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パルケエスパーニャ [異国・旅・旅行]

大学の夏休みなんて2ヶ月近くもあるのに、家に帰ってきている期間が僅か10日ほどというのは、どういうこっちゃ!?、という私の愚痴はさておいて、久しぶりに5人家族に戻っている我が家です。この貴重なフル家族状態なのに、家でゴロゴロというのは惜しいので、一昨日は家族みんなで出かけてきました。今回は事前に計画を立てた訳でもなく、宿泊がらみの旅行などは無理。生憎の天気だし、まあ近場の「志摩スペイン村」へ、ということに。

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志摩スペイン村は三重県志摩市にある複合リゾート施設。そこにある「パルケエスパーニャ」は、近畿日本鉄道(近鉄)が1994年に開園したテーマパークで、スペインをモチーフにした様々な施設&建物とアトラクションが売りなのですが、ご多分にもれず、この不況で入場者数は下降気味。一時期は閉園も噂されたこともありました。私自身がココを訪れるのは確か3回目だと思いますが、今行っても、結構お金がかかった造りをしているなあ、とは思います。ただ、TDL以外はどこも入場者数が投下資本に対して伸び悩んでいるのは、いろんな原因&要因があるのでしょうね。私たちが訪れた8月9日は、平日でしたが夏休みで、お盆休みも始まっている人も多いと思われる時期なのに、それほど混雑はしていませんでした。

パルケエスパーニャ 2.jpg

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テーマパークと遊園地の違いを明確に述べられる知識は無いのですが、このご時世で、しかも大都市周辺ではない地方のこうした施設では、コンセプト重視だけでは経営的に苦しいのかもしれません。オープン当初には無かった「絶叫系乗り物」もありました。ただ、今年3月に行った富士急ハイランドほど刺激的ではなかったですが、かといって本当の子供向け施設という訳でもなく、スペインを連想させるディテイルもそこかしこに見られて、中庸というか中途半端というか、それでも維持していくためにはやむを得ないというか、経営努力はうかがい知れるというか、そんな感じがしました。それと、パレードなどで踊っている方々は別として、アトラクションの案内やレストラン・売店などで見かけるスタッフが、ほとんど地元の方々なのでしょうね、着ているユニフォームに比べてどうも「垢ぬけていない」というか(失礼)。地方のテーマパークらしく、年配のおばちゃんスタッフも多かったですね。

パルケエスパーニャ 4.jpg

もっとも、私は人混みが嫌いなので、助かりました。どのアトラクションも並ばなければならないが、30分以上も待つ必要はない、といった感じで、一日でほぼ全て見て廻ることができました。私的には、これくらいの混み具合がちょうど良いのですが、閑散期も当然あるでしょうから、これでは経営的には苦しいのでしょうね。夕方には豪雨になってしまったこともあって、帰宅の途につきましたが、1時間も2時間も並ばなければならないようなテーマパークしか生き残っていけない、という世にはなって欲しくないな、と思いました。

パルケエスパーニャ 5.jpg


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副将

大学生の夏休みはそんなものと割り切ったほうがいいかもしれませんね。うちはまだ中1以下ですから夏休みの家族旅行にはまだまだ振り回されそうです。
地元の市船が高円宮杯U15の出場を決めました。また面白くなりそうです!
by 副将 (2010-08-12 18:35) 

tm-engineering

こんばんは。
自宅から大学に通っていても、長い夏休みの大半をバイトで費やしていた者としては、似たような感じかもしれません。8月の終わりにはまた学校が始まるので、そろそろ宿題スパートをかけさせないと、です。
by tm-engineering (2010-08-12 19:07) 

ジュニアユース

コメントありがとうございます。

副将さん、こんにちは。
市船といえば、市立船橋高校ですよね。インターハイで優勝しましたね。市船には我が愚息のいるジュニアユースチームから、何人も行っていますので注目していたのですが、すごいですね。高円宮杯でもJチームを破って欲しいものだと、個人的には思っています。

tm-engineeringさん、こんにちは。
まあ、自分の大学時代を振り返ると、納得できるのでしょうが、それでもねえ。家族旅行などは、出来る時にやっておかないといけないのかもしれませんね。 家族が一つでいられる時間は、思ったよりも短いかも、なんて思い始めています。


by ジュニアユース (2010-08-12 22:50)