家族旅行 2021

昨年は、新型コロナウィルスの影響で、恒例になっていた家族旅行に行けませんでした。ただ今年はどうしても行きたい。それは、家内が60歳の還暦という節目の年だからです。家内の誕生日に合わせて、先日行ってきました。

本当は、記念すべき年（歳）なので、家内の望むもっと遠方への旅行を最初は企画していたのですが、一向に収まらないコロナ禍では仕方がない、ということで、規模を縮小して比較的近場の一泊二日になってしまったのは、ちょっと申し訳なかったかな。それでも、我が家五人家族全員が顔を合わせるのは、一昨年十月の私の還暦祝いの時以来ですから、約一年九ヶ月ぶりです。集合場所はJR熱海駅です。

私達五人家族は現在は、長男＆長女の住む東京と私たち夫婦と次男が住んでいる故郷に分かれています。そこで、全員が顔を合わせられる旅行に毎年行こう、ということになって今回で4回目。目的がホテルでのんびり過ごしながら、近況報告やら他愛もない会話を楽しむ、昔は当たり前だったそんな時間を過ごす、ということが第一目的の旅行です。なので、観光より滞在ホテル選びが重要。今回は長男が頑張って良い所（でもちょっと豪華で高価）を見つけてくれました。熱海駅から少し南下した海岸沿いに建つ「UMITO VOYAGE ATAMI」というホテルです。下がそのホテルのパンフレットです。
https://umitovoyageatami.com/

ところがです、この旅行前に豪雨の為に熱海で土石流による災害が発生してしまいました。私たち夫婦と次男は、車（ハリアー）で熱海駅まで通行止め区間を回避しながら辿り着き、長男＆長女は電車を乗り継いで何とかJR熱海駅まで来れて、無事合流できました。ホテルの方に事前に確認すれば、被害も無く営業にも支障無し、との返事をもらっていたので安心していたのですが、熱海付近の飲食店や観光施設は軒並み休業を強いられたようで（コロナの影響も有ると思いますが）、集合しても行く所が無い。車で少し南下して、何とか空いていたファミレス（旅行には不適ですよね）で軽く昼食を取り、早々にチェックインしました。

このホテル、部屋数は5室と少ないのですが、全室オーシャンビュー（曇天だったのが残念）で、私たちが泊まったラグジュアリー・スイートは119㎡もあって、まるでリゾートマンションのような造りです。上にパンフレットを載せましたが、室内に半露天風呂温泉と内湯の温泉風呂の2つがこの部屋専用に有り、写真のようにアイランドタイプのフルキッチンが有って、更に大型冷蔵庫、洗濯乾燥機、電子レンジ、2ベッドルームにトイレも2つ、という豪華さ。食材を用意してここで何日か過ごしたいような気分が湧いてきます。オーシャンビューの広いバルコニーにもキッチンが完備してあり、ここでバーベキューなんてしたら、最高でしょうね。ホント、こんな客室は初めてでした（愚息はよく探したなあ）。これで天気がよかったら、とは思いましたが、それは仕方ないですね。

私達は一泊二食付きプランだったので、食事は隣室のレストランでフルコースディナーを頂きましたが、地元の食材を使ったオリジナリティ溢れる料理は、なかなか美味しかったです。
そして最後の出てきたのが、家内へのバースディケーキ。愚息が予約の時にしっかり頼んでくれたようです。

元々が、離れて暮らす家族が集まって様々な話をして過ごすのが第一目的の旅行ですから、この広い客室と広いバルコニーで各自が思い思いに過ごしながら、いろんな話に花が咲きます。それこそが、この家族旅行の一番の楽しみです。その点で、今回も十分に満喫できました。ただ不幸にも、熱海で甚大な災害が発生していたので、観光施設を巡る気にもなれず、翌日は早々に解散となってしまったのは、ちょっと惜しかったかな。でもこのホテルには、何年か先にはもう一度、その時には食材を持ち込んで数泊してみたい、そう思わせられました。
富裕な訳でもない、一般庶民の私たちには不釣り合いには違いない今回の旅行ですが、年に一度の家族全員が集まっての贅沢、と考えれば十分満足できました。また翌日から始まる日々の仕事を頑張ります！　次回の家族旅行に向けて。

