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GSX-R 600 (L3) その5 [車・バイク]

初走行の後、もう一度愚息2号のNinja-400と別の峠にツーリング。山頂付近の駐車場に着けば濃い霧で辺りは何も見えず。「残念だな~」と言って停めて降りる時に、今度は左側に立ちコケ(涙)。原因は付近に気を取られてスタンドを完全に出しきれてなかった為。ごく初歩的なミスなのですが、今度は左カウルに傷を入れてしまい(これで一か月も満たないのに両側に立ちコケです)、更に左レバー(クラッチレバー)の先を折る、という不始末。またもや意気消沈して、200km以上走って青息吐息で、それでも無事に帰宅出来ました。

GSX-R600-5-1.jpg

(上の写真で、Ninja-400とGSX-R600のボリュームの違いがお分かりいただけるでしょうか)

折れたクラッチレバーは、ネットで部品番号を探して、同一品を通販で購入して、自分で交換しました。しかし、この2回のツーリングで得られた経験をもとに、自分なりの対策を施すことにしました。国内正規販売されていないGSX-R600ですが、ネットを徘徊すれば、様々な情報を得られる点が現代の良いところですね。
まず、主たる原因である強い前傾姿勢ですが、ハンドル位置をアップすることは避けたい(いろんな意味で)。ただこのGSX-R600のステップは、4段階に調整できることが判明(ネット情報から)。六角レンチを使って一番楽なポジションになる下前のボルト穴に変更(バンク角が多少犠牲になりますが)。また、強烈なパワーを発揮するエンジンからの振動がハンドルの震えに繋がっていると思い、ハンドルのバーエンドを重いものに交換。振動を低減する訳ではなく、最も振動する部分がフロントフォーク側に移動して幾分か改善。タイヤの空気圧も下げ、前後サスペンションの設定も、ネットで調べて、最も柔らかくしました(それでも固いですが)。そして、立ちコケ対策として、フレームスライダーを販売店で装着(追加出費はちょっと痛かったですが)。
後は自分自身です。両腕に荷重を掛けず、なるべくフリーな状態に保つためのライディングポジションやハンドルの握り方を調べて試したりしてみましたが、その為には下半身で自重を支える事でもあり、その為には脚部、腰、背筋、腹筋を鍛える必要があるなと感じ、教習所通いをしていた頃の自己流ミニトレーニング(ハードなものだと続かないので、5分程度で終わるもの)を、その後毎日続けることにしました。
そして、結局これが一番大事なことですが、なるべく多く乗って慣れる事、だと思いました。上記の事を意識しながら乗れば乗るほど、徐々に慣れていくことが実感できてきました。20歳代の頃はそんなに考えずに、この「慣れ」がすぐに体得できるのでしょうが、還暦の身にはやはり時間が必要です(歳を感じるところです)。購入後、暇を見つけては峠通い。そうすると購入後の走行距離が1000kmを超える頃には、こうすれば楽に乗れる、ということが次第に分かってきましたが、それを1時間も持続できない。それでも2000kmを超える頃には最初期からは進歩していることが自分でも感じられ、愚息2号と300km近いツーリングにも行けるようになりました(途中で休みながらですが)。ただやはり、購入前から分かっていたつもりが、このGSX-R600はツーリング向けのバイクではないですねえ。

GSX-R600-5-2.jpg

上の写真は、交換したクラッチレバーとバーエンド。それと、カウルの傷です(涙)

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