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クラウン・クロスオーバー購入記(前編) [車・バイク]

本当は現行プリウスが欲しかったのです。

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今年年頭に発表されたプリウスを一目見て気に入ってしまい、次期候補筆頭に思っていました。ただ発売当初は予約殺到だろうし、ハリアーGR SPORTにもまだまだ魅力を感じていたので、そんなに焦ってはいませんでした。なので、ハリアーの2回目の車検は受けるつもりでした。その車検の前後にトヨタディーラーに行った際に、見積もりと納期などを確認したのですが、その時(今年の6月末~7月初め)でのプリウスの納期が、何と20~22か月待ち! しかも店員曰く「あと39台です」とのこと。39台予約を受けたら予約受付停止だとか。普通は発売されたら2~3年後にマイナーチェンジが行われ、価格や仕様が変更されますが、そのマイナーチェンジまでに納車されるには、今すぐに予約しないといけない、ということだそうです。しかし冷静に考えれば、今予約して22ヶ月先に納車されても、すぐにマイナーチェンジが行われるということ。長い期間待って、やっと納車されたら直ぐにマイナーチェンジって、ちょっと買う気が無くなってしまいました。これには様々な理由があるのでしょうが、「こんな長い納期を解消しないで、次々と新型車を出すなんて・・・」とぼやいていた店員の気持ちも分かります。そんなことで、次期車筆頭候補のプリウスは諦めたのでした。
現在はどこのトヨタディーラーに行っても、トヨタ車全車が購入可能です。そのディーラーでも現行ハリアーをはじめ様々な車が展示されていましたが、どれも良い車でしょうがピンと来ない。ただ唯一未来感を感じさせるのがクラウン・クロスオーバーでした。「いつかはクラウン」などというキャッチフレーズは、たぶん昭和年代の人しか知らないでしょう。私も純国産セダンに乗るなど考えてもみませんでした。しかし昨秋発売開始されたクラウン・クロスオーバーは、セダンとSUVを融合したようなスタイリングで話題となりましたし、私もその先進性を感じる外観には好印象を思っていました。カタログを貰ってじっくり眺めてみれば、最新の安全機能を始め、内容も実に先進的です。全長は長いですが、車幅はハリアーとほとんど同じで、我が家のガレージにも問題無し。ただ車格的にはプリウスより上ですので、価格差も無視できないレベルです。さてどうするか、一週間程悩みました。なお、その時のクラウン・クロスオーバーの納期は8~9か月程とのことでした。
ディーラ―担当者との打ち合わせとカタログをじっくり見て分かったことがあります。実際のクラウン・クロスオーバーの販売は上位グレード中心らしいのですが、私的には本革シートなど必要性を感じませんし、もちろんハイオク仕様のターボモデルも眼中に無く、ハリアーGR SPORTに替わっての車には快適性重視なので、話題の21インチタイヤでなくても良いだろう、そう考えれば下位グレードで十分ではないか、と。最下位の「X」は業務車的なので避けるとして、次の「G」でも必要十分な装備だと思いました。ただディーラ―担当者から、オプションとして「ドライバーサポートパッケージ1」を付けることを勧められました。これを付ければ、Gの一つ上の「G dvanced」との装備差(特に安全装備の面での差)がほぼ無くなります(あくまで私の欲しい装備での話です)。GとG dvancedの価格差は35万円ですから、私的にはG+ドライバーサポートパッケージ1が最もコストパフォーマンスが良いと思いました。そこまで検討して値引き交渉に入ったのですが、なかなか渋かったですね。当初考えていたプリウスの見積もりに比べれば、100万円近い差が有りました。
ただ考えてみれば、このクラウン・クロスオーバーと当初の候補車プリウスでは、納期が一年以上差が有ります。今乗っているハリアーGR SPORTは車検を通したばかりですので、(車の無い生活はできない地方在住者ですから)それまで十分乗れるとして、納車時のハリアーの売却額が8か月先と20か月先とではかなり違います。現行の4代目ハリアーの発売開始は2020年ですから、プリウスを待っている間にもしハリアーがモデルチェンジでもしたら、私のハリアーは2世代前となり、売却額は今よりもっと落ちることが考えられます。その点を考慮すれば、クラウン・クロスオーバーとプリウスの価格差はグッと縮まります。う~ん、と暫し考えて、思い切ってクラウン・クロスオーバーの発注契約書を交わしたのが、ことし7月上旬のことでした。その時は、来年の2~3月納車予定と言われました。



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