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サッカー撮影131(単独vs絡み その1) [サッカー撮影]

今回から「単独vs絡み」というテーマで、画を交えながら私見を書きたいと思います。

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「サッカー撮影が試合中の選手を撮るということであれば、それは人物撮影である」、これか過去に私が書いてきたことです。この試合中の選手といっても、ただ単に立っている、走っている選手だけだと、サッカー写真というには物足らない。やはりここは、画の中にボールを入れてこそサッカー写真となると思いますし、「ボールが有る所にシャッターチャンス有り」と、これも過去に書いてきました。そこで、ボールを入れたとしても、一枚の画の中に選手が一人の場合と複数人が写り込んでいる場合とでは、どのように違うでしょうか。これが今回のテーマです。

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まずは上の①の画を見てください。もちろん、試合中の選手の画ですが、選手の動き自体は俊敏ではなく緩慢ですので、ピント合わせも容易ですし、こうした画を撮ること自体は難しくありません。チーム撮りをしている方なら、この選手の写真として最低限一枚は押さえておきたいところでしょう。でも、画の中にボールが有りませんね。そこで②の画です。

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今度は同じ選手と言えど、ボールが画の中に有りますし、この選手が試合中にボールを扱っているシーンですから、十分サッカー写真として成り立つと思います。試合中の真剣な表情は、家庭などでは決して見せないでしょうから、保護者の方にとっても欲しい画になるかもしれません。では下の③の画です。

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③の画は同じ選手の試合中の写真で、ボールもしっかり入っています。それに加え、そのボールを競り合う相手選手も写り込んでいます。この③の画は、試合という勝負の場の一瞬を切り撮った一枚と言えると思いますが、いかがでしょう。

今回から、一枚の画に一人しか写っていない「単独」と複数の選手が写り込む「絡み」について書き進めたいと思います。もちろん、あくまでサッカー写真として、が前提です。

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卒団・卒業の時期ですね


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