。その為に、日々汗を流して働いているのだと思うのです。
別れ際にみんなで言い合いました、「また来年も行こうね」と。

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wataru-wata

ジュニアユース様、おはようございます☆

年頃(?)のお子様、特に男の子が両親と一緒に旅行に行ってくれるのは、旅館で働く方からしても「なんて仲が良いんでしょう~」って感じるほどの事なのかと思います。
私も自分の過去を振り返ると、あの年頃の時は旅行に行ってませんから(汗)

ご子息様の怪我の事などを伺っていますから、赤の他人な私でもこうやって家族で旅行に行かれる事が何と素晴らしい事なんだろうと心が熱くなります!

一寸先は闇!ではないですが、何が起こるか分からない世の中ですから本当に家族で行ける事は素敵ですね。

あっ!
>お金に余裕がある家だな、と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが・・・
そう思ったうちの1人です、私(笑)
by wataru-wata (2018-07-05 07:25) 

ジュニアユース

wataru-wataさん、こんにちは。
親としてはまだ未熟な私ですが、子供との会話だけは欠かさないようにしてきたつもりです。
それがこうした形になったのは、もちろん私だけの努力ではなく、家族みんなの功績だと思います。
でも正直に言うと、10年ほど前に無職・無収入になり、家族には迷惑を掛けました。
家も無くなり、生活保護を受けることも考えたほどでした。
今でも定職につけず、家内共々パート収入で何とか生活している有様で、まったくお恥ずかしい限りです。
そんな実情の私たちの、ささやかな贅沢がこの旅行だった、と思ってください。

by ジュニアユース (2018-07-05 23:55)