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クールウェア [日々の徒然]

まあ、暑い暑い! 日本の夏が酷暑と言われるようになって久しいですが、今年は新型コロナウィルスの影響で、マスク常用が半義務となっていますから、余計に暑く感じますね。私ははっきり言って、夏より冬の方が好きです。スキーなどのスノースポーツをするわけではないのですが、寒いのは衣服を工夫すれば何とかなります。特に昨今は様々な素材や機能のものが多く出回って、衣服で防寒の面の苦労することは少なくなりつつあります。それに対して暑いのは、たとえ裸になっても暑い。もちろん半裸で出歩くことはできませんから、ホント秋が待ちどおしいです。
この酷暑の中でも屋外で仕事をしなければならない身としては、少しでも涼しい格好をしたいところですが、仕事中となればそうもいかない。そこで最近になって目についた、「接触冷感」「吸水速乾」を謳い文句にしたウェア。素材はナイロンとポリエステルなのですが、肌にヒンヤリ感のある素材。それに加え、「コンプレッション」と書かれているように、体に密着して出た汗を吸着し、それを気化熱として発散させることで清涼感を得ようとするもので、「汗をかかないようにする」の逆転的発想の商品ですね。確かにこのようなウエア、この真夏の朝夕でもジョギングをしている人達が来ているのを見かけますので、試しに買ってみました。買ったのは、きっと皆さんの街にもあるでしょう、作業服で有名な「ワークマン」。半袖シャツとレギンス合わせても、2000円でお釣りがくるものです。

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最初は防寒用のものを想像してしまい、こんなに着たら絶対に暑い、との先入観がありました。確かに、着るのに苦労するほど体に密着するタイプのもので、メタボ体型の私に大丈夫か、と思いましたが、伸縮性がよく、何とか着れます。着れば体を締め上げられたように密着しますが、薄くて柔軟ですから、動きを阻害するような窮屈さはありません。しかし、如何に冷感を謳っていても、このまま外に出て動けば汗をかきます。どんどん出る汗を、肌に密着したコレがどんどん吸収してくれますから、この酷暑では常に濡れた状態です。でもそれが意外に不快感にならない。ポイントは、この体に密着するクールウエアと、その上に着る衣服との間に空間が有った方が、つまりこのクールウェアの上に着る衣服がゆったり目のものの方が、気化した熱の放出を妨げないようで効果的。逆に、このクールウェアの上に着る衣服がピッタリ目のものだと、その衣服も一緒に濡れてしまいますから、不快感が感じられます。購入前は、真夏にこんなの着れない!と危惧してましたが、(あくまで個人的な感想ですが)まあ一つぐらい持っていても良いかな、と(値段的にも)。
実は私、バイクウエアの下にコレを着て、真夏の道を走ってます。バイクにエアコンは無いし、直射日光がガンガン照りつけてくれますし、アスファルトからも熱を浴び続けますが、メッシュ素材のバイクウェアなら、走ればどんどん風が入り込んできてくれるので、このクールウェアが吸収した汗をどんどん飛ばしてくれてます。
しかし不思議なのは、こんなに汗をかくのに、一向に体重が減らないのはナゼでしょう?

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