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CROWN・CROSSOVER・First Impression(その2) [車・バイク]

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下位グレードですから、シートはファブリックで、その点では高級感はありません。ただ、高級車然とするために数十万円を追加して本革シートを選ぶのは私の趣味ではないので、これはこれで納得しています。ファブリックとはいえ、普及車以上のものですし、ハリアーGR SPORTのようなセミバケットではないので、ゆったりはしていますが、一昔前のクラウンのようなフカフカではありません。下位グレードなので、シート調節は運転席のみ電動で、その他は手動ですし、それをメモリーする機能もありませんが、運転するのが95%私なので、その点も納得しています。ただ、今や軽自動車にも装備されているシートヒーター(我が家のキャンバスには付いてます)は、運転席だけでも欲しかったかな(オプションでも選べず)。
運転席周りが安っぽい、との評価が多く聞かれますが、その点は私も同意です。確かにプラスチックっぽい所が散見されて、クラウンという名の車にしてはコストダウンを感じさせます。何でも鏡面・艶有り・革張りが良いとは言いませんが、少なくともトヨタ自動車の中では高価格帯の車種なのですから、ちょっと残念な点であるのは間違いないと思います。

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電子制御機能がてんこ盛りですから、運転席周りにもステアリングにも、数多くのスイッチ類が並んでいます。ステアリングのダイレクト感を出すために、MOMOやナルディの軽量なステアリングに交換した時代を思い出すと隔世の感ですね。本革巻きのステアリングホイールは意外に小径で太いな、と最初思いましたが、走るうちに慣れてしまいました。ステアリングホイールはハンドリングを楽しむ要素ではなく、各種機能を操作するインターフェイスとなった、ということしょう。
ただ、どうにも納得できないのがスタートボタンの位置。このボタンをプッシュして車を起動させる(エンジンをかけるとは限らない)のは現代車では当たり前になってますが、このボタンがステアリングの左側にあるのが、どうにも慣れない。我が家のキャンバスも、これまで乗ってきたハリアーも右側。その他多数の車に乗ってきましたが、このスタートボタンがステアリングの左側にあるのは初めてです。なので、いつも座ると右側に手を伸ばしてしまいます。乗車時・降車時に必ず触るボタンですから、ここは統一して欲しかったです。そのステアリングコラム右側にはオドメーターとメーター照度調整のスイッチがあるのですが、これと入れ替えることは簡単だと思うのですが。

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もう一つ、スイッチ関係で気に入らないのは、電動パーキングブレーキのホールドボタンです。信号待ちなどで一時停車した時に、ブレーキペダルを踏み続けていなくても停止状態を保持してくれる便利な機能で、既に多くの車種に標準装備されているので、ご存知の方も多いことだと思います。頻繁に停止・発進を繰り返す街中では便利で、我が家の軽自動車キャンバスにも付いてます。この機能を使う時は「HOLD」ボタンを押す必要があるのですが、キャンバスでは一度このスイッチを入れたら、エンジンを切ってまた再始動してもHOLDスイッチは入ったままなのですが、このクラウンではエンジンを切るとリセットされ、再始動したら再度「HOLD」ボタンを押さなければ機能させられないのです。コレ、きわめて面倒! しかもそのスイッチがシフトレバーの手前側という、実に押しにくい位置にあって(ハリアーはスタートボタンの右に有りました)、こんなよく使うボタンがなぜこの位置に?と思ってしまいました。

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