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はさみ [日々の徒然]

長く住んでいると(長く生きていると)、身の周りに物が溜まっていることに気付きます。買った当初は便利に使っていても、いつの間にか使わなくなった物、いつか使うだろうと常備していたのに、結局使わなかった物、購入時に高価だったので、捨てられずにしまい込んだままの物・・・etc、そういった物が次第に増えていき、収納制限の有る家や部屋を圧迫していること、まあ有りますよね。なので前回の記事に書いたように、我が家の、我が部屋の整理・片づけ・不用品の破棄などを順次行っています。これまで何度か引越を経験していますから、その都度そういった作業をしてきたのですが、どうも今後は引越す予定が無くなりそうで、それで時間を見つけてはその作業に精を出しています。この際の私の基準は、「ここ10年で手にしなかったものは今後は使わないだろうから処分する。迷ったら捨てる。処分しないで保有し続けるものは、段ボール箱などではなく、キチンとした容器にネーミングして収納する」というものです。まあそうした基準で片づけだしても、思わぬ懐かしいものが出てきては思い出に浸ってしまい、時間がドンドンかかってしまうものなのですがネ。
さて前回書いたように、そうした処分対象となるCD-RやDVD-Rが大量発生したわけですが、そのままポイっと捨てるのも怖いので、ハサミで裁断してから捨てるようにしています。このCDやDVDディスクを裁断するに、普通のハサミを使ってもできないことは無いのですが、手元にある家庭用ハサミでは結構な力が必要で、何枚も切っていると指が痛くなったりします。もっと簡単に切れるハサミは無いか、と探してみれば、ありました。今回たくさんある種類の中から迷いながらも私が購入したのは以下の「強力万能鋏」というものです(通販で購入 1500円程)。

強力万能鋏.jpg

但書には、ダンボール・カーペット・プラスチック板・スチール缶なども切断できると書かれています。大きさも通常の家庭用ハサミよりも大きく、指を通すのではなく、ペンチなどと同様に握り込むようにして裁断するので、指が痛くならず、力も入れ易く、故に楽に切ることができます。今回の私の主目的のCD-RやDVD-Rも、家庭用ハサミに比べれば楽に裁断できます(といっても、200枚近いディスクの裁断はそれなりに疲れますが)。不要なダンボール箱も大量発生しましたが、再生可能資源ゴミとして出すにあたって手ごろな大きさに裁断するにも、以前よりもずっと簡単・手軽にできます。欠点は、机の引き出しにポイっと入れておくには大きく重い点でしょうか。ドライバーやペンチなどの常備工具として扱うならリーズナブルでしょう。
最近思うのですが、汗水垂らして必死にやっていたことが、それに適した道具を使えばいとも簡単にできる、ということ。もちろん仕事として、プロの道具として使うには、それなりの金額の耐久性のある名の有る立派な工具が必要でしょうが、日常生活で使うならこの程度のもので十分で、しかも有ると無いとでは大きく違います。以前に比べ安易にできることが分かれば、意欲に繋がりますし、時間の節約にもなります。「ああ、やっぱり道具だなあ」と思った次第です。


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