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一周忌と納骨 [巷の雑感・時の想い]

昨年夏、私の実父が亡くなり、一ヶ月も経たずして私の実母が亡くなりました。それから四十九日法要を経て、煩雑で手間の多い相続手続が長く続き、それもやっと終わったと思ったら一周忌法要の準備に取り掛かり、それも終わらせることができました。その一周忌法要に、遠方に住む妹家族も来るというので、機を図っていた納骨も同日に行いました。

一周忌.jpg

今回の父母の葬儀は両方とも、いわゆる「家族葬」ではありませんでした。自営業だったので、仕事関係のお付き合いの方にも連絡した方が良い、との判断でそうしました。親戚関係も特別多い訳ではないと思うのですが、何せ両親がほぼ同時に認知症になり、ほぼ同時に亡くなったので、聞く人が居ない状態での葬儀、そして相続手続となってしまい、その点が苦労した最大の要因でした。しかしそれも、やっと終わりました。この一年間は、喪主として、主たる相続人として、経験したことのないことばかりに奔走してきました。まだ完全に終わったという訳ではないですが、この一周忌と納骨を終えることができ、ホッとしています。
これまで何かと私の人生に影響を与えてきた親は、二人ともいなくなりました。これからは親のいない人生が始まります。それは誰しもが経験することでしょうが、そう言った意味で、私にとって大きな転機だと思います。今までと違った道を歩めるのではないか、私の人生の第二幕、いや第三幕の始まりかも、と思います。還暦も過ぎた私の人生が、あとどのくらい残っているのか分かりませんが、これまで生きてきて、なすべきこと・好きなこと・良いと思うこと・必要なこと・楽しめること、それらを自己の判断で自由にやっていきたい、と思います。
親を亡くすことは、決して悲しいことばかりではないと思います。

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wataru-wata

ジュニアユース様、おはようございます。

そしてお疲れ様でした。

葬儀等は地域柄が色濃く反映されてますよね。

こちらの地域では社長さんが無くなっても家族葬を行う人もいれば、派手な社葬を行う人も居ます。

ただ共通しているのが「香典辞退」ですね。香典を取る人は本当に居なくなったと思います。

おそらく10年後にはもっとシンプルな葬儀になっていると思います。
by wataru-wata (2022-08-17 09:45) 

ジュニアユース

wataru-wataさん、こんにちは。
今回、両親の葬儀を終えて感じたのは、こんなにも大変なことをしなければならない遺族は悲しんでいる暇が無い、でした。
もう家族葬が珍しくなくなりつつありますね。
おっしゃるとおり、今後はもっとシンプルなものが普通になるのでしょうね。
私自身の葬儀も、それで十分、と既に家族に伝えてあります。

by ジュニアユース (2022-08-17 20:05)