東京へ（ソロツーリング 前編）

現在は私の生まれ故郷に住んでいる身ですが、この地と東京間は何度往復したことでしょう。たぶん100回以上は優にしている筈で、その2/3以上が自動車でのことだと思われます。で、前回の記事のとおり、東京へ行くことになったのですが、今回は車検を終えたばかりの私のバイク（CBR650F）で行くことにしました。計画では、3泊4日の予定です。

シートバックを買ったりレインウエアを買ったりしたのは、以前このブログでご報告しましたが、この旅の為です。そうして準備を整えて時期を図っていたのですが、いくら何度も通っている、新東名ができてより快適になった、とはいえ、片道約370kmの道程。リターンライダーとなって最長のツーリングとなりますし、4輪の自動車と比べて2輪のバイクでは、体力の消耗を考えなければなりません。そこで、道程途中にある家内の実家（静岡県）に一泊させてもらうことにしました。そうなると、家内の実家までは約250kmですから、急いで着く必要も無いので、ゆっくり家を出て下道を走って、静岡県内に入ってから高速道路を使えばいいかな（高速料金節約の為）、と1日目の予定を立てました。まず目指したのは、西尾市にある道の駅「にしお岡ノ山」です。

道の駅は全国各地に多々ありますが、駐車場、特にバイク用駐車スペースが完備されているので、ライダーにとっては安心して立ち寄れます。平日にもかかわらず、昼時だったせいか結構混み合っていました。当日は快晴で初夏の気温。下道を走り続けてココに到着し、お目当ての「稲荷山モンブラン」を注文。注文時に「JAFの会員ですか？」と店員さんに聞かれたので、会員証を見せると50円引きになりました。抹茶の産地といえば、まず京都が思いつくと思いますが、実は愛知県の西尾市も上位ランカーなのです。その抹茶を目の前でドッと掛けてくれるモンブランをいただきました。この抹茶餡はモッチリしていて濃厚で、これだけで食べごたえ感があります。ただ中のジェラートが硬くて（冷凍庫から出したばかり）、それが食べにくかったのは惜しまれる所かも。

さて、その後も一般道を使って三河湾エリアに行きます。やっぱりバイクで走っていて海が見えるとイイですね。フルフェイスのヘルメット内にも潮の香りが入ってきて、どこまでも走っていたい気分に浸ります。

「地域高規格道路」というのをご存知でしょうか。私が今回走った名豊道路もその一つで、無料の一般道でありながら信号がほとんど無く、快適・安全に走れる道路です。この道を使って一気に静岡県の浜松市まで走り、そこから東名高速道路に乗り、家内の実家に着いたのは夕刻のことでした。