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HONDA CBR650F(2017年モデル)その1 [車・バイク]

新たに私の手元にやって来たバイクは、「HONDA CBR650F (2017年モデル)」でした。今回から、その経緯からファーストインプレッションまでを書いていこうと思います。一部、以前の記述と重なる部分が有るかもしれませんが、(個人のブログなので)どうかご容赦ください。

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昨年、還暦の身で大型二輪免許取得に挑戦してリターンライダーになる決心をしたのは、現行の400ccクラスで私の眼を引くバイクが無かったからです。若かりし頃に「YAMAHA FZ400R」に乗っていたことは、以前このブログでも書きました。昨年リターンするに当たってのリターン先は、当然スポーツ系バイク一択。でも私の気を引く車種が600~1000ccクラスにしか無く、それ故の教習所通いでした。そして、その姿形に一目惚れした「SUZUKI GSX-R-600(2013年モデル)」を購入して約11ヶ月の間、早朝の峠やツーリングに行って楽しんでいました。

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ところが、というか当然というか、加齢による体力と反射神経、動体視力、集中力などの衰えを如実に感じさせられることとなりました。私にとってのバイクは、生活の手段・道具ではなく、あくまで趣味の一つです。趣味なのだから、マイペースで楽しめれば良いのでは、とも思ったのですが、現代のスーパースポーツ(SS)の範疇に入るGSX-Rは、気軽に乗り出せるバイクではありません。気合と覚悟を持って峠に持ち込めば、私程度の腕でも楽しめますが、それではこのGSX-Rの秘めたポテンシャルの半分も引き出していないでしょう。分厚いトルクを感じさせる迫力ある排気音と共に淀み無く吹き上がるエンジンは、私がどう頑張っても10000rpmが限度です。本当はそこから上が本領発揮なのに。バックステップにしている訳でもないのに深いバンク角は、公道では余裕が有り過ぎです。それに対して、前傾姿勢を強いる低いハンドル位置は、峠でコーナーを次から次へと攻める時は最適でも、その峠への往復の一般路では、なかなか厳しいポジションで疲れてしまいます。愚息とちょっと一日ツーリングに行った時も、先に休憩を要求するのは私の方。一般路を淡々と走る時も、景色などを楽しむ余裕も無く、疲れてくると「信号で止まりたいなあ」と思う始末。ましてや真夏に渋滞にハマってしまった時は廃熱地獄で、どちらかと言えば「苦行」に近い。これでは楽しみ半減なのです。

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転機は、GSX-Rを冬眠させて、愚息のNinja-400に乗っていた時のこと。「何て楽なポジションだろう、コレならばどこまででも走って行けそう」と思った事でした。同じスポーツ系バイクの筈なのに、こうも違うのか、と思えば、GSX-Rが何となく重荷に感じる時も出てきました。この1年間、昔の感覚を取り戻そうとシャカリキになって峠通いをしていましたが、それも数十回を重ねると現在の自分の限界も見えてきました。更に、もう少しバイクでいろんな所へ行ってみたい、と思うようになり、それはきっと車で行くのとは違う楽しみなのではないか、と想像するようになりました。けれど私の場合、スポーツ系バイク一択です。それ以外のネイキッドやアメリカンには全く興味が有りません(魅力を感じません)。そのスポーツ系バイクの中でも、SSのGSX-Rから、もう少し扱い易い車種に替えたら、私のバイクライフがもう少し広がるのではないか、との考えがムクムクと湧き上がってきてしまったのです。そこで、次車種候補を探し始めたのが、今年のゴールデンウィーク前のことでした。

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