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FIRST FAMILY GATHERING [巷の雑感・時の想い]

東京・品川に行ってきました。
来年結婚する愚息1号の両家顔合わせ食事会に参加するためですが、久しぶりに緊張してしまいました。しかし其処には、すっかり大人になった息子の姿がありました。

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親と呼ばれるようになって、30年以上が経ちました
大した信念も、確たる自信も無く、子の成長を見守ってきました
ただ唯一私が心に留めたのは、自分の被った労苦だけは子供にさせたくない
自由に飛び立たせてやりたい、そのことでした
私は自分の親のせいで、それができなかった
なので我が子には、自らの意思で決め、自らの力でその人生を歩んでほしかった
どこに住もうとも、どんな職業に就こうとも、どんな道を選ぼうとも
自分で決めた人生を歩んでほしかった
親の義務や責任を放棄する訳ではありません
親による束縛を放棄するのです
私と同じ労苦だけは、我が子に負わせたくなかっただけです

「若い時の苦労は買ってでもしろ」そんな言葉があります
でも親ならば、子供に苦労をさせまいという気持ちは当たり前かもしれません
しかし、親が庇ってやれる苦労なんて、たかが知れています
この世には、幾千幾万という苦労があります
その極僅かばかりに、傘をさしてあげただけです
これから先、私にも未知の苦労に遭遇するかもしれません
そこで耐えるのか、立ち向かうのか、別の道を模索するのか、救いを求めるのか
それは自由です
自らの知恵と意思で選んで、進んでください
私は命尽きるまで、この地にて佇み、見守ることにします

おめでとう



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ちょっとだけ O.C. [パソコン]

現在の私のパソコン(PC)は、半自作のデスクトップで2019年春から使い続けています。「光るパソコン」として、このブログでその経緯も書きました。その後、電源ユニットを初期不良で交換したことがありましたが、ほぼ毎日使っていてもトラブル等はありません。組み上げた当時は妥協すること無いパーツ選びをしたせいでしょうか、現在でも十分な性能を保っていると思います(と思っていました)。ところがここに来て難敵が現れました。EOS R3 のRAWです。
私がサッカー撮影をRAWで撮るようになって久しいですが、それはある程度以上の性能のPCあってのことで、実際にはキヤノンソフトのDPPを使ってJPEGに変換し、送ったり使ったりします。このRAW現像作業において、キヤノンのRAW(CR2)に対しては十分な性能だと思っていたのですが、R3を使うようになってそのRAWがCR3になり、現像に倍以上の時間がかかるようになると(CR3→JPEG)、サッカー撮影では撮影枚数が多いだけに、ちょっと苦しい。1000枚のRAW現像をしようとすると、「寝ている間にやってもらおう」という、ひと昔もふた昔も前の状態に戻ってしまいました。ファイルサイズはCR2もCR3もさほど変わりませんが、たぶん内部ではいろいろ変わっているのでしょうね、まあ進化と思えば仕方ないことですが。

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そこで、マザーボードのUEFIを使って、ちょっとだけオーバークロック(O.C.)を試してみました。UEFIを覗いてみたら、あくまでチューニング範囲ですが、そんな項目が見つかったからです。
で、そうした設定をした上で、R3のRAW現像をやってみたのですが、CPUファンが盛大に回るようになった割には、う~んあまり変わらない。タスクマネージャーで見れば、5GHzまでは容易に上がっているようですが、この程度の違いでは現像時間の大きな短縮にはならないということで、極めて当たり前の結果でした。きっとこのCPU(Intel Core i7 9700K 8コア/8スレッド 3.6GHz TB時最大4.9GHz)を、もっとクロック周波数の高いもの、もっとコア/スレッドの多いものに替えないと、体感できる差は得られないということでしょうね。O.C.も煮詰めていけば、もう少し効果が表れるかもしれませんが、リスクを伴いますので、この面でシロウトの私は止めておき、しばらくこのまま使い続けます。

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顔ライティング補正 [写真・撮影]

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私の主に撮っているサッカー撮影とは、「試合中の選手の撮影であるなら、それは人物撮影である」ということを、過去このブログで何度か書いてきました。そして人物撮影において、「顔」は最も重要な部位であると思われます。ただ日中屋外で、広いピッチ内を縦横に動き回る選手が被写体ですから、晴天の場合は光(太陽光)の位置を確認しながら撮影ポジションを配慮したとしても、逆光・半逆光でもシャッターを押さなければならないことは、ままあります。そういった場合、選手の顔がかなり暗くなることが多いので、後処理のレタッチで対処することになるのですが、RAWで撮っていると比較的簡単な場合があります(それが私がRAWで撮っている理由の一つです)。私がRAW現像で使っているのは、キヤノンユーザーなら無料で使えるソフト「Digital Photo Professional」(DPP)ですが、(どのVer.からDPPに追加されたのか調べても分かりませんでしたが)新たに追加された機能「顔ライティング補正」を使ってみます。

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従来のDPPなら、オートライティングオプティマイザを強めて、シャドー部を上げる処理を行うところですが、それでは顔以外のシャドー部も上げてしまいます。この「顔ライティング補正」を使うことで、選手の顔部分が補正されたことが分かるでしょうか。以下に作例を載せます。①がOFF、②がONです。

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この「顔ライティング補正」を使うには、オートライティングオプティマイザをONにすることに加え、顔認識機能をONにして撮った場合に機能させられます。つまり、画像(RAWデータ)にカメラが認識した被写体の顔情報が埋め込まれている場合、それを使ってその部分補正を行うものです。私の持っている1DX2ではこの機能を使えず、R3で撮った画のみ使用可能です。分かりやすいように上記作例の拡大画像を載せます(③が①の画の拡大、④が②の拡大)。

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R3で同じ設定で撮っていても全ての画に使えるかと言えばそうではなく、カメラの顔認識がキチンと記録された画像にしか使用できませんでした。通常のサッカー撮影では連写を使いますが、連写一枚目の⑤の画では使えず(DPPでチェックが入れられない)、⑥の画では使えました。それに加え⑥ではオートライティングオプティマイザを強めにしてあります(他のパラメーターは同じ)。

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この「顔ライティング補正」は、あくまでメーカーが考えたワンタッチ補正ですので、効果がそれほど大きくないと感じた方もいらっしゃるでしょう。オートライティングオプティマイザと併用しないと使えない機能で、あくまで他の機能やパラメーター調整と併用することを前提とされているようです。それならば、他の効果度が調整できるのですから、この「顔ライティング補正」もON/OFFだけでなく効果度を調整できたなあ、と思いました。
レタッチは後処理で、奥深いものですから、こういった補正をもっと上手く行っている方もいらっしゃると思います。メーカーが、静止画で破綻しないような程度の補正ということで用意したものですが、有って困るような機能でもなく、顔認識機能をうまく利用した機能だと思いますので、これから先は適宜使って行こうと思っています。

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