again

きっと予想されていた方も、いらっしゃることでしょう・・・

昨年、あんなに苦労して大型二輪免許を取得して、GSX-R 600（2013年モデルの中古）を手に入れてリターンライダーになったのに、僅か11ヶ月でそのバイクを手放してしまうなんて、どうにも腑に落ちない方も、きっといらっしゃったのではないでしょうか。そうなんです、手放したのは買い替えの為でした。新たなバイクとの付き合い方を模索する為、というのが理由なのですが、それは改めて書かせていただこうと思っています（暫しお待ちを）。

HARRIER GR SPORT 初回車検

車のディーラーから頻繁に電話がかかってくると思ったら、私のハリアーが車検の時期でした。

「HARRIER GR SPORT」、この車を購入して初回の車検となりました。日本の車検制度の是非は別として、現行の法制度下においては、決められた時期に車検はしなければなりません。それが自動車関連会社の重要な利益になっていることは知っていますが、一般庶民としては、なるべく安く済ませたい。購入したディーラ―で行うのも良いですが、今では格安価格を売りにしている店も有ります。いろんな店に見積もりを依頼して比べてみるのも一手なのですが、「価格だけで決めるのも・・・？」と思ったので、いつもお世話になっている近所のガソリンスタンド（GS）に相談したら、納得できる価格だったので、今回はソチラに任せることにしました。

この車。スポーツを名乗る割にはアイドリングストップ機能も付いています。ちょっと前では現代の車としては必須と思われていましたが、最近ではコレを省いた新型車も出ているそうですね。この機能の付いている車にお乗りの方なら分かると思いますが、日常使い（街中走行）では頻繁に作動するので、バッテリーやスターターに対する負担が大きく、推薦されている専用のバッテリーが結構な割高な値段。全体的な低燃費化が進んだ今日では、このアイドリングストップ機能を搭載して高価なバッテリーを載せるのは、ユーザーに対しての負担が大きいのではないか、との考えからとか。確かにバッテリーは消耗品ですので、立ち往生する（過去に経験有り）前に交換するのを今まで続けてきましたが、丸3年この機能を使い続けてきたので、車検の時に割安に交換できないかな、という考えが有りました。その近所のGSでこの件を聞いてみたら、「当社の車検ではアイドリングストップ機能搭載車は必ずバッテリー交換をします」とのこと。この他に（上記の図のように）、エンジンオイル＆エレメント、前後のワイパーゴム、エアコンフィルターも交換し、更に各種添加剤等も入れてくれて、トータルで納得に値段だったので、お願いすることにしました。まあ近所なので歩いて行けますから、代車不要という点も優位だったのかもしれませんが。
今では車検は一日で済みます。朝そのGSへ持って行き、翌日朝には完了していました。FFですので、「どうせホイールを外すなら、前後の入れ替えをしてネ」と頼んでおいたら、ボディはもちろん、ホイールまでキレイにクリーニングしてありました。ブレーキダストで汚れた白いブレーキキャリパーも拭いてくれたようで、「GR」の文字もクッキリ。

丸3年乗った走行距離は17800km。通勤は自転車だし、日常の買い物などの近距離は軽自動車のキャンバスを使うので、このハリアーは私専用。撮影機材を載せてサッカー場への往復と、たまの家族での長・中距離移動（昨年からのコロナ禍の影響でそれも少ない）です。この走行距離ではタイヤはまだ6分は残っていますし、屋根付き保管なので、あまり劣化を感じたことはありません。
約35mm下げられた車高と専用サスペンション、ボディ剛性アップパーツ＆スポット溶接打点追加のボディは、今も十分に信頼を置けるハンドリングを提供してくれます。というか、ここからが角が取れた本来の性能を楽しめるのではないか、とさえ思っています。ハリアーは昨年（2020年）6月17日にフルモデルチェンジした新型が出回っていますが、そちらには今のところ「GR」の設定も無いし、私は見向きもしません。ピカピカに磨き上げられて手元に戻ってきた私の白い「HARRIER GR SPORT」、今でも十分魅力的に思えますから、まだまだ乗り続けることと思います。