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さらば、7D MarkⅡ(前編) [カメラ機材]

きっかけは、キヤノンホームページを見た時(下の画)です。

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EOS 7D MarkⅡ(7D2)が「在庫極少」となっています。通常、モデルチェンジが行われると、旧型が主な店の在庫が有る間はこの「在庫極少」の表示が付けられ、その後「販売終了モデル」の仲間入りとなります。7D2の生産が現在も行われているのかどうか、それは分かりませんが、キヤノンのディスコンリストには載っていることと思われます。かといって後継機(7D3)が登場するという噂も今のところ聞きません。キヤノンは現在ミラーレス機に注力している最中ですから、7D2の機能を持ったミラーレス機が登場するか、ミラーレス機開発が落ち着いたころに7D3が登場するのか、どちらかだと想像してますが、確かなことは分かりません。
私の7D2は2014年末に購入したものですから、初期モデルです(同時にバッテリーグリップもキャンペーンで入手)。その頃は1D MarkⅣ(1D4)が主で、サブ機として使っていた7Dと入れ替える為に購入に至りました。7Dに比べて格段に各性能が良くなった7D2ですし、2017年にメーカーの「安心メンテ」も受けて、特段不満無く使ってきました。しかし、一時的なのか永久なのか分かりませんが、ディスコンされる可能性が高くなっているのを知れば、考えざるを得ません。そこで思案の末、思い切って手放すことにしました。

理由1.サッカー撮影での使用頻度が少なくなったこと
2018年では18177枚だったのが、昨年2019年では8125枚と半分以下になりました。これには理由が有って、使用レンズの変更が大きいのです。7D2でサッカーを撮る場合、組み合わせるレンズはEF300mm F2.87 L IS(サンニッパ)なのですが、それは換算焦点距離が500mm近くになり、撮り慣れた焦点距離になるからです。7D2+サンニッパは、1D4+ヨンニッパに比べて軽量コンパクト。あの重くて大きいヨンニッパを持ち出さなくてもよい、という体力的・心理的メリットがありました(特に雨中撮影では)。それが、EF200-400 F4 L IS +1.4x(3620g)やEF400mm F2.8L IS Ⅲ(2840g)という比較的軽量なレンズ(それでも一般的には大きく重いことには変わりないですが)がやって来たことで、7D2+サンニッパ(私のはⅠ型なので2550g)を持ち出さなくても、サイズ・重量的な恩恵が得られるようになったことが挙げられます。それが撮影枚数の大幅減少という結果になったのです。
理由2.サブ機にしては重い
私の1D4がメーカーの「安心メンテ」と共にシャッターユニット関係の部品交換で、従来通りの性能を発揮してくれていて、それに加えてフルサイズの1DX MarkⅡ(1DX2)との併用で、上記のレンズを使いながらサッカーのプレイを撮るに全く支障や心配がなくなった為に、7D2は主にサブ機としての立場に追いやられてしまいました。集合写真や会場内のスナップ、選手入場や表彰式などの撮影です。そのような用途に性能的に7D2は十分なのですが、ちょっと重い。プレイ撮影に1D4と1DX2を併用するなら、そのような用途にはもう少し小型軽量なものが欲しいところです。
理由3.上記の用途には、昨年手に入れたKiss X9が、なかなか役に立つことが分かったこと
Kiss X9(X9)は動体撮影には全く向かないのですが、それ以外の用途では十分な性能が有ります。同じAPS-Cセンサーでも、7D2の約2020万画素に比べX9は約2420万画素で2割程多く、レンズさえ間違わなければ、なかなか使える画が得られます。高感度ノイズの点でもX9の方が優位。やはりセンサーが新しいだけに違いが有ります。それに小型軽量で、バリアングルモニターはなかなか使えます。
理由4.使わない機材は手元に置かない主義でして
上記の経緯を考えれば、今年は昨年よりも使用頻度の低下が見込まれます。カメラがデジタルになって、コレクション性が薄くなったとはいえ、趣味として中古市場が有るのはありがたい。手放すと決めれば、なるべく早く手放した方が高値で買取してもらえます。これまでも私は、迷ったら手放す、を続けてきたので、今回もその流儀に従うことにしました。

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5年と5か月の間、9万枚以上撮ってきた私の7D2。別れに当たって惜しい気持ちも無くは無いですが、今手放すのが一番と結論付けました。売却先は、ヤフオクなどで売ればもう少し高値がつくかもしれませんが、いつもお世話になっている東京・中野の店。引き取りキットを申し込んで、綺麗に拭きあげた7D2とバッテリーグリップ(BG-E16)を箱に詰めて送り出しました。

しかし・・・

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SAKURA 2020 [日々の徒然]

テレビ、新聞、そしてネット上でも、コロナウィルスとその対策の話題で埋め尽くされた感が有りますが、我が街でも桜が満開を迎えました。

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この自粛ムードでは、のんびり花見もできないかもしれませんが、でも街行く人の足取りを僅かでも止める美しさに変わりありません。人の世は騒がしいですが、季節はしっかりと巡っているようです。

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今が盛りと咲く桜
愛でる人目は少なけれど
時の移ろい留まること無し

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Kiss X9 修理(後編) [カメラ機材]

ご報告が遅くなってしまいましたが、私のKiss X9は既に大分から帰っております。

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2月29日から閉鎖されていたキヤノン大分修理センターですが、3月16日から稼働とのアナウンスが有り、私のところにも電話連絡が有りました。その数日後、キッチリ梱包されたKiss X9が戻ってきました。修理伝票には以下のように書かれていました。

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やはり上部カバーの交換になったようで、外観を見る限り新品のよう。もちろん、ポップアップフラッシュも問題なく作動しますし、ファインダー内もすこぶるキレイ。これでしばらく存分に使って行けそうです(予想外の修理費用は痛い失費でしたが)。
修理関係をすべて大分に集約したのは、キヤノンの効率化の為でしょうが、サービス拠点が少なくなってしまったことは残念です。今回は小型のカメラボディということで、引き取り修理で間に合いましたが、以前「安心メンテ」を受けたような大型レンズや複数の機材を送る場合、引き取り修理で用意される箱には収まりきらず、自分で箱と梱包材を用意しなければならない点が、ちょっと面倒です。物流の発達した現在では、それも許容範囲と割り切るべきでしょうかネ。
昨年、ミラーレスのKissから買い替えたKiss X9です。その前はKiss DXでした。これらのカメラは気軽に持ち出して日常スナップやブログ用の写真撮影に使ったり、サッカー撮影でもプレイ以外の用途で使うので、撮影枚数はそれ程ではなくても、私の使用頻度は結構高いです。これで気分よく今後も活躍してくれることでしょう。

Kiss-X9-修理2-3.jpg


